2024年5月釜山ひとり旅 2日目
地下鉄2号線テヨン駅から歩くこと数分
釜山博物館にやってきました
この時 駐車場に大型バスが何台も止まり小学生たちがゾロゾロ降りてきました
釜山の歴史を紹介する博物館なので子供たちの学習の場でもあるようです
それにしても館内で子供たちが自由奔放でにぎやかすぎた…
まずは東菜館へ
釜山の旧石器時代から高麗時代を紹介するエリアです
青磁の繊細なデザインにしばし見とれてしまいました
釜山館は主に釜山の日韓関係史が分かるエリア
朝鮮時代 釜山にあった釜山鎮城に豊臣の日本軍が攻め込む様子
城を取り囲む日本兵と海にはおびただしい数の船
これらの絵は釜山鎮城があったチュンサン公園にも複製されています
その後 江戸時代になると朝鮮通信使が復活し貿易や文化の交流が再開します
朝鮮で日本人が滞在・居住できる地域は制限され その場所が倭館でした
その中でかなりの規模だった釜山のチョリャン倭館(1783年)
現在もある龍頭山を中心に東館と西館が描かれています
船が港に着くとそのまま倭館に行く作りのようです
チョリャン倭館には裁判所や交易場、寺や神社があり 居住を許された者の中には仕立て屋や酒屋などの商人もいたそうです その商店街が今の南浦洞辺りです
さらに鍼灸などの医学を学ぶため藩医などもやってきたとか
約條制札碑
倭館ができ朝鮮と日本の交易が盛んになると密貿易も増えてきました
そこで両国は条例を定め厳しく取り締まりました
これはその条例が書かれた碑で倭館の入口に建てられました
とにかく厳しい内容で
日本人も朝鮮人も勝手に倭館の境界を超えたら死刑
密貿易をしたら両者とも死刑
と、こんな内容です
また倉庫番や通訳を殴ってはいけない、なんて項目もあります
その他お決りの日韓併合、釜山での独立運動と解放、朝鮮戦争の紹介がありましたが
中でも併合時代 釜山の鉄道の基礎がほぼ出来上がっていたことに驚きました
釜山博物館でした
부산의 역사와 문화를 소개하는 박물관입니다
釜山博物館 詳細
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