ベンチャー創業者が教える特許翻訳者になる戦略的思考 -22ページ目

ベンチャー創業者が教える特許翻訳者になる戦略的思考

ベンチャーな特許翻訳者のフリーランサーな日常。特許翻訳者になりたい方をビジネス戦略で使われる手法を応用して応援するサイト。

取引先の銀行の支店長が、着任の挨拶にみえられました。


中途半端な時期の人事異動のような気もするのですが、この銀行の担当者が1年を待たずに次々と代わっていくことを考えると、よくあることなのかもしれません。


担当者と仲良くなったと思うととすぐに転勤。もうどうでもいいやと思い始めています。おそらくは、取引先と仲良くなってはこまるからなのでしょう。


で、支店長は、「今の返済額を据え置きますから、あたらしい融資はどうですか」、という営業もしていきました。


確かに銀行からの「借金」は、企業のステータス、信用のバロメーターという一面があるのは分かるんですが、いきなり、「金借りろ!」と言われても…。


支店長さん、、「金借りろ!」という前に、せめて弊社の事業計画の概要くらいは先に聞いてください。




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【事業計画書4】アイデアを整理しよう の4番目の項目に進みましょう。



誰に売るのか?

どのような顧客が対象ですか? できるだけ具体的に列挙してみましょう。


フリーランスの特許翻訳は、一般的に請負契約ですから、単純な「販売」とは異なります。ここでは、「何処から仕事を請け負うのか」と読み替えて検討してみましょう。



まず思い浮かぶのは、翻訳会社、特許事務所、企業の知財部などですが、もしかして全て「国内」に限定してませんか?


外国からの出願の場合は特に、「海外」の翻訳会社、特許事務所、企業の知財部なども考慮に入れてください。


海外との取引には、それなりのリスクも伴いますから特にお勧めするわけではありませんが、最初から除外してはいけません。問題があったとしても、可能性が少しでもある限り、列挙してみてください。


例えば、その他には特許調査会社がありますし、特許翻訳講座(セミナー)の教材作成なども可能性がありますね。


心を解き放って自由に考えて見ましょう。


すぐに思い浮かばなくても、心の片隅に置いておけば、日常のちょっとしたことがきっかけで、「ピン」とくることがあるかもしれませんよ。




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これまでに、十数人程度の「特許翻訳者になりたい人」の相談を受けてきました。たった十数人の経験で一般化するのは強縮なのですが、どうやらもっと経験豊富な特許翻訳者の方も同じような捉え方をしているようなので、ちょっといい気になって書いてみます。



「特許翻訳者になるにはどうすればいいですか」の次によく尋ねられる質問には、「特許翻訳者になるための勉強法を教えてください」というのがあります。


何とか力になりたいとは思うのですが、残念ながら、この質問に対する普遍的な(誰にでも当てはまる)答えを持ち合わせていません。私の勉強法を伝えても、「そんなのムリ」、「自分には当てはまらない」とドン引きされてしまいます。


一般的な勉強法や具体的な翻訳テクニックを教えてくれる本、講座、インターネットサイトはたくさんありますから、それらを参考にされるといいと思うのですが、それでも「勉強法を教えてください」という質問が来るのは、単なる勉強法やテクニックの習得だけではない、もっと根本的な「考え方」「思考法」に根ざした質問をしているのかもしれないと思うようになりました。


大げさに言うと、そうした「考え方」「思考法」とは、その人の生き方そのものにも大きくかかわっているのかもしれません。


例えば、「自分に適した」勉強法を教えてください、と尋ねているのかもしれません。もっと言うと(辛口ですが)、「私は何をしたいのか教えてください」と聞いているようにも思えてきます



ですが、会ったばかりの「あなた」のことは、よく分かりませんから、私には答えようがないのです。きっと本人でさえ、自分がそう受け止められかねない質問をしていることを意識していないのでしよう。


そうであれば、本人が「自分自身」について、又は自分の「考え方」「思考法」についてもっと意識するようになれば、おのずと「自分に適した」勉強法にたどり着くのではないかと思うのです。


もしかしたら「特許翻訳者になる方法」の答えもそこにあるのかもしれません。


では、自分独特の「考え方」「思考法」を意識するにはどうしたらよいか?


自分自身を「意識する」には、自分を「相対化」することが必要だと考えます。


偉そうなことを言っているような気もしますが、実は、私は今でこそ理系人間ですが、元々の大学の専攻は社会哲学(私が勝手にそう呼んでいるだけですが)だったので、あながちでたらめではないと思っています。


相対化とは、何かと比べることです。全く異質なものに触れ、それと比較することにより初めて自分を「意識する」ことができるのかもしれません。


「ビジネス戦略の思考法」と触れることにより、自らの「相対化」を成し遂げてもらえればうれしい限りです。



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