議員特権コンテスト:東京都議会がワースト大賞に
議員特権コンテスト
東京都議会がワースト大賞に
議員特権「ワースト大賞」コンテストが2月9日、日本教育会館が開かれ、東京都議会がワースト大賞に選ばれた。
このコンテストは、議員特権をなくすために活動している地方議員と市民がつくる「なくそう!議員特権 つながろう!みどり・共生・平和の市民派議員キャンペーン2007」によって開かれた。マスコミで何度も取り上げられたこともあり、会場は満席で立ち見がでるほど。
永六輔さんのお話「全国津々浦々のおかしな政治」に続いて、ワースト大賞の選考に移った。
畑山敏夫さん(審査委員長、佐賀大教授)、川田龍平さんらの審査委員と、会場の参加者が、全国からノミネートされた9つのワースト大賞候補に投票。その結果
◆大賞 東京都議会
議員1人に政務調査費月60万円(領収書要らず)。議員勤続25年で太田道灌のブロンズ像
◆2位 横浜市議会
海外視察費 1期目の議員に60万円、2期目以上に120万円
◆3位 埼玉県議会
公費視察でベトナム・タイ旅行、買春疑惑
◆特別功労賞 立川市議会、品川区議会、目黒区議会
以上がワーストに選ばれた。
キャンペーンに賛同する地方議員・市民は今度も議員特権をなくすためにキャンペーンに取り組んでいく。
なくそう!議員特権 つながろう!みどり・共生・平和の市民派議員キャンペーン2007
http://www.no-giintokken2007.net/html/campaign/campaign_1.html
大阪市による長居公園強制代執行に抗議を!
大阪市による長居公園強制代執行に抗議を!
2月5日早朝から、大阪市は500人もの職員ガードマンらを動員。長居公園で野宿する仲間のテントに対する行政代執行=強制代執行を強行。最後まで話し合いと代替地を求め続けた仲間の声を無視しテント村を破壊しました。
前夜・早朝から200人以上の仲間が大阪市の暴挙に抗議するためにかけつけました。
野宿の仲間はテント村に設けられた舞台で自分たちの思いを込めた芝居を演じきることで、強制排除への抵抗と抗議の意思を表明しました。
大阪市の暴挙に抗議の声をあげてください。
(抗議先)
大阪市経営企画室 電話・06-6208-9720
大阪市ゆとりとみどり振興局 電話・06-6615-0614 FAX06-6615-0659
大阪市市民局 市民部 広聴相談課 電話・06-6208-7333 FAX:06-6206-9999
大阪府警察本部 電話・06(6943)1234(代表)
詳しくは下記のサイト・ブロクを参照下さい
釜ヶ崎パトロールの会
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/9279/
釜ヶ崎パトロールの会ブログ
http://kamapat.seesaa.net/
長居公園行政代執行に対する研究者声明
http://rootless.org/nagai/index.php?view=all&cat=5
下のは芝居による抵抗についてちゃんと書かれた神戸新聞の記事
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000234352.shtml
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野宿者テント強制撤去 現地ルポ 大阪・長居公園
2007/02/06
人間の鎖として舞台を守っていた支援者を連れ出す大阪市職員ら=大阪市東住吉区、長居公園 怒号と悲鳴の中、次々とブルーシートがはがされる。大阪市東住吉区の長居公園テント村。行政代執行法に基づく大阪市の強制撤去で、野宿者たちは生活の場を追われていった。公園はきれいになったが、ホームレスの問題は解決を先送りされただけで、その筋道すら見えない。現地を取材した。(高田康夫)
対象のテント村には、阪神・淡路大震災で被災して流れ着いた男性や姫路市の元暴力団員ら九人が生活していた。
各地の強制執行で行き場をなくし、流れ着いた住人もいる。小川次郎さん(59)は二年前、愛知万博開催を前に名古屋市の白川公園でテントを撤去された。藤田則義さん(56)は昨年、大阪城公園を追い出されている。
この日の強制撤去を前に、住人らは自ら出演する芝居を上演しようと相談した。大阪市と争うのではなく、芝居を通して市側に思いを伝えたいと話し合った。
午前九時前、市職員らがテント村を囲むのに合わせて芝居が始まった。「命に代えても友達を守り抜く」「世界を愛している」。一人一人がせりふに思いを乗せて、声に出す。支援者約二百人が、舞台の回りに「人間の鎖」をつくった。
芝居をよそに、市職員が行政代執行を宣言。住人のテントを次々撤去していった。支援者の「帰れ」コールの中、住人の中桐康介さん(30)が「おれらは物じゃないんだ。人間として抗議します」と涙声で叫んだ。唯一残った舞台も瞬く間に解体され、テント村の住人はばらばらになった。
大阪市は、まず住人による自主撤去を求め、市設置の自立支援センター入所などの支援策を示したが、いずれも問題解決にはほど遠い内容。市ゆとりとみどり振興局の千坂和男課長も「自立してもらうには就労が必要だが、社会情勢が伴うだけに難しい」と不十分さを認める。
また、今回の支援策では、テントがなく公園のベンチや階段で寝ている十数人の野宿者は対象外。今冬、テント外の野宿者が二人凍死している。
撤去終了後の五日午後、大阪市は記者会見を開き、関淳一・大阪市長の「今後は安心して憩える公園となるよう努める」とのコメントを発表。テントの住人については「またテント生活をする人もいるだろうし、どこへ行ったか分からない人もいる」と答えた。
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「女性は子どもを産む機械」発言の柳沢厚労相は辞任しろ!
「女性は子どもを産む機械」(1月27日)と男性中心社会の差別丸出しの本音をしゃべった柳沢伯夫厚労相の問題を、口先だけの「謝罪」ですまそうとする安倍政権に対して、柳沢辞任を求める行動・署名が呼びかけられている。
1月30日午後2時から厚生労働省前では、柳沢発言に対する緊急抗議アクションが行われた。アジア女性資料センター、Mネット民法改正ネットワークなど4つの女性団体が呼びかけ、10団体100余人が賛同。厚生労働省前の行動には50人の女性が集まった。
厚労省前で、「たんたんたぬき」の替え歌と寸劇で柳澤発言を痛烈に風刺。よびかけ団体や女性の労働問題や石原「ババア」発言問題に取り組むグループなどが次々とマイクを握り、柳澤大臣は辞任を!と声を上げた。
★柳沢大臣辞任要求署名に賛同を(2月6日まで)
http://www.againstgfb.com/yanagisawa.htm
メールによる賛同ajwrc@ajwrc.org(@は小文字に変えて下さい)
(名前、所属あるいは地域、コメントも)