5巻も濃い~くて面白かった
高兄弟の始動
(師泰は兄ではなく弟説を取っていました)
我等足利は
二つの政権(註:鎌倉幕府と建武政権)の長所だけをそっくり頂く
鎌倉に入った足利直義は鎌倉幕府官僚に長所を学ぶ
=明治新政府と同じ
囚われた護良親王は尊氏に歴史の法則(宿命)、
あるいは、知っててそれをやろうとする尊氏の魂胆を指摘
『最も安全に改革を成功させる秘訣』=『二番目の改革者になる』
中国古代の秦~漢の絵で説明されてましたが、
信長さん~秀吉・家康しかり、
清盛さん~頼朝・義時しかり。
そして、巻末の解説「解説上手の若君」では諏訪の特異性
そもそも祭神のタケミナカタはタケミカヅチから逃げて来たのでした
古墳時代には巨大古墳を作らず、
東山道からは外され、
平安時代に神階が従五位から正一位に一気に上がり、
特別に許された肉食、
と。何とも特異です。
諏訪の空気を感じてみたい所ですが今年の御柱祭には行けそうもないので、7年後に向けて