【案内】座標塾・現代の社会運動―経済危機に対抗する
グローカル座標塾第5期
【現代の社会運動――経済危機に対抗する】
※テーマが少し変更になっています
◆3月20日(金)午後6時30分~9時
◆講師 白川真澄(ピープルズプラン研究所)
◆会場 文京シビックセンター3階(後楽園駅・春日駅・水道橋駅)
◆参加費 1回 1000円 ※要申込
人びとの生活を痛めつけてきた新自由主義の路線は、世界でも日本国内でも強い抵抗にあって行き詰っている。新自由主義に代わるオルタナティブな社会の構想はまだ姿を現わしていないが、民衆運動は多彩な姿をとって展開されている。日本でも生存のためのさまざまな抵抗運動は、新しい価値や政策的要求を提示しながら活性化している。助け合いと「連帯経済」の試みも、世界のあちこちで着実に広がっている。NGOによる政策提言の活動も、いぜんとして活発である。そしてフランスや韓国では、街頭での大衆的直接行動が政治を動かしている。
これらの闘争や運動は、どのように支え合い結びつきながら社会全体を変える力になるのだろうか。現代の社会運動の課題を考える。
今回は経済危機の下での社会運動を主に取り上げる。
≪グローカル座標塾第Ⅴ期≫
第1回 脱成長社会は可能か――「低炭素社会」論の問題点 10月17日=終了
第2回 マルクスは甦るか――「蟹工船」から反資本主義? 11月21日=終了
第3回 生存権――「生きさせろ」と社会保障制度「改革」 1月23日=終了
第4回 ポスト・モダン思想の功罪 2月20日=終了
第5回 現代の社会運動――経済危機に対抗する 3月20日(金)
※詳しくはホームページをご覧下さい。
◎連絡・申込先
東京都千代田区富士見1-3-1上田ビル210工人社
tel03-3264-4195 fax03-3239-4409
http://www.winterpalace.net/zahyoujuku/
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mmr/glocal
E-mail: im43wj【@】bma.biglobe.ne.jp
(【@】=@ 迷惑メール防止のための表記です)
【呼びかけ】4・12三里塚・東峰現地行動へ
4・12三里塚・東峰現地行動へ
2010年3月平行滑走路供用を許すな!
東峰住民の追い出しをやめろ!
一坪共有地を堅持しよう!
●日時 4月12日(日)/午後1時30分結集(京成東成田駅に12:40~12:50に迎えの車
が待機)
●場所 東峰共同出荷場(集会後、開拓道路コース・デモ)
デモ後、3時頃から東峰・横堀・木の根地区の一坪共有地調査活動
主催 三里塚・暫定滑走路に反対する連絡会
(三里塚現地連絡先 〒289-1601 千葉県山武郡芝山町香山新田131-
4 山崎方電話&FAX0479─78─0039)
●デモ後、3時頃から 東峰・横堀・木の根地区の一坪共有地調査活動
安全・環境・人権破壊をやめろ
成田国際空港株式会社は、2010年平行(B)滑走路〈2500メートル〉の供
用開始を目指して連日工事を行っている。ジャンボ機の飛行が可能となるよう新誘導
路を東峰地区の東側に作り、地区を完全に空港施設で取り囲み、他地区とはトンネル
を通ってしか往来できないようになった。まさに陸の「孤島」の状態にしてしまった
のだ。
空港会社は羽田空港の国際化推進によって国際空港としての独占的地位を脅かされ
ることに危機感を抱き、さらなる空港機能の拡大をもって臨もうとしている。現在の
暫定滑走路〈2180メートル〉の2500メートル化が完成したら、さらに南側に
延長して、当初の計画にもない3500メートル級の滑走路にすることを明言してい
る。それは東峰地区の住民を完全に追い出すことを意味している。住民の頭上にジャ
ンボ機を飛ばし、今以上の騒音と排気ガスをふりまく2500メートル化自体が重大
な住民追い出し攻撃に他ならない。
空港会社は昨年から横堀地区の横風滑走路予定地の一部を整備し、A滑走路と第2
ターミナルをつなぐ誘導路として使用を始めた。すでに現在年間20万回の発着回数
を30万回に増やす計画を明らかにしている。今よる安全・環境・人権の破壊を許さな
い。
空港会社の居直りを糾弾する
横風滑走路は、横堀の一坪共有地の存在により完成が阻まれている。空港会社は、
昨年12月、東峰の一坪共有地と併せてこの共有地を買収しようと、全国の共有者約千
人に売却を迫る手紙を送付した。手紙は共有地の補償金額を明示し、「成田国際空港
は我が国の表玄関として、その機能を果たしているところでありますが、将来の航空
需要増大に対応するため、さらなる整備を図っていく必要があります。つきましては、
当空港のおかれました現状をご理解いただき、貴方様の有しておられます共有持分を
弊社にお譲りくださいますようお願い申し上げる次第でございます」としている。
これまでの空港問題の歴史的経緯に何ら触れることなく、反省もなくただ己の要求
を突き付けているにすぎない。これこそが空港会社(旧空港公団)の一貫した姿勢で
ある。空港会社は2月、重ねて第二弾の手紙を送付してきた。空港の拡張によりひた
すら自己の利潤を追求する空港会社を断じて許すことはできない。かかる行為は東峰
住民への嫌がらせ、政治的な圧力と一体のものである。
三里塚・東峰農民と連帯していこう
1月11日の反対同盟の旗開きにおいて代表世話人の柳川秀夫さんは、「空港問題の
意味を再度、皆さんに考えていただきたい。……経済発展至上主義のなかでは空港を
大きくする考え方が続いている。だからこそ新しい考え方を世の中に提起していくこ
とが求められている」と述べた。
一坪共有地提供者の加瀬勉さんは、「新しい階級情勢、大衆闘争の萌芽が生まれつ
つある。三里塚もその戦線に加わって、新しい主体に立ちきることができるかどうか
だ」とアピールした。
東峰住民は困難な状況下にあっても空港会社や空港拡張に利害を見いだそうとする
自治体・地域社会の圧力に屈せず、農業を営み自らの生活を守り抜いている。一坪共
有地を堅持し、様々な形で交流を深めることが闘い続ける三里塚・東峰農民との最も
重要な連帯の道である。
空港の軍事利用NO!
戦争ができる国家体制作りを推し進める政府は、自衛隊の海外派遣をさらに拡大し
ようとしている。成田空港からはPKOゴラン高原派兵をはじめ、すでに数えきれな
いほどの派兵部隊が飛び立ち、軍事使用の既成事実が積み重ねられている。改めて空
港の軍事使用を許さない主体的課題としての闘いが問われている。
なりふりかまわぬ空港会社の拡張策動、追い出し攻撃に抗して生きる三里塚・東峰
農民と連帯し、4月12日、東峰現地に結集し、共に闘おう!(09・2)
≪4・12三里塚・東峰現地行動≫
●日時 4月12日(日)/午後1時30分結集(京成東成田駅に12:40~12:50に迎えの車
が待機)
●場所 東峰共同出荷場(集会後、開拓道路コース・デモ)/デモ後、3時頃から東峰・横
堀・木の根地区の一坪共有地調査活動/主催 三里塚・暫定滑走路に反対する連
絡会(三里塚現地連絡先 〒289-1601 千葉県山武郡芝山町香山新田131-
4 山崎方電話&FAX0479─78─0039)
●集会場への行き方
京成東成田駅に12:40~12:50に迎えの車有り
京成線上野発(特急)~成田駅乗り換え東成田駅への時刻表
上野発11:03 成田駅12:08着
上野発11:23 成田駅12:30着
12:35発の芝山千代田駅行に乗り換え 東成田駅12:40着