2005年世界時価総額ランキングトップ10は以下の通りである。

 

1位 ゼネラル・エレクトリック 3703億米ドル

2位 エクソンモービル    3495億米ドル

3位 マイクロソフト     2784億米ドル

4位 シティグループ      2455億米ドル

5位 BP            2198億米ドル

6位 ロイヤルダッチシェル  2083億米ドル

7位 P&G           1988億米ドル

8位 ウォルマート       1949億米ドル

9位 トヨタ自動車       1873億米ドル

10位 バンクオブアメリカ    1853億米ドル

 

日本株のトヨタを除く米企業9企業の株価が、その後S&P500と比較しどうなったかを見てみる。

 

1. GE, exxon, Microsoft

2005年に世界時価総額1位のGEは、リーマンショック以降、S&P500を大きく下回っている。

2005年に世界時価総額2位のExxonは、2015年頃まで10年間S&P500を明らかに上回るが、その後はアンダーパフォームしつつ現在はS&P500付近。

Microsoftは、2015年頃までS&P500と変わらぬ動きをしていたが、以降は現在までS&P500を明らかに上回っている。

 

2. Citi, BP, Shell

Citiは、リーマンショック以降回復せず。

BPも、S&P500から下に離れてからは戻らず。

Shellは2013年頃までS&P500を明らかに上回るが、その後はアンダーパフォーム。

結果として、3銘柄とも現在までS&P500を下回っている。

 

3. P&G, walmart, bank of america

P&G, walmartは、この20年弱の間S&P500に大きく離されることなく、ほぼ同様の動きをしている。

Bank of Amercaは、リーマンショック以降、明らかにS&P500をアンダーパフォームしている。

 

 ネットワークカメラとは、文字通りネットワークからアクセス可能なカメラである。

 ネットワークとは、コンピュータ同士のつながりのことであり、カメラだろうが、スマホだろうが、無線LANルーターだろうが、ネットワークを形成するということは、それぞれ1台のコンピュータである。

 下は、宅内のノートパスコンやスマホからネットワークカメラにアクセスしている図である。無線LANルーターは、物理的にインターネットに繋がれている。しかし、この状態では、インターネット(宅外)からネットワークカメラへのアクセスは制限されており、容易ではない。

 利便性向上のため、インターネット(宅外)から直接カメラへのアクセスする仕組みを考える。ここで問題は、宅外のコンピュータ(図ではスマホ)にとって、①自宅がインターネット上のどこにあるかわからないこと。②場所がわかったとして、ルーターのセキュリティを突破しなければならないことである。この解決は、知識があれば容易だが、ないと少し難しい。


 そこで、知識なくとも万人が簡単に宅内にアクセスできる仕組みを検討する。それは、下図のようにカメラに予め特定のサーバーへの安全な接続機能を組み込み、宅外(例えば中国)のサーバーとカメラを常時(定期的に)インターネットでつなぐことである。


 すると下の図のように、ネット環境を介して、どこにいてもカメラにアクセスできるようになる。


 さらに最近の安価なネットワークカメラは、宅内のネットワークすらインターネットサーバーを介することで仕組みをより単純化しているものがある。ただし、その代わりに宅内にいるにも関わらず、インターネットアクセスが必要になる。これは、特定の企業にセキュリティを委ねることになるという問題はあるが、その企業の信頼性さえ担保されれば、利便性が良い仕組みと思う。

 

 最近、実家倉庫から約20年前発売の旧フォーサーズ(オリンパスEシリーズ)の一眼レフカメラ、E-1を発見した。

 オリンパスE-1は、画素数はiPhone5にすら劣る500万画素しかないが、当時は最新鋭でプロも使っていた実績のあるカメラである。

 

 近年、映像素子ならびに映像処理技術は著しく発展し、スマホのような小さなカメラでも極めて高解像で良好な画像が簡単に撮影できるようになった。そのせいもあってか、今や純粋な「カメラ」の市場は大きく縮小しているが、20年前は、良い画質を求めると、大きなレンズ、大きなカメラ、は当然であった。

 

 2000年代初頭、オリンパスが当時の技術力を結集し、"デジタルカメラ"のために専用開発した新設計の一眼レフカメラの規格フォーサーズを発表。その初号機がE-1であった。

 フォーサーズは他社より小さな撮影素子を用いることで、比較的小型な一眼レフカメラを可能とする規格であった。しかし完全新設計ゆえ、歴史の長いキャノンやニコンと比較し、過去のレンズ資産を活かせない上、レンズのライナップも当初乏しかった。また"小さな撮影素子"は技術的にはよく考えられたものであったが、映像処理技術が他社より劣っていたこともあり、撮影素子が小さいことによるデメリットが目立ち、フォーサーズはユーザー獲得に苦戦した。

 

 2008年、オリンパスは、更なるカメラボディ及びレンズの小型化の方面へと舵を切り、より小型化可能な新規格としてマイクロ・フォーサーズ・マウントを発表。これが市場に高評価を受けるとマイクロ・フォーサーズが主流となり、従来型のフォーサーズは2012年頃に終了となった。

 

 10年程度で終了した歴史を持つ旧フォーサーズであるが、映像素子ならびに映像処理技術は時代相応に劣ることを除けば、設計思想自体はとてもよくできていた。令和の時代では、状態の良いフォーサーズのカメラは入手困難になっているが、うまく使えば今でも活躍できるカメラだと思う。

 懐かしき旧フォーサーズのオリンパスEシリーズのカメラ、国内販売された全12機種を下記表に示す。
  

 

機種

発売

電池

センサー

ボディ内手ぶれ補正

画像処理

AF

質量

E-5

2010年10月

BLM-5

(BLM-1)

Hi-speed LiveMos 1230万画素

○5段分

TruepicⅤ+

位相差+ハイスピードイメージャ

800g

E-620

2009年 3月

BLS-1

Hi-speed LiveMos 1230万画素

○4段分?

TruePicⅢ+

位相差+ハイスピードイメージャ

475g

E-30

2008年12月 

BLM-1

Hi-speed LiveMos 1230万画素

○5段分

TruePicⅢ+

位相差+ハイスピードイメージャ

655g

E-520

2008年 5月

BLM-1

LiveMOS

1000万画素

○4段分

TruePicⅢ

位相差+ハイスピードイメージャ

475g

E-420

2008年 4月

BLS-1

LiveMOS

1000万画素

TruePicⅢ

位相差+ハイスピードイメージャAF

380g

E-3

2007年11月

BLM-1

Hi-speed LiveMos

1000万画素

○5段分

TruePicⅢ

位相差

810g

E-510

2007年 6月

BLM-1

LiveMOS

1000万画素

○4段分

TruePicⅢ

位相差

470g

E-410

2007年 4月

BLS-1

LiveMOS

1000万画素

TruePicⅢ

位相差

375g

E-330

2006年 2月

BLM-1

LiveMOS

750万画素

TruePic TURBO

位相差

550g

E-500

2005年11月

BLM-1

Kodak CCD

800万画素

TruePic TURBO

位相差

435g

E-300

2005年 1月

BLM-1

Kodak CCD

800万画素

TruePic TURBO

位相差

580g

E-1

2003年10月

BLM-1

Kodak CCD

500万画素

TruePic?

位相差

660g

 

 

冬の高断熱住宅において、室温を高く保つと相対的に湿度は下がりやすい。

湿度を上げるためには加湿器が便利である。

我が家には各部屋に加湿器を導入している。そのうちの1つが、2017年に購入したシャープ製の加湿機能付き空気清浄機KC-F50(2016年製)である。2017年当時、一番の売れ筋モデルであった。

 

2022年12月現在でも、空気清浄機における価格.comの売れ筋の1位はシャープのKC-J50、Amazonの1位はKC-N50といずれもKC50シリーズである。

 

シャープの加湿空気清浄機の中でも、KC50シリーズはかなりのロングセラー商品で、当時からマイナーチェンジはあれど、内部構造は完成されていると言われていた。

 

というのは、2022年現行品(KC-R50)も、型落ちモデル(KC-J50)も、KC-F50(2016年製)もほぼ同様の内部構造で、交換部品が全く同じである。


主要な交換部品が共通ということは、市場が大きく部品が比較的安く手に入ることを意味する。

交換部品は下記のとおりである。


集じんフィルター 約10年に1回 3,955円

 

 

Ag+イオンカートリッジ 約1年に1回 780円


説明書上は、フィルター類は約10年もつとあるが、経験上10年持つことはないと思う。

全ての交換部品を変えるのにかかる費用は約1万円、これでほぼ新品と同様になる。
 
シャープKC50シリーズは、空気清浄機において重要なフィルターの性能と交換部品の入手性・コストにおいて優れている。
そして加湿器として重要な消費電力も、中で11W(加湿量は400ml/h)、静音で3.8W(加湿量は200ml/h)と気化式であるがゆえに優秀である。
給水のしやすさやタンクの量、加湿性能に関しては、より優れた製品もあるが、メンテナンスコスト・長く使えるという点も含めると、シャープのKC50シリーズはとてもよい加湿空気清浄機と思う。

Nintendo Switchの純正ドックは大きく重い。

サードパーティ製でドックが欲しくなり、Amazonで以下の商品を見つけた。

 

「スイッチドックなし」CNSLミニドック&交換ケーブル

 

CH100、価格は3280円であった。

ケーブルのような見た目で、中央部に周辺機器をつなぐUSB-Aポートもある。

基本的なドックの機能は網羅し、純正に比べとても小さく軽い。

Nintendo Switchのほか、MacBook、Huawei Mate10、Chromebookもサポートしているという。

説明書通り使用。

非純正ドックといっても通常のゲームでは問題は全くなかった。

中間のUSB-Aはキーボードなどの周辺機器も純正と同様に認識した。

入力のACアダプタは、Nintendo純正の39Wのもので問題なく動作した。

 

純正でなくても、60WのACアダプタでも問題なく動作した。

Input入力は純正ドックと同じ15Vで行われているようで、ネットの記事によると15V2.6AがTVモードに必要とのこと。

試しに30WのACアダプタで入力したところ動作しなかった。

 

遅延は気になるレベルではないが、太鼓の達人のような遅延に極めて敏感なゲームでは、純正ドックと比べ、僅かだが遅延していた。

TVモード出力ができないNintendo Switch Liteでは勿論HDMI出力は動作しなかった。