毎度お世話になっております。ぴょん太です。
12月8日(月)掲載分の記事からピックアップします。
本日もはりきって参りましょう!
▼第25号のコンテンツはこちらです
1. 携帯販売 悪戦苦闘
2. セリア 小型の新業態出店 都心進出にらむ
3. 男性も通える料理教室 気軽に本格派メニュー
4. ネット通販でメタボ予防 健康管理サイトと連動
5. ハウス、ベネッセと販促 「しまじろう」活用
人口普及率が8割を超え飽和状態に陥った携帯電話販売。今年度の出荷台数はすでに前年比で2割も減少、販売の前線では淘汰と再編の嵐が吹き荒れている。
一円というタダ同然の価格を可能にしたのは、一台売るごとに携帯会社から受け取る4-5万円の販売奨励金。それが端末代金を分割払いする割賦制導入で、1万5千ー3万円に減額された。安売りが難しくなり、修理などができない併売店は進退窮まった。
9月末、東京・渋谷に開業したヤマダのLABI渋谷。商品が従来の携帯会社ごとではなく、「防水機能」や「ワンセグ向き」など機能別陳列になっている。消費者が機能やデザインで端末を選ぶ実態があり、こうした陳列が求められている。
携帯番号を変えず携帯会社を変えられる番号持ち運び制(MNP)が定着し、店員の説明に説得力があれば消費者も納得して機種変更に応じる。
全国約2300店あるドコモショップの多くが、シニア向け講座を開設。60歳以上の総人口はすでに3600万人と全体の25%を超え、携帯市場でも重点開拓分野。
在日外国人を狙った営業体制の強化も広がる。ソフトバンクモバイルの旗艦店である東京・表参道では顧客の約4割が外国人ということもあり、英語や中国語を話せる店員をスタッフの半分にあたる約30人そろえた。
表参道周辺に住む外国人は外交官や外資系企業幹部など富裕層が多く、米アップルの「iPhone 3G」と合わせて付属品もよく購入する。
携帯は年齢や国を超えて浸透した。それだけにあらゆる層の要望に応えるよろず相談窓口へとの脱皮が、いま販売店に求められている。
百円ショップ大手のセリアは、おしゃれな雑貨店風の新型店「カラーザデイズ」で、売り場面積を3百平方メートルと、従来のほぼ半分にした小型店の展開を始めた。第一弾として、このほどイオン柏店(千葉県柏市)にモデル店を出した。経費を抑えながら、同業他社に比べ手薄な都心部での店舗網拡大を目指す。
カラーザデイズは通常店で約1万5千品目を扱うが、小型店は約1万。店を小型にするため、店内には商品保管用のスペースをほとんど設けていない。POSシステムを利用して売れ筋を管理し、毎日必要な商品を仕入れることで対応する。
<ぴょん太のつぶやき>
POSは結局過去の販売実績ですので、自ら品ぞろえを目利きし、構想し、提案できるバイヤー、店長・スタッフを育成することが、新たな販売力の確保、そして百円均一としてのセレクト・ショップを確立するための一つの課題となるでしょう…
ABCクッキングスタジオ(東京・中央)が運営する男性も通える料理教室「Studio +m(プラスエム)」が人気を集めている。
全国で100以上の女性専用教室を運営する同社が、男性に門戸を開くきっかけとなったのは女性会員からの要望。
通常の講習は原則5人1組で進められるが、+mは2人1組で料理を完成させる。カップルや夫婦での参加を意識。
仕事帰りのビジネスマンにも気軽に立ち寄ってもらうため、エプロンやスリッパ、手ふきなども店が用意する。提供するメニューはなるべく男性が喜ぶものを意識。
男性の参加を可能にしたことで、会社の仲間で一つの講座を貸し切るなどこれまでにない利用も増えている。作った料理はワインやビールを飲みながらその場でみんなと試食できるため、ホームパーティー感覚で参加する人も多い。
女性専用教室で成長を遂げた同社にとって、+mの役割は今後一段と重みを増しそうだ。
<ぴょん太のつぶやき>
新市場開拓をスムーズに行うための良い戦略です。まず、既存の消費者と一緒に使ってもらい、そのモノ・サービスの良さや必要性を認識してもらい、次からは一人で楽しむ…これは他の業種・業態にも使えると思います…
給食事業や各種飲食店運営のグリーンハウスは食品のインターネット通信販売を始める。消費者が食事の摂取量や運動量を記録できる同社のネットサービスと連動させ、栄養素の摂取状況などの分析を基に商品を推奨する。
通販専用サイトはグリーンハウスの子会社、ウイット(東京・新宿)が運営。サイトでは、当初は野菜ジュースやスープなどを10品目を販売。3,4カ月後には50-100品目まで広げる。
ウイットは「あすけん」と呼ぶインターネットを利用した健康管理サービスを提供している。会員登録した利用者がサイトに身長や体重、その日の食事内容を入力すると、食生活の偏りや足りない栄養素などを指摘する。
個人会員は10月までに約2万5千人集まった。食生活を個人ごとに分析できる機能を生かし、ネット上で食物繊維が足りないなどのアドバイスをしたのちに、解決策として野菜ジュースなど具体的な商品を推奨する。
ハウス食品は同社の主力カレールー「バーモントカレー」で、来年1月からベネッセコーポレーションと組み、大規模な販促に乗り出す。人気キャラクター「しまじろう」を使ったキャンペーンを実施し、パッケージも変更。内食回帰でカレー人気は高まっており、トップシェアを握るバーモントカレーの露出を増やすことでルーカレー全体の需要を喚起する。
商品パッケージも「甘口」でしまじろうをあしらったデザインを採用、販促策も告知する。ベネッセも幼児向け教材「こどもちゃれんじ」の会員向け冊子などでハウスとの取り組みなどを紹介する。
併せて、1963年の発売以来初めて、味を大幅に改良する。象徴である「リンゴとハチミツ」のバランスを見直して、コクを高めた。
未就学児を抱える世帯が購入層の大半を占めており、これらの世帯で知名度の高いキャラクターを活用することで、需要を掘り起こせると判断した。
今回の記事を俯瞰してみると、業態を「組み合わせる(記事1、4)」「小さくする(記事2)」「応用する・置き換える(記事3)」と、既存事業に一味加えた戦略のように見て取れます。これは新規事業や商品開発におけるアイディア発想に使えそうです。
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12月8日(月)掲載分の記事からピックアップします。
本日もはりきって参りましょう!
▼第25号のコンテンツはこちらです
1. 携帯販売 悪戦苦闘
2. セリア 小型の新業態出店 都心進出にらむ
3. 男性も通える料理教室 気軽に本格派メニュー
4. ネット通販でメタボ予防 健康管理サイトと連動
5. ハウス、ベネッセと販促 「しまじろう」活用
1. 携帯販売 悪戦苦闘
人口普及率が8割を超え飽和状態に陥った携帯電話販売。今年度の出荷台数はすでに前年比で2割も減少、販売の前線では淘汰と再編の嵐が吹き荒れている。
■ 不振の代理店に再編の嵐
かつて「一円携帯」で携帯販売市場に旋風を起こし、全国で起業・参入が相次いだ併売店。併売店は資本力に乏しい店が多く、そこにNTTドコモが昨年末に割賦制を導入したことが深刻な打撃となった。一円というタダ同然の価格を可能にしたのは、一台売るごとに携帯会社から受け取る4-5万円の販売奨励金。それが端末代金を分割払いする割賦制導入で、1万5千ー3万円に減額された。安売りが難しくなり、修理などができない併売店は進退窮まった。
■ 家電量販、豊富な品ぞろえ 手厚い接客武器
携帯販売市場が縮小に突入したことで、逆にその地力で存在感を高めている家電量販店。厳しい家電販売競争のなかで蓄積した売場作りのノウハウや営業手法が、キャリア主導の店舗と違う新たなモデルを築きつつある。9月末、東京・渋谷に開業したヤマダのLABI渋谷。商品が従来の携帯会社ごとではなく、「防水機能」や「ワンセグ向き」など機能別陳列になっている。消費者が機能やデザインで端末を選ぶ実態があり、こうした陳列が求められている。
携帯番号を変えず携帯会社を変えられる番号持ち運び制(MNP)が定着し、店員の説明に説得力があれば消費者も納得して機種変更に応じる。
■ サービス拠点へ脱皮
携帯は売る時代からサービスの時代に――。一人一台行き渡り、買い替えサイクルが長期化するなか、携帯ショップの存在意義が変わってきた。全国約2300店あるドコモショップの多くが、シニア向け講座を開設。60歳以上の総人口はすでに3600万人と全体の25%を超え、携帯市場でも重点開拓分野。
在日外国人を狙った営業体制の強化も広がる。ソフトバンクモバイルの旗艦店である東京・表参道では顧客の約4割が外国人ということもあり、英語や中国語を話せる店員をスタッフの半分にあたる約30人そろえた。
表参道周辺に住む外国人は外交官や外資系企業幹部など富裕層が多く、米アップルの「iPhone 3G」と合わせて付属品もよく購入する。
携帯は年齢や国を超えて浸透した。それだけにあらゆる層の要望に応えるよろず相談窓口へとの脱皮が、いま販売店に求められている。
2. セリア 小型の新業態出店 都心進出にらむ
百円ショップ大手のセリアは、おしゃれな雑貨店風の新型店「カラーザデイズ」で、売り場面積を3百平方メートルと、従来のほぼ半分にした小型店の展開を始めた。第一弾として、このほどイオン柏店(千葉県柏市)にモデル店を出した。経費を抑えながら、同業他社に比べ手薄な都心部での店舗網拡大を目指す。
カラーザデイズは通常店で約1万5千品目を扱うが、小型店は約1万。店を小型にするため、店内には商品保管用のスペースをほとんど設けていない。POSシステムを利用して売れ筋を管理し、毎日必要な商品を仕入れることで対応する。
<ぴょん太のつぶやき>
POSは結局過去の販売実績ですので、自ら品ぞろえを目利きし、構想し、提案できるバイヤー、店長・スタッフを育成することが、新たな販売力の確保、そして百円均一としてのセレクト・ショップを確立するための一つの課題となるでしょう…
3. 男性も通える料理教室 気軽に本格派メニュー
ABCクッキングスタジオ(東京・中央)が運営する男性も通える料理教室「Studio +m(プラスエム)」が人気を集めている。
全国で100以上の女性専用教室を運営する同社が、男性に門戸を開くきっかけとなったのは女性会員からの要望。
通常の講習は原則5人1組で進められるが、+mは2人1組で料理を完成させる。カップルや夫婦での参加を意識。
仕事帰りのビジネスマンにも気軽に立ち寄ってもらうため、エプロンやスリッパ、手ふきなども店が用意する。提供するメニューはなるべく男性が喜ぶものを意識。
男性の参加を可能にしたことで、会社の仲間で一つの講座を貸し切るなどこれまでにない利用も増えている。作った料理はワインやビールを飲みながらその場でみんなと試食できるため、ホームパーティー感覚で参加する人も多い。
女性専用教室で成長を遂げた同社にとって、+mの役割は今後一段と重みを増しそうだ。
<ぴょん太のつぶやき>
新市場開拓をスムーズに行うための良い戦略です。まず、既存の消費者と一緒に使ってもらい、そのモノ・サービスの良さや必要性を認識してもらい、次からは一人で楽しむ…これは他の業種・業態にも使えると思います…
4. ネット通販でメタボ予防 健康管理サイトと連動
給食事業や各種飲食店運営のグリーンハウスは食品のインターネット通信販売を始める。消費者が食事の摂取量や運動量を記録できる同社のネットサービスと連動させ、栄養素の摂取状況などの分析を基に商品を推奨する。
通販専用サイトはグリーンハウスの子会社、ウイット(東京・新宿)が運営。サイトでは、当初は野菜ジュースやスープなどを10品目を販売。3,4カ月後には50-100品目まで広げる。
ウイットは「あすけん」と呼ぶインターネットを利用した健康管理サービスを提供している。会員登録した利用者がサイトに身長や体重、その日の食事内容を入力すると、食生活の偏りや足りない栄養素などを指摘する。
個人会員は10月までに約2万5千人集まった。食生活を個人ごとに分析できる機能を生かし、ネット上で食物繊維が足りないなどのアドバイスをしたのちに、解決策として野菜ジュースなど具体的な商品を推奨する。
<ぴょん太のつぶやき>
ネット通販では会員のしかし、このグリーンハウスは買わなければならない「理由」を明確にしている点で秀逸だと思います。特に衣食住関連の生活必需品を扱う業種にとっては有効な術かもしれません…5. ハウス、ベネッセと販促 「しまじろう」活用
ハウス食品は同社の主力カレールー「バーモントカレー」で、来年1月からベネッセコーポレーションと組み、大規模な販促に乗り出す。人気キャラクター「しまじろう」を使ったキャンペーンを実施し、パッケージも変更。内食回帰でカレー人気は高まっており、トップシェアを握るバーモントカレーの露出を増やすことでルーカレー全体の需要を喚起する。
商品パッケージも「甘口」でしまじろうをあしらったデザインを採用、販促策も告知する。ベネッセも幼児向け教材「こどもちゃれんじ」の会員向け冊子などでハウスとの取り組みなどを紹介する。
併せて、1963年の発売以来初めて、味を大幅に改良する。象徴である「リンゴとハチミツ」のバランスを見直して、コクを高めた。
未就学児を抱える世帯が購入層の大半を占めており、これらの世帯で知名度の高いキャラクターを活用することで、需要を掘り起こせると判断した。
■ 編集後記
今回の記事を俯瞰してみると、業態を「組み合わせる(記事1、4)」「小さくする(記事2)」「応用する・置き換える(記事3)」と、既存事業に一味加えた戦略のように見て取れます。これは新規事業や商品開発におけるアイディア発想に使えそうです。
<続く…>
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