【専門知識習得のためのビジネス的手法 その3】バイオ分野はどれくらい儲かるのか
【専門知識習得のためのビジネス的手法 その2】専門知識とジグソーパズルその2 の続きです。
では、まず専門分野というジグソーパズルの縁に対応するピースを組み立てみましょう。つまり、「バイオ分野はどれくらい儲かるのか」ということです。
ベンチャーキャピタルの人がバイオ専門分野について検討する場合、まずは「どれくらい儲かるのか」を調査します。
特許とは、結局のところ企業等が儲けるために使われるものですから、ビジネス分野の人にとっては当然の出発点と言えるでしょう。
経済産業省が「平成21年度バイオ産業創造基礎調査報告書」という報告書を発表しています。それには「平成20年度の製品分野別国内生産年間出荷額の集計結果」が載っています。
下に実際の表を載せましたが、平成20年度の国内生産年間出荷額の合計は約7兆2,624億円となっています。日本のGDPが約500兆円とすれば、約1.5%に当たることになります。
誤解の無いように付け加えておきますが、この出荷額は、いわゆる「バイオ企業」に分類される約1300社に限定した数値であり、厳密には「バイオ技術を使用した製品の出荷額」ではありません。
分野別にみると、「食品」が約4兆5,008億円(62.0%)と最も多く約6割を占め、次いで「医薬品・診断薬・医療用具」が9,274億円(12.8%)、「その他の食品」が4,496億円(6.2%)の順です。「食品」が第1とはちょっと意外ですね。
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