またまた池端俊策の大河ドラマに
感動
(OPが回想から入る時の人形劇「三国志」風のタイトルも好きでした。OP曲も)
1991年の放送当時、その数年後吉川英治の原作を読んだ時にも、まさかこれ程太平記の世界にハマる時が来るとは思いませんでした。
最終回の80分拡大版(って、通常の2倍)まで、見事な名作でした
家康さんが晩年まで合戦に赴かざるを得ず ”重荷を背負うて遠き道を行く”でしたが、その前の足利尊氏もなかなかのものでした。
将軍になってからも20年、まさに東奔西走。しかも相手が苦楽を共にした実の弟、そして実子。
足利尊氏その人についてはまた別の機会がありそうなので( *´艸`)、ドラマについて。
名シーン満載でした
弟直義の最期。
昔語りからの、毒茶
納得尽くでの直義の最後の一言。
返す尊氏の嘆き。
涙誘われました。
(ちょっとふざけると、、、
「麒麟がくる」で本木雅弘さんの斉藤道三の毒茶があった時に伊右衛門が話題に上がりましたが、
真田広之さんはこの後に綾鷹のCMに出ましたね)
全話通じての名演が大地康夫さんの一色右馬介
放送当時前半で観るのを止めた訳ですが、この役だけは印象深く、愛知県の一色町を目にする度思い出していました。
先日の松本神社のご祭神の最初にもあるように、一色氏という足利一門の氏族があり、太平記の当時右馬介を名乗る人物も居たのかどうかですが、吉川英治の創作設定のようです。
最期は「覚悟」でした。
「麒麟」では細川藤孝はこれから逃げましたが、彼はこれに殉じました。
また涙。
南北朝を統一する義満にまでつなげて、完。
太平記の人物には、幕末から戦中までで変なイメージがついてしまい、その呪縛から完全に解けていない時代だったと思います。その中だけに制作者、出演者の皆さんに大拍手、大感謝です。
同時並行で、いろいろ教えて下さったブロガーさん達にも
で、決めた事と困った事が
決めた事。太平記所縁の地を巡ります。もちろん最初は( *´艸`)
困った事。原作の吉川英治「私本 太平記」(全8巻)を再読する決心はしたものの、山岡荘八「家康」後、同じく「新書 太閤記」(全9巻)との読み比べもしたいとも思っているし。。。3年計画になりそうです