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百人一首やったことある?

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百人一首の日

 

百人一首やったことある?

 

 [百人一首]

 

かるた取り、

やったことがあります

 

 

小学生、中学生、高校生の

これを覚えるのが

冬休みの宿題でしたね。

 

南関東の学校では(おそらく)

3学期に行われる

①「書き初め大会」に向けての練習

②「マラソン大会」に向けての走り込み

③「百人一首(かるた取り)大会」に向けて、

歌を覚えるというものだった。

(3学期は”不毛な”大会ばかりだった)

 

*****************

[かるた取り大会]

 

明けて3学期の「かるた取り大会」

(中学生のときのスタイル)

 

 

まず、クラス内に

6つある「班(6~7人)」で試合、

 

勝ち抜いたら

今度は「クラス」レベルの試合、

 

さらに勝ち抜いて

「学年レベル」の決勝。

 

ワタシも決勝に進出したのですが、

女子バレーボール部で

セッターをやっている

イチカワが優勝した。

 

「暗記力」より

「運動能力」である。

 

 

取り札を見つけたら、

パーンと素早く弾く、

常に「Aクイック」だった。

 

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[九十九人一首]

 

小学生時代、実家の近所に住む、

幼馴染でもある

ウラマツ(♂)が

「百人一首のセットを

買ったからやろうよ」

と誘われたので、遊びに行った。

 

まず、「読み手用」の

カセットテープ(CDではない)

セットする。

再生すると、絵札(読み札)が読まれるので、

それを聞いて、取り札を探す、というもの。

 

ただし、フェイントというか、

百首には入っていない、

上の句が似たようなものが

読まれる。

 

だから、上の句の最初の5文字を

覚えていて、取りに行くと

かえってお手つきをするという、

上級者泣かせの仕掛けなのである。

 

当然、

このフェイントに対しては、

取り札が存在しない。

 

 

さて、テープが終わると、

取り札は完全になくなって終了。

なんの問題もない終わり方。

 

しかし、数年後、

「取り札が1枚足りない」ことに

気付いたようだ。

つまり、テープのフェイントのせいで、

取るべき「取り札」がない、

逆に

「取り札」がないのは、

フェイントのせいだ

と判断したようだ。

 

こうして数年後、

冬休みの「百人一首を覚える」

という宿題のため

絵札(読み札)と取り札を

あわせていたときに

気付いたという。

 

間抜けな話だ

 

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[後徳大寺左大臣]

(ごとくだいじのさだいじん)

 

やはり中学生の時の話。

班レベルの試合。

ササ(♂)が

「どうしても

『ただありあけの 月ぞ残れる』を

取りたい」という

 

 

この歌は、後徳大寺左大臣

「ほととぎす 

鳴きつる方を ながむれば

ただありあけの 月ぞ残れる」

という歌。

 

 

 

「なんで?」

「後徳大寺左大臣が

好きだから」

 

うーん、

小野小町とか紫式部のような

ちょっとメジャーな人、

 

 

 

あるいは

「村上天皇の歌合わせ」の件を

知っている人は

平兼盛 vs 壬生忠見

ライバルコンビ、

 

 

(通称「かねも」と「みぶちゃん」)

 

こういう人が好きという人もいるが…

 

*************

こっちは日向坂46

 

金村美玖

一番?マイナーなあだ名?

「かねむー」

 

 

丹生明里

「にぶちゃん」(「みぶ」ではない)

 

(「かねむー」と「にぶちゃん」)

 

だからどうしたって?

突然思いついただけです。

意味のない引用でした…

 

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気を取り直して…

 

後徳大寺左大臣って、

マイナーな人じゃないの?

とてもマニアック!

 

でも、好きならば仕方がない。

「好きな理由」を

訊くのも野暮なので、

みんなにわからないように、

この「ただありあけの~」の取り札

絶対に取れると思うような、

コイツの至近距離に置いた。

 

*********

後徳大寺左大臣絵札いろいろ

 

「ラフにくねくねしている」

バージョン

 

「立ち姿」バージョン

 

「くずし字」&「背景入り」

バージョン

 

読めない!

これはニッポン人として致命的か?

例えるなら、

筆記体を読めないアメリカ人

みたいなものかな?

 

 

絵札ではありませんが

「絵画風」バージョン

 

 

「現代風精細画」

バージョン

 

「浮世絵」バージョン

 

 

「人形」バージョン

 

 

「アニメ」バージョン

なんだいこれは?

こんな怖い顔しているかな?

 

「きれいなアニメ」

バージョン

 

 

最後にイラスト?

「ビックリマンシール調」

バージョン

 

もう、なんでもアリ!

 

 

「ふみの日 切手」

バージョン

 

この画像の元になったのは、

「光琳かるた」

(こうりんかるた)

バージョン

 

「光琳かるた」とは、

江戸時代中期の琳派を代表する

画家・工芸意匠家である

尾形光琳が制作した、

鮮明な色彩、巧緻な絵、

そして金を効果的に使用した、

豪華絢爛な小倉百人一首かるたです。

 

このかるたは、

長い間、幻の百人一首

とされてきました。

 

歴史的資料の中にこのかるたの、

下絵と思われる画稿が

残されていることから、

専門家のあいだでは、

「光琳かるた」の存在

うわさされ、

近年にいたるまで

行方が分かりませんでした。

 

ところが、近年、京都で

尾形光琳筆「小倉百人一首」

発見されました。

 

それは、読み札には歌仙絵と歌の上の句が、

取り札には草花や歌意に即した絵が

金地に朱や群青で鮮やかに描かれています。

 

とかなんとか…。

 

その再現版、復刻版

製作されているようです。

 

 

光琳かるた 完全復刻版

寛政12年(1800年)創業 

大石天狗堂(京都)

118,000円

 

 

 

なお、尾形光琳の肖像画

載せようと思ったのですが

見つかりませんでした。

 

情報によると、

『芸術新潮 2005年10月号』の

「大特集 光琳の七不思議」p.61に

「尾形光琳肖像」が掲載されていた。

これは『先哲像伝』(弘化元年刊)の

写本挿図で、

「おそらく唯一のポートレイト」

と解説が付されていた。

 

とのことでした。

 

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最後に高校生時代の

[かるた取り大会]

 

やはり、高校生になっても

冬休みの宿題のひとつに

「百人一首の暗記」があった。

 

そして、3学期、

「かるた取り大会」のはずが、

テストに切り替わった。

 

上の句がランダムに

100首並んでおり、

下段に下の句を書け、

というもの。

 

しかも1首完成させてわずか1点、

全部完成させれば

満点の100点となるという、

単純な配点だった。

 

こんなクソみたいな答案用紙が、

あらわれたところで、

せいぜい

「たじろぐ」しかなかった。

 

「あらわれたる、

せいぜいのたじろぎ」

 

って

権中納言定頼

『あさぼらけ

宇治(うじ)の川霧

絶え絶えに

あらはれわたる

瀬々の網代木(あじろぎ)

(歌番号64)

 

から持ってきた

ダジャレになるかと思ったら、

完全に不発ですね

 

失礼いたしました。

 

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ハイ、今日はここまでです。

 

今日も最後までお読みいただき、

有難うございました。

 

さぁ、晩御飯にしよう。