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無題ドキュメント

驚くべき説明を思いついたが、これを記すには余白が狭すぎる。

その4は両神山から日向大谷口への下山です


 一年ぶりのアカヤシオ

八丁尾根の途中からすでに目を奪われるくらいに咲き誇っていたアカヤシオツツジ。両神山の季節の風物詩ですね


アカヤシオツツジ(東京大学日光植物園)





特に日本百名山の山名標のバックに咲くアカヤシオが好きです


アップで


のんびりお花見といきたいところですが、山頂は狭く、日向大谷からのハイカーも多いのでそそくさと退散


非常に良い季節に来れましたが、今年は6分咲きで終わってしまうようです


R4.5.2 アカヤシオツツジの開花状況(両神山・四阿屋山)小鹿野町観光協会



 日向大谷口へ






両神神社


工事現場を思わせる階段とその前後の鎖場


ひっくりかえっとる(文字が)


鎖場、こちらにも一応ありましたね


産体尾根の分岐。七滝沢コースはここに合流すると聞きます


鈴が坂の九十九折りを下り


清滝小屋を通過


弘法之井戸で水を汲みます。冷たくて美味しい


ここの分岐は


ルート不明瞭な白藤の滝へのもの


ピークにない八海山の道標。そもそもピークの名前なのかどうか


こちらにも渡渉箇所があります


坂本コースに比べてなんと歩きやすいことか


新緑を楽しみながら




道標


疲れてくるポイントですし滑落注意!


会所


会所から少し上がったところに、七滝沢ルートの分岐。通行止めです


ここも渡渉なのですが


増水時はどうすれば…(;´'-'`)


神社に手を合わせて下山します


登山口


両神山荘に立ち寄りたかったのですが、バス停に並んでから考えましょう


日向大谷口到着


日向大谷口バス停到着!おつかれ山でした

すでにバス待ち行列ができ始めていたので、両神山荘立ち寄りはまたの機会に。


  おまけ

小鹿野町営バスを薬師の湯で乗り継いで西武秩父駅へ。


いつもの西武秩父駅前温泉祭の湯にて温泉と打ち上げです。



秩父麦酒とみそポテトで乾杯!


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前のお話【3/4】

TOP【1/4】


その3は岩と鎖の八丁尾根です


 稜線は晴れていました(八丁尾根)

噂の八丁尾根、今後剱岳を目指していくにあたってまず歩いておかねばならない岩と鎖のオンパレードです。この区間は写真とその場所を照らし合わせながらご紹介します。


まずは西岳に向かう区間。10と11の間でログが変なことになっているのは、スマホ充電中にブレたものです


1八丁峠から一歩上落合橋方面へおります


2八丁峠コースの紹介


3ここを左手に折れて八丁尾根へ


4送電線の鉄塔基部跡?


5痩せ尾根の岩稜帯


6道標が立派でやっとまともなルートに入ったと確信


7この辺りはただの険しい道


8と思ったらこの標識


9まぁまだ序の口です


10少し先でこの鎖



11大きな岩を巻いた先


12アップダウンはいいんですが、こうやって見ると迫力が違いますね


西岳の前後区間です


13注意喚起


14急峻ですが岩ではない


15鎖場基部より。ホールドが豊富なので、四阿屋山の鎖場よりマシ


16鎖場


17鎖場


18行蔵峠。ピークなのに峠。こうぞうとうげ、と読むのでしょうか?


19水平距離は近いけど、アップダウンが激しいので時間はかかります


20油断できないトラバースが続きます


21こうした岩場を越えた先


22鎖場を登り切ると


23西岳到着


24西岳直下


25



26道標


27痩せ尾根


西岳から東岳。岩稜帯の崖に挟まれた場所なのが地形図からもわかります。


28キレットってこういうのを言うんですかね


29まずは慎重に下ります


30登り返し


31龍頭神社奥社


32八丁尾根といえばここというくらい有名な場所


33さっきのヨコバイだかなんだかで煽られたので先に行ってもらいます。(龍頭神社奥社のところでストレッチしてた方でした)


34先行してもらって落ち着いたところで先へ


35ひと息つく暇もなく次の鎖


36これくらいならもう鎖場として楽な方


37ホールドが豊富


38ここもホールドが豊富


39連続3つ目


40まだ続く



41ここでひと段落しませんでした


東岳前後区間です


42基部より


43長い


44鎖場を突破して木の根とガレの混じる道


45ピンクテープ。賑やかな声が近づいてきました


46東岳到着。テーブルベンチで山メシ調理中のグループがいて、とても美味しそうでした。ここで給水兼ねた休憩。


47いよいよ近づいてきた剣ヶ峰。


48東岳から一旦コルに下りて登り返し



いよいよ終盤戦です


49天理岳からの天武将尾根との合流点付近


50平和な尾根歩き


51このまま剣ヶ峰に行ければいいんですが


52まぁそうは問屋が卸さないんですよね(;´'-'`)


53八丁尾根もところどころアカヤシオがきれいで目が奪われます


54下りるんだ…


55トラバースで岩を巻いて



56鎖場


57鎖場が続いて


58この道標が現れたらほぼゴール




二等三角点!一年ぶり


剣ヶ峰到着、2度目の両神山登頂です


 おまけで八丁尾根の絶景

稜線は見事に晴れていました。











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次のお話【4/4】


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TOP【1/4】


その2は往路から坂本コースまで


  ​山行記録

 奥秩父・小鹿野町へ


朝5時前の池袋駅。西武池袋線の始発電車小手指行きに乗りk


ん???


はあああぁぁぁんんんのう


はさておき、小手指で飯能行きに乗り継ぎ、飯能で西武秩父行きに乗り継ぎます(まぁ道中はひたすら寝ますよね)


西武秩父行きの4000系電車。これに乗ると奥武蔵や秩父に来たという感じが出るので好きです。


横瀬駅手前から見える武甲山。ヤマテンの両神山の予報では中腹以下では低い雲が残るところもあることや、午後は雲が多くなり、遅くなると雨が降る可能性がある旨にも触れられており、八丁尾根の稜線の天気が気になるところです


西武秩父駅到着


駅前ロータリー1番乗場から出る、西武観光バスで小鹿野方面へ


0700時発の小鹿野車庫行き


小鹿野役場で乗り換えて


坂本BSへ。本日はここからスタート


国道299号を志賀坂峠方面へ


ふと脇に目をやると、一段低いところを通る道路に錆びついたおにぎりマーク。あちらが旧道でしょうか


赤平川を越える志賀坂橋


そうだ、この季節の秩父や奥武蔵は川沿いや沢沿いの藤もきれいなのでした


そして道路脇の立派な両神山登山口の看板。ここから坂本ルートスタートです


 悪路名高い坂本コースへ


事前情報通り、取り付きは良過ぎるくらいに良い道


上がってすぐに注意看板


一部不明箇所


小鹿野町の簡易水道浄水場でした


ちょっと崩れてるところはあれど、気にならない程度


こういうトラバースが多いです


倒れたままの道標


まだ歩きやすいし、明瞭な道


地理院地図で神社の地図記号のあるポイント


ここから道が悪くなるとは聞きましたが、なるほど


沢沿い左岸側を進みます


渡渉箇所。ピンクテープを探しながら


ここで渡渉し返します


下流側を見ると見事な崩落


地元山岳会の設置した矢印だけの道標が、道を外れていないことの目印


踏み跡が確かに不明瞭


ここもまた沢におります


沢沿い


写真で見るほど、現地では不明瞭ではなかったんですけどね…


渡渉箇所


右岸側に現れたモノレール軌道。林業用でしょうか。林道規程の基準を越えるような斜面の場合に設置されるものですが、作製できる企業も減りつつあるようです


苔むしたゴーロ


朽ちかけた道標


踏み跡が分かりやすいとは言え、油断できない区間


また渡渉


ここでもう一度左岸へ。左へ右へ渡渉を繰り返します


トラバースも狭い


先行者のおかげでスケール感がわかりますね。落石こわい


足下に注意が行きがちですが、ピンクテープをしっかり確認しつつ


倒れたままの道標


ぬかるんでいる上に右が大きく抉れています


ここもそう


ちょっと道が落ち着いたと思ったら、斜度がきつい


小鹿野山岳会さんの道標で答え合わせ


対岸に見えたガードレール。現在通行止めの林道金山志賀坂線(国道299号分岐〜上落合橋の区間)です。


(埼玉県)林道の通行制限



左手に見えるピンクテープ。この先で急斜面を登ると


このコースに不釣り合いなくらい立派なベンチとテーブル。そして坂本コースで初めてかもしれない倒れてない道標


沢から離れたせいか、少し道が落ち着きました(急斜面は相変わらず)


足元注意の看板の先で涸れ沢を跨ぎます


朽ちかけた道標


新緑がこんなにきれいだったと、写真で気付きました


道標(通り過ぎてから撮りましたが、斜度がすごい)


涸れ沢の向こうに見える九十九折りに取り付きます


踏み跡はそれなり


九十九折りを進むとはいえ、かなりの高度差を一気に詰める感じの登山道です


道標がないと、奥の踏み跡に行ってしまいそう


こちらの道標、おそらくは写真中央に90度反時計回りにした状態で立っていたものと思われます。正面奥の踏み跡はダミー。八丁峠へは左上へ折り返します。現地に行けばすぐ気付くポイントです(登って行った先が、さっき入った登山口っておかしいですからね)


ふと振り返ると新緑の奥に近景の稜線がきれいに


ん?あれは


ここにも道標。この辺りが八丁トンネル駐車場からのルートとの合流でしょうか




ついに視界がひらけてきました


やっと八丁峠到着です。所要約2時間


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昨年のテーマだった「岩と幕営」は今年も継続。もう少しレベルを上げて行きたいと思い、今回は岩についてレベルアップを図るべく、両神山八丁尾根へ行ってきました。

両神山八丁尾根(八丁峠コース)は、急峻な岩稜帯歩きと連続する鎖場のアップダウンを要求されることで有名なハードなコースです。加えて公共交通機関でアクセスすると、1時間半以上の車道歩きを要求される秩父市中津川の出合バス停からか、踏み跡不明瞭な区間を擁する小鹿野町坂本バス停からか、いずれかのルートを選択することとなります。どちらにせよ、アプローチからして遠くて厳しいです。(坂本コースは二度と歩きたくないという人も多数見かけます)

実際歩いてみての自分の感想ですが、以下の通りです(あくまで個人の感想です)
○坂本コース(坂本BS→八丁峠)
→地形図の神社地図記号のポイントまではかなり明瞭な道。その先急激に道が荒れ始め、何度も渡渉を繰り返したのち、急斜面を九十九折りに登っていくので、遠くまで見渡してピンクテープや踏み跡(らしきもの)をよく確認しながら進めばよい。ルートファインディング能力はそれなりに問われるが、求められるレベルはそこまで高くなく、途中朽ちたり壊れたりした県の道標や地元山岳会の指導票で答え合わせ可能。九十九折り区間や繰り返すトラバース区間では躓きからの滑落注意。
○八丁尾根(八丁峠→両神山剣ヶ峰)
→序盤から急峻なアップダウンを繰り返す上、痩せ尾根が終始続く。無名峰を含む途中のピークも狭いところが多く、休憩に適したポイントが少ないので、剣ヶ峰に到着するまで緊張感が絶えない(が、めちゃくちゃ楽しい)。西岳手前の無名峰、西岳、龍頭神社奥社、東岳あたりが複数人で休憩出来そうなポイント。西岳から東岳の間に特に鎖場が連続し、八丁峠から剣ヶ峰に向かう南行ルートでも鎖場の下り通過あり。岩稜帯歩きにそれなりに慣れていることも必要だが、連続する鎖場を通過していく体力がより必要。

両神山はちょうど1年前に登頂しており、その時は日向大谷口からのピストンで、お目当ては初めての両神山登頂に加えて、見頃を迎えていたアカヤシオツツジの観賞でした。今年は天候の影響もあって6分咲きで終わる気配があるようですが、それでも八丁尾根から両神神社まで出迎えてくれた桃色の花にはかなり癒されました。行程上、のんびりと眺めているわけにもいきませんでしたが、今度アカヤシオの季節に登れるなら、清滝小屋に1泊して両神山荘訪問と併せてのんびりお花見したいものです。

それではいつもの山行概要から。

  山行概要


 山行日程

2022年5月8日(日曜日)


 天気

晴 後 曇

※曇になったのは下山後秩父に戻ってきてからでした。


アメダス 埼玉県秩父特別地域気象観測所

小鹿野から離れた秩父市街地、西武秩父駅の西、秩父市立花の木小学校の近くに所在するため、両神山の気象状況とは異なり、昼前から曇で日照なしでした。(個人的にはやっと読み応えのある大気現象の記事にリアルタイムで出会えたなという感想です)


 ​アクセス

往路:西武秩父駅→(西武観光バス・小鹿野車庫行き)→小鹿野役場BS→(西武観光バス・坂本行き)→坂本BS

復路:日向大谷口BS→(小鹿野町営バス・三峰口駅行き)→両神温泉薬師の湯→(小鹿野町営バス・西武秩父駅行き)→西武秩父駅


往路について:経路検索すると小鹿野BS乗換と案内されますが、乗り換える坂本行きが小鹿野役場始発のため、運転手さんからは小鹿野役場乗換を勧められます。また、同じ西武観光バスなので、小鹿野車庫行きの到着を待って坂本行きが出発します


復路について:小鹿野町営バスを乗り継いで日向大谷から西武秩父へ向かう場合、薬師の湯で200円払って乗継券を受け取り、西武秩父では乗継券+300円支払うという仕組みです


 今回のコース

坂本BS→(両神山登山道坂本コース)八丁峠→西岳→龍頭神社奥社東岳前東岳両神山剣ヶ峰両神神社清滝小屋会所日向大谷口BS


若干バリエーション気味になっている坂本コースから八丁峠へ取り付き、連続する多数の鎖場で有名な八丁尾根を経由して両神山剣ヶ峰へ、その後日向大谷口に向かって下山するコース


 参考コースタイム

坂本BS→八丁峠(両神山登山道坂本コース)

ヤマレコCT2:30、山高地図CT3:20

実測2:06

八丁峠剣ヶ峰(八丁尾根)

ヤマレコCT2:10、山高地図CT2:30

実測2:11(休憩除き)

剣ヶ峰日向大谷口BS

ヤマレコCT3:17、山高地図CT2:35

実測1:39


総計(休憩込み)

ヤマレコCT7:57、山高地図CT8:25

実測6:22

ct比:ヤマレコ0.801、山高地図0.756


 GPS記録

ヤマレコ

稜線は晴れているか(両神山八丁尾根・坂本コース)[山行記録] - ヤマレコ


YAMAP

稜線は晴れているか(両神山八丁尾根・坂本コース) #YAMAP



  blogリンク

【2/4】往路、両神山登山道坂本コース


【3/4】両神山八丁尾根


【4/4】日向大谷コース、復路


一級水系源流完全制覇の旅第10夜その9、最終話は下山後のダム&温泉めぐりです


 ​筑後川水系を辿る

長者原ビジターセンターで記念のイラスト手ぬぐいを購入したのち、やまなみハイウェイ(大分県道・熊本県道11号別府一の宮線)で瀬の本高原へ


筑後川水系源流は瀬の本高原とされているので、その名を冠したレストハウスには立ち寄っておかないと。


瀬の本レストハウス


1階はお土産屋さん主体、2階にはレストラン。レストランは開店前でした


猟師山方面


外の軽食コーナーは人気のようで行列も


せっかくなので和牛コロッケをいただきました。


瀬の本高原レストハウスを後にし、国道442号、国道387号、大分県道・熊本県道12号天瀬阿蘇線を経由して向かったのは


国土交通省筑後川ダム統合管理事務所下筌ダム管理支所


蜂の巣湖と呼ばれるダム湖を抱えています





この地は、この後訪ねる松原ダムと合わせて、ダム建設に伴って繰り広げられた日本最大級のダム反対運動・「蜂の巣城紛争」の舞台としても知られています。


下筌ダム(ダム便覧)



下筌ダムの下流に位置するのが松原ダム。こちらも国土交通省筑後川ダム統合管理事務所が管理するダムのひとつで、松原ダム管理支所がしょざいします。


こちらのダム湖は梅林湖と呼ばれます



ここで詳しく書くにはあまりにも膨大な文献等々を整理しないといけませんので割愛しますが、ここでの紛争がきっかけとなり、水源地域対策特別措置法が成立し、水源地域の観光地化を含め、産業基盤整備や地域振興が図られることとなりました。この他、河川法や特定多目的ダム法、土地収用法の改正も行われ、公共事業のひとつの転機となっています。


そんな歴史を噛み締めつつ、松原ダムのほとりのこちらでお昼ごはん


おすそわけ野菜のレストラン松原



1日限定20食ほおすそわけ野菜定食をいただきます。天ぷらにはユキノシタやにんじんの葉、ヤーコンなど珍しいものも。


GWのため特別メニュー体制。普段ならダムカレーがいただけるそうなので、いずれ訪ねたいところ


レストランの一角には地元野菜の直売コーナーもあります。


お腹を満たした後は、お楽しみの温泉へ。日田市内まで戻って来て向かったのはこちら



琴ひら温泉ゆめ山水 露天風呂

日田市内で三隈川に流れ込む高瀬川沿いの露天風呂で、川の中に位置する露天風呂もあります


番台が番台に見えなかったw


大人1人700円。


川の流れを眺めつつ、自然のど真ん中で入る温泉、とてもいいお湯でした(*´꒳`*)


 おまけ


無事レンタカーを返却して


戻ってまいりました福岡空港。時間もあるので、天神まで足を伸ばします


目的地はこちら


天ぷらひらお



今日は運転してたので、ここまで戻ってやっとビア





揚げたての天ぷらをカウンターでいただける、とても気軽に入れるお店。福岡に来たら再訪したいですね。


SKY024便で一路HNDへ。FUKよ、また来るね


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