*海に光を・1



 

海に戻る。


 

三角錐の真ん中には

白い柱。

 

それを少し動かして

場所の調整。


 

真ん中の真下には

ドカンと光が太く注ぐ。

真上には真っ直ぐ

太い柱が天に通っている。




 

海の透明感が戻ってきて

泳いでる魚が見えてきた。


 

もっともっと、

もっと光を!!



 

曼荼羅立体フォーメーション。

 

一気に複数配置。

コピーがバババと宙に浮く。


 

あの海にも

あの海にも

あそこの海にも。



 

まるでUFOが

空にたくさん浮かんでいるかのよう。

三角錐のデカくて光ったのが

ゆらゆらと浮いている。

 

一気に光を注ぎ込める。

 

便利。




 

最初に設置した

三角錐の真下に

光が太く降ろされている。


 

海底に当たる。


 

海水が太く吹き上げる。

 

噴き上がった太い水柱。

どこまで噴き上がるのだろう。

 

水の柱に

光を強く当てると

まるで瞬間蒸発のように

じゅわっ!と霧のような金粉になった。


 

何度も何度も上がってくる水の柱に

光を当てては、じゅわっ! 金粉。


 

漂う金粉で

金色の雲の層が出来たようだ。



 

そのまま続けていると

海底に変化が。

 

フタが開いたかのよう。

底には赤黒い

まるでマグマのような。

 

今度は赤い柱が上がった。

まっすぐに上にあがった。

太い柱に2体の天女が瞬時に集う。

 

細かい鏡の玉で出来たような

輝く長い紐を ぐるぐると這わせる。

ツタが絡まっていくようだ。

 

輝きに満ちた赤い柱は

巨大な紅の樹になり空に枝を広げた。

紅天女の樹だ。



 

底に眠る

たくさんの想い。

残留していたエネルギー。

 

巨大な梅の樹になって

花々を一斉に咲かせた。



 

たくさんの想いがエネルギーが

昇華され、華となった。

 

行先の無かった想いは

これからこの樹で花開き

神々の光のもとで

愛でられ続ける。



 

海にも人にも想いにも

神たちからの愛と光は

降り注がれていく。


 

これからもずっと

海を照らし続けてくれる。





 

~~~~



 

わたしたち

自分のチカラだけで愛そうとするのを

やめよう。

 

チカラの及ばないところは

神様たちのチカラを使って

愛していけばいい。

 

私達は

お願いすればいいだけ。

 

そして、

あとのことは

神様にお願いしたらいいだけ。




 

神様ありがとう。

天使たちも愛の存在たちも

みんなみんなありがとう。


 

あの海のことは

おまかせしました。


 

よろしくお願いします。



 

 

*光の柱。光の祈り。その1

*光の柱。光の祈り。その2