毎度お世話になっております。pyonTaです。

 今回は10月20日(月)掲載分の記事からピックアップします。

 記念すべき第十号です!今後とも宜しくお願いいたします。

 本日もはりきって参りましょう。



▼第十号のコンテンツはこちらです

1. 高額消費に株安の暴風

2. ゆとりDI最低に 9月、金融危機など影響

3. 米年末商戦、価格勝負に 高額消費、回復見込めず

4. サントリー「スタバ缶コーヒー」

5. 「内食」取り込みで明暗 中堅スーパー、増益5社・減益6社

6. ドラッグ店出店倍増 セブン&アイ施設内に



1. 高額消費に株安の暴風




■ 輸入車 ベンツ・VW販売減速


 高級外車の代名詞、メルセデス・ベンツの売れ行きが振るわない。「既存のベンツ保有者の購買意欲は底堅いが、ショールームに来店する新規客が減っている」

 ベンツ以上に落ち込んでいるのは、一台平均三百万円台のフォルクスワーゲン。輸入車は車の代金の三倍が中心購入者層の年収といわれる。「富裕層より、年収八百万―一千万円の勤労世帯のほうが消費意欲の低下が著しい」



■ 高級時計 ロレックス“換金”急増


 高級腕時計。一部では換金する動きも出始めてきた。

 コメ兵新宿店では「高級腕時計だけでなく、プラチナなどの地金相場の上昇で宝飾品の買い取りも増えている」



■ ホテル・旅館 5万円超の客室が不振


 客単価五万円超の高級旅館・ホテルも苦戦。

 海外からのビジネス客だけでなく、国内のレジャー客も落ち込んでいる。格安プランを導入する動きが広がっている。



■ 消費冷え込み さらに加速も


 実際に家計が赤字にならなくても、株の含み損を考えると、「買い物ゴコロ」が萎縮してしまう。





2. ゆとりDI最低に 9月、金融危機など影響




 日本経済新聞社が消費者に「一年前に比べて、生活は楽になったか」を尋ねて算出した九月の「ゆとりDI」はマイナス42.1で、8月に比べて3.2ポイント低下(悪化)した。低下は三カ月連続で、1998年12月の調査開始以来の過去最低を更新した。金融危機などがゆとり感に悪影響を及ぼしたようだ。



---

■ 用語【 ゆとりDI 】


 DIは diffusion index の略で、景気や業況をとらえるための指数の意。
生活に対するゆとり感を表す指数。1年前に比べて生活が「楽になった」とする人の割合から「苦しくなった」とする人の割合を引いて算出する。





3. 米年末商戦、価格勝負に 高額消費、回復見込めず




 全米小売業境界は「消費マインドは悪化し、年末にかけて消費者はぜいたくな消費を抑えて倹約せざるをえない」と、米家計の縮み志向はすぐには回復しないとみる。

 ドル安を背景に伸びていた海外からの観光客による底上げ効果も、欧州の景気減速などで勢いがそがれる可能性がある。





4. サントリー「スタバ缶コーヒー」




staba
 サントリーと米スターバックスが21日に発売する缶コーヒー「スターバックス ダブルショット」(140グラム)の税込み希望小売価格は179円で、実質的に一般的な商品の約二倍高い。

 主に三十代の男性に売り込み、初年度300万ケース(1ケースは30本入り)の販売を目指す。

 両社は2005年に業務提携。チルドカップコーヒーをすでにコンビニで発売している。

 缶コーヒーもチルドと同様にスタバの高級感を前面に出すことで消費者を囲い込みたい考え。

 サントリーは「既存市場のなかにプレミア市場を創出する」と強気だが、飲料の中でも特に新商品が多い缶コーヒーにあって独自の高級品市場を開拓できるか注目だ。





5. 「内食」取り込みで明暗 中堅スーパー、増益5社・減益6社




 中堅スーパー各社の2008年8月中間期業績は、主要企業の11社中6社が営業減益となり明暗が分かれた。「内食」回帰の追い風が吹く一方、相次ぐ食品値上げというマイナス面もあり、経営力の巧拙が結果に出た。

 下記は景気が悪化し、好調組でも一転収益は厳しくなるとの見方が大勢。

 中国産食品の問題など食の安全・安心を揺るがす事件も多発し、不安要素も多い。上期より高度な手腕が求められるのは間違いない。





6. ドラッグ店出店倍増 セブン&アイ施設内に




 調剤薬局大手のアインファーマシーズはドラッグストアの出店数を二倍に増やす。八月に包括提携したセブン&アイ・ホールディングスが運営するスーパーなどへの出店を拡大。大病院の近くにあるコンビニエンスストア「セブンイレブン」を調剤薬局に衣替えすることも検討。

 一方、アインの首都圏にあるドラッグストアのうち、店舗面積が660平方メートル程度の店を対象に、敷地内にセブンイレブンが出店することも検討。





・ 編集後記




 今回の記事では富裕層の消費低迷までもが危惧されていました。富裕層が価格志向に走るのであれば中流層も消費を抑えない訳がないと思います。

 そんな中流層の強い味方であったコンビニも変革を余儀なくされています。5の記事では、高級缶コーヒーを発売。6ではコンビニに薬局を併設し、新しい価値を付加する動きが見られます。

 価格高騰の流れに対抗せず、付加価値をプラスして高級感を訴求するか、それとも限界まで経費を削減して低価格で勝負するのか。消費の二極化に合わせて企業の戦略も消費者のニーズに上手くミートできるかが今後の見所ですね。

(pyonTa)




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 毎度お世話になっております。pyonTaです。

 このメルマガの欠点は、私情で家を空けた場合に書けなくなってしまうところでしょうか。以上、言い訳まで…!

 誠に遅くなってしまい申し訳ございませんが、今回は10月17日(金)掲載分の記事からピックアップします。

 宜しくお願いいたします。本日もはりきって参りましょう。



▼第九号のコンテンツはこちらです

1. 「消費異変」、業績を直撃 軒並み2ケタ減益

2. 株価急落「連結化」迫る 利益組み入れ狙う

3. 「イタリアン」販促 調味料、Xマス商戦にらむ

4. 外食、店舗リストラ加速 ファミレス淘汰 鮮明に





1. 「消費異変」、業績を直撃 軒並み2ケタ減益




■ 大手小売業 8月中間決算


 景気後退に伴い、消費者が不要不急の買い物を抑えたことで、総合スーパー(GMS)や百貨店が二ケタの減益。



■ 百貨店


 割引販売を拡大したほか、利益率の低い食品に需要が集まった。百貨店の得意分野である高額品が落ち込むなど従来の価格体系、商品構成が消費行動の変化に対応しきれなかった。

 ここ数年、販売をけん引してきた海外の高級ブランド品もOLの買い控えなどで低調。

 百貨店売上高の約四分の一を占める婦人服の不振も際立つ。

 京王百貨店新宿店(東京・新宿)では例年はバーゲンセールが一段落する八月末になっても、低価格品の人気が衰えず、期間を実質的に延長した。「何度も来店してから衣料品を購入する顧客が増えた」(高島屋MD本部副本部長)。消費者が衝動買いをしなくなった動きを示している。



■ コンビニ タスポ効果と「内食」で一息


 コンビニエンスストアは、たばこ販売規制導入に伴う底上げで2008年8月中間期は大手四社の営業利益が軒並み増加した。来店客増に加えて、家庭で調理する「内食」志向が重なった。

 「taspo(タスポ)」カード作成を嫌う人がコンビニに来店。

 もっともタスポ効果は一時的。弁当類など食品の売り上げが好調な一方、日用品など食品以外の売り上げは伸び悩んでいる。

 下記は医薬品の販売などタスポ効果が薄れる来期以降を見据えた動きも広がりそうだ。



■ トップはこう見る Jフロント奥田務社長


 ブランド信奉、一点豪華主義ではなく、必要なものが何かを見極めて買う「バリュー消費」に変わってきた。

 費用対効果を吟味するクレバーは消費者にどこまで対応できるかがカギ。






2. 株価急落「連結化」迫る 利益組み入れ狙う




 家電量販店大手のビックカメラは十五日、業務・資本提携しているベスト電器への出資比率を現在の14.86%から15.03%に引き上げ、持ち分法適用会社にすると発表した。ヤマダ電機に次ぐ業界二位の量販店グループが誕生する。





3. 「イタリアン」販促 調味料、Xマス商戦にらむ




 キユーピーはボージョレ・ヌーボー、クリスマス商戦に向けてイタリア料理用調味料「イタリアンテ」シリーズの販売に力を入れる。既存商品のパスタソースやリゾットを組み合わせることで、イタリア料理のコースメニューが家庭で楽しめるようにした。

 秋冬の新商品として八月下旬に発売したのは前菜用バジルソース、魚を焼いて煮込むだけでメーン料理が作れる調味料など計四品目。前菜からデザートまでキユーピーの商品でコースメニューが組めることをアピール。節約志向で外食離れに走る消費者ニーズを取り込む。

 イタリア料理はワインと合わせることが多いことから、十一月のボージョレ・ヌーボー解禁やクリスマスに向け販売増が期待できる。キユーピーは小売りに対し、自社のジャムを使ったデザートメニューや、店舗での商品配置などについても提案する。





4. 外食、店舗リストラ加速 ファミレス淘汰 鮮明に




 外食各社が店舗閉鎖など店舗リストラを加速している。節約志向やガソリン高などで消費者の外食離れが進み、郊外店を中心に採算割れする店舗が増えているからだ。少子高齢化という構造問題に加え、嗜好の多様化や飽きっぽさなど消費者意識の変化が顕著で、ファミリーレストラン型の営業形態が曲がり角に差し掛かっている。

・ すかいらーく … 3年で200店舗閉鎖。

・ スシロー … 新規出店を抑制。

・ 京樽、リンガーハット、セブン&アイ・ホールディングス、モスフードサービスなど … 不採算店を多数閉鎖。





・ 編集後記




 「価格志向」と「内食」がキーワードになる昨今の消費動向。もはや食の業界だけの問題ではなくなってきましたね。これから他の業界においても上記の二つのキーワードを意識したクロスマーチャンダイジングが効果的になると考えられます。

 明日は引き続き、消費動向に関する記事を10月20日(月)の記事からピックアップしてお届けしようと思います。宜しくお願い致します。 

(pyonTa)




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 毎度お世話になっております。pyonTaです。

 このメディア社会において情報の陳腐化は本当に著しいです。できるだけ迅速に情報をお届けしたいものです。

 今回は10月15日(水)掲載分の記事からピックアップします。今回は「eショップ・通信販売調査」がテーマです。

 宜しくお願いいたします。本日もはりきって参りましょう。



▼第八号のコンテンツはこちらです

1. シニア層が動いた eショップ・通信販売調査

2. 小売り大手、ネット急伸 店舗の存在に安心感

3. サービスの充実がEC成功の鍵

4. 注目の“未回収リスクなしの後払い”決済サービス

5. “独自ドメイン”の繁盛店をつくる





1. シニア層が動いた eショップ・通信販売調査




■ 節約志向 追い風に


 これまで若年層から中年層が中心だったネット通販の利用が60代以上のシニア層に拡大してきた。毎日の買い物に負担を感じる高齢者は多い。重たいコメや飲料などを、自宅まで届けてくれるネット通販は重宝されている。

 安全や安心を打ち出す通販サイトの登場もシニア層の利用を後押しする。

 シニアのネット通販利用は今後拍車がかかる可能性は大きく、市場の拡大は続きそうだ。



■ 日用品が急拡大


 相次ぐ値上げや一時のガソリン高などをきっかけにした外出控え現象は、無店舗・省在庫経営による商品の安さと宅配の利便性を特徴とするネット通販に、追い風となっている。

 主にスーパーやドラッグストアで売れそうな商品が軒並み伸びた。景気低迷を受け、少しでも低価格で生活必需品を手に入れようとする消費者が増えている。

 「店の信用させあれば、葉物でもモノを見ずに買ってくれる」「数年前なら携帯経由の客は若年中心で売れ筋もカジュアル衣料ばかりだったが、中高年も使い出して日用雑貨の動きが良くなっている」

 販路としての携帯とパソコンの違いもかつてほどではなくなってきた。






2. 小売り大手、ネット急伸 店舗の存在に安心感




 百貨店や家電量販店など、店舗を持つ小売り業者によるネット通販が活気づいてきた。ネット通販の全体の伸び率は21.4%だが、運営主体を小売業に限れば23.6%に上昇する。店舗が実在する安心感に企業名のブランド力が加わり、ネット通販の主役となりつつある。






3. サービスの充実がEC成功の鍵




■ 市場規模が5兆円を突破


 07年における一般顧客向けECの市場規模は5兆3440億円。そのうち、小売り・サービス業は3兆3050億円を占める。

 ネットショッピングの利用経験率は86.9%。

 ネットショッピングで商品を購入する理由で最も多いのは、「店舗の営業時間を気にせず買い物ができるから」の51.3%。次いで「店舗までの移動時間・交通費がかからないから」(43.8%)、「一般の商店ではあまり扱われない商品が購入できるから」(43.2%)。

 企業がインターネットを利用して商品を販売する理由で最も多かったのは、「広範囲に新規顧客を獲得できる」の53.5%。次いで「取引にかかわる間接業務を効率化できる」(34.9%)、「店舗が必要なく効率的」(29.6%)。



■ ECへの不安が低下


 EC市場拡大の要因には、実在を見ないでモノを買うというネットショッピングへの不安感が薄れてきたこともある。背景には、商品の使用感などを顧客が自ら発信できるブログ(日記風の簡易ウェブサイト)やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などのCGM(消費者発信型メディア)系サイトの存在がある。






4. 注目の“未回収リスクなしの後払い”決済サービス




■ 後払いニーズに対応し販売機会のロスを防ぐ


 アンケート調査では、23.5%の人が、コンビニ、郵便局、銀行での「後払い」を利用したいと回答。

 半数の顧客が、希望する決済方法がないだけで、そのネットショップでの購入を控えてしまう。販売機会のロスを防ぎ、顧客満足度を高めるためにも、後払いのニーズに応えることが必要。






5. “独自ドメイン”の繁盛店をつくる




■ モール店と独自ドメイン店 一長一短ある出店方法


 ネットショップの出店方法には、大きく分けて「ショッピングモールを利用する」「独自ドメインによる自前のショップを立ち上げる」の二通り。

 ショッピングモールには、「専門的なウェブの知識がなくても簡単に開店、手軽に運営できる仕組み」「買いたい人を集客できる仕組み」「経験がなくてもノウハウが身につく仕組み」という三つの“売れる仕組み”がある。半面、販促活動などに厳しいルールがあり、出店料や広告費など運営費洋画かかる。顧客情報も所有できない。

 独自ドメインショップには、「顧客情報を所有できる」「自由に運営できる」「運営費用が安い」という三つの“利益が出る条件”がそろっている。ただし、集客力や信頼性はショッピングモールに劣る。




■ 利益出し続ける難しさ 成功のノウハウが必要に


 ネットショップ出店前は、半数を超える人が「手軽で簡単」という印象を持っていたのに対し、実際に運営してみると難しい(27.7%)、やや難しい(27.4%)という印象が多くなる。

 ネットショップの成功に必要な条件は「知識、ノウハウ」との回答が最も多く79.9%。中でも「商売、マーケティングの知識」(67.0%)。

 ネットショップ成功のためには、“売れる仕組み”と“利益が出る条件”の両方を満たすのが理想。






・ 編集後記




 今回はネットショップの将来性とその市場を生き抜く術が主として取り上げられていました。

 確かにネットショップを始めやすく、それなりの利益も見込めます。しかし、始めやすい分、競合に埋もれやすいのも確かで、結局は不毛な価格競争に巻き込まれるのが関の山。

 ブランド力をつけることで価格競争から脱却することは可能かもしれませんが、ブランド力は一朝一夕に築けるものではありません。



 では、どのように差別化を図るか。時代の一つのキーワードとして「感性」が挙げられます。

 往々にして、顧客は値段を重視して商品を検索エンジンにかけます。すると、同じような商品・店舗が同じような価格帯で羅列されます。その時点で頭打ちです。



 そのようなときに「感性」という切り口からネットショップを検討するのです。

「感性とは何か」という議論は物議を醸すテーマです。ここではその言葉を定義するのではなく、一つの有用なフレームワークを提案します。



ダニエル・ピンク氏の主張する「6つの感性」をネットショップ運営のフレームワークにしてみたらいかがでしょうか。

「6つの感性」とは、「デザイン」「物語」「全体の調和」「共感」「遊び心」「生きがい」です。



 顧客の感性に訴求できるネットショップで組織、もしくは個人の収益向上につなげてみては。



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「6つの感性」について語るダニエル・ピンク著の「ハイ・コンセプト」のエッセンスをまとめたブログのリンクを以下に貼付します。ご関心のあるかたは一読を!

ダニエル・ピンク「ハイ・コンセプト」三笠書房, 2006



(pyonTa)




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