BackAttacker~正面恐怖症~(保存版) -9ページ目

フリンなどに行く機会があったので調べました。


実験キャラ:Lv80 ダンサー

使用スキル:ドレインエナジー 威力108

魔法力:94~110


レベル差ペナルティは以下の様に仮定する。


+2=ダメージ-20%

+3=ダメージ-30%

+4=ダメージ-35%

+5=ダメージ-40%


【83メイズ】

・3F→ダメージ36(51.4)=MR2005

・4F→ダメージ12(17.1)=MR6027 (2Fスルー時)


【上位ザケン(再調査)】

・上位ザケン→ダメージ36(51.4)=MR2005


【スカーレットヴァンハリシャ(フリン)全形態共通】

・魔法力94

レジスト-ダメージ3(5*2=10)

通常ダメージ?

レジスト-魔法クリティカル10(16.66....*2=33.3)


・魔法力110

レジスト-ダメージ3(5*2=10)

通常ダメージ7(11.6)

レジスト-魔法クリティカル?


より、

・スカーレットヴァンハリシャ→MR8576~8886


【ティアト】

・ティアト→ダメージ46(57.5)=MR1793


高い高いと言われてたフリンは群を抜いて高いですね。ザケンから4.4倍です。

つまり、ザケンに対するDebuff成功率をフリンでも確保するためには魔法力が約19倍必要です。

これではフリンのMRを下げたほうが現実的ですね。グルーム、デスマーク、他、SEによるMR低下は効果大です。


メイズに関しては2FスルーでMR3倍と思われます。

ザケンのレベル83と同じなので、このあたりのレイドはステータス一緒なんでしょうね。


ティアトはMR低めで、ベスペルシンガーもって魔力2315でヘックス、パワブレは4~5回で入るといった感じでした。

MobのMRも把握できたので、その後数百回エンタングルで実験を繰り返した末のまとめです。


Debuff成功率について:

【Debuffの成功率は対象のLvと習得Lvに左右される】

・これは所謂レベル差のことです。おそらく、相手のレベルが高ければ高いほど1差に対する成功率低下は大きいと思います。


習得Lvはニ次スキルであればSE+1で76、SE+4で77、以降+3ごとに1ずつ上昇するもののことです。


【魔法力はDebuffの成功率に平方根として影響を与える(比例)】

・ダメージ魔法と同様です。Debuffの成功率を2倍にしようとする場合、魔法力は4倍必要です。


【魔法抵抗力はDebuffの成功率にダイレクトに影響を与える(反比例)】

・魔法力と違い、魔法抵抗力は計算式の分母にあると思われます。よって、魔法Debuffに掛かる確率を1/2にしたければ、魔法抵抗力を2倍にする必要があります。

・例:グルームにより魔法抵抗力が-23%された場合、Debuff成功率は1.3倍となる。


【祝SPSによる成功率UPは2倍】

・これは魔法力が4倍となるため、成功率が2倍となります。


【魔法力によるDebuff成功率上昇に上限はない】

・たとえ一次のスキルであっても、魔法力が高ければ成功します。

ただし、成功率自体には上限があるとおもわれ95~98%あたりではないかと思われます。

前回の実験で一次時代のバーサーカーのデスマークが、魔法力を上げることで

70前後のMobにもりもり入ったことから、魔法力を上げれば際限なくDebuff成功率は上がるのか?

と疑問に思い、サブネクロで実験。


実験キャラ:Lv69ネクロマンサー

使用スキル:Lv35習得のスロー(レベル差30くらい)

対象Mob:悲鳴の沼浅瀬のスタッカート(MR590前後)


魔力1731:

祝SPSなし→スロー成功回数 26/100

祝SPSあり→スロー成功回数 50/100


魔力3298:

祝SPSなし→スロー成功回数 36/100

祝SPSあり→スロー成功回数 72/100


魔力は1.9倍(√1.9=1.38)で成功回数が約1.38倍、2パターンとも祝SPSでの成功率がほぼ2倍と

過去の実験通りの結果になりました。キレイすぎるくらいに。同時に、レベル差による成功率低下があろうが魔力によって際限なく成功率が上がる可能性が非常に高まりました。


魔力が対象のMRを上回れば、魔力とMRによるDebuff成功率は単純に比例反比例の関係のようです。

しかし、魔力の場合はあくまで平方根がつきまとうので、

相手のMRの上昇効果に追いつくためには、魔力を二乗分上げる必要があります。

要するに、MRが3倍になったら、魔力は9倍上げないと対抗できないということです。

昨今のルーンやバーペスアクセなどによるMRの上げやすさに比べて、魔力はせいぜいベスペル武器とMウィルくらいしかないので、加速度的にDebuff成功率や魔法ダメージが減少しているのはこれのせいでもあります。何せ、S76時代から比べると、バーペス+ルーンのMRの上昇に対向するには魔力2倍にしないといけません。魔力側はアルカナメイスをベスペルシンガーに変えたところで魔力1.4倍なので追いつけてないです。


話は戻って、MRの上昇に対抗できる魔力の上昇という条件が可能ならば、今回の実験のように、レベル差によるDebuff成功率の低下をも覆すことができるということです。

現在MRが桁違いに高いと言われているフリンテッサにすら、理論上はメイジ時代のアイスボルトを入れることもできるでしょう。

ただし、魔力を上げる手段が少ないため、事実上不可能です。


例えば、今回の実験を元に、フリンテッサのMRが4000(スタカの6.78倍)だとしたら、

魔力を約46倍(6.78の二乗)まで上げればスローを入れることができるはず。

実際はレベル差がさらに20ほど増えるため、60倍にしても成功するかは謎ですが、

46倍といったら魔力15万になります。到底不可能な領域ということがわかります。


ザケン相手にヘックスをサクサク入れるという目標から(別にそんなことは書いてないけど)始めた魔法デバフ実験。

既に前回の実験から2割程度はいるくらいには持って行けたので満足してますが、残す謎も少なくなってきました。でも、バサカやネクロがひとりいるだけで、そんな苦労をする必要はないのも否めない。

MRチェッカーことエルクロッキーの捕獲器を

血盟員の協力により手にいれたので、各地のMobのMRを調べました。


単純に捕獲器だけでは、非常に魔法力が小さくなり、魔法ダメージも極小さくなります。

よって、小数点での誤差が相対的に大きくなるため、実験に適しません。

後衛なら、マスタリーでそこそこの魔法力を確保できるんですが、ダンサーだったので、サブクラス初期化してエンパワー系列にぶっこみました。

おかげで魔法力はなんとか100以上確保。実験時の魔法力は108~117です。

試行回数は、魔法撃っては祝帰還の繰り返しなので基本的に少ないです。

実験キャラはINT34の超インテリダンサー(Lv80)です。


魔法威力108:ドレインエナジー


*エルクロッキーの捕獲器は、ダメージ乱数がなく、常に一定のダメージを出し続けるため、相手のMRや防御力の測定がしやすい。


( )の中は、Lv差ペナを考慮した真のダメージ値です。

2差→20%低下 3差→30%低下 4差→35%低下 5差→40%低下 としています。

覚えてる限りで、やや高め、などのアイコン表記。


巨人の洞窟:
レッサージャイアントソルジャー:ダメージ30→MR3513
レッサージャイアントウォッチャー:ダメージ19(23.75)→MR4438
レオグル:ダメージ55→MR1916
ユテヌス(レイドボス):ダメージ36(51.43)→MR2049


悪霊の棲家:
バランカドレバヌル:ダメージ37→MR2849 かなり高め
ラグナオークヒーラー:ダメージ37→MR2849 かなり高め


スタッカートの巣:
スパイクスタッカート:ダメージ136(170)→MR625
カーニバルスタッカートリーダー:ダメージ50(71.43)→MR1488 非常に高め


ヘルバウンド:
ロウアーオブザーバー:ダメージ81→MR1301
ロウアーサマナー:ダメージ81→MR1301
アイレスオブザーバー:ダメージ161→MR654 やや高め(=+20%)
アイレスハンター:ダメージ191→MR543 ノーマル
魔法陣の監視兵:ダメージ81→MR1301
○のキメラ:ダメージ79→MR1334


神々の火鉢:
デストロイアリマネス:ダメージ193→MR546


消滅の種 
エリートタートリアン(カメ):ダメージ120(200)→MR518(聡明の気状態) かなり低め
エリートカイオナ(トリ):ダメージ42(70)→MR1479(敏捷の気状態) かなり低め
エリートトレイカン(ゴリラ):ダメージ42(70)→MR1479(強大の気状態) かなり低め
グロイカン:ダメージ46(76.7)→MR1350(強大の気状態) 非常に低め


スクールオブコンピタンス:
セルマフムプライベート(ハンマー):ダメージ24(36.9)→MR2806 高め
セルマフムプライベート(魔術師):ダメージ24(36.9)→MR2806 高め
セルマフムコック長:ダメージ27(38.6)→MR2683 高め
セルマフム訓練教官:ダメージ20(30.8)→MR3361 かなり高め


上位ザケン:ダメージ36(51.4)→MR2004


意外にヘルバウンドのMRはたいしたことなさそうですね。
でもこれがワナで、78~80そこそこのダンサーでは祝SPSによる補正が効くか効かないかのギリギリな魔法力とMRという感じがします。
事実、イカ2刀もってるダンサーの人から、陣の敵はヘックスが入りにくすぎるみたいなことを聞きました。
確かに自分で試しても(フォゴ+6使用)、ヘックスは20~30%程度で、フリストは当然ながらほとんど入らず。


てことで、先日、実験用に手に入れたベスペルシンガーを携えて魔力2135で陣の敵にヘックスなど試してきました。
結果としては、さすがにここまで魔力を上げればほぼ必中というところ(タイムSE+10)。
フリストもOGなので魔法失敗でまくりですが、かかりませんでしたログはかなり少ない状況でした。
いやぁ、素の魔法力は大事ですね。ほぼ予想通りという結果になりました。


続いて巨人の方にも挑戦。
フォゴの条件では撃つだけ無駄な感があったヘックスですが、魔力2135だと(30%くらい)そこそこ入るようになりました。それでも失敗ログの方が多いです。
ちなみにフリストもなんとか成功。


調子にのって、Lv68バーサーカーで一次時代のデスマーク、アンホーリーを決めに野獣の庭園で実験。
魔力1354でアンテロープ(MR400)に撃ってみたところ、さすがに成功率悪し。逆に、習得レベルと相手のLv差の影響は大きいというのがわかります。
3~4回やって1回決まる程度。しかし、デスマ自体にMRを下げる効果(一次は-20% ニ次じゃ-23%)があるので一度決まれば結構入るようになります。
過去の実験から、成功率とMRは反比例するはずなんですが、逆方向の貫通でもあるのかな?やたら入るようになります。

さらにパヴェルの方に出向いてホラーブルドリルゴーレム(MR336)にデスマ挑戦。

デスマの持続ダメージで余裕で倒せるくらいには入ります。デスマ後のデスマ重ねがけ持続も良好。

その後に出てくるホラーブルドリルゴーレム2(MR863)はデスマが入っても持続困難で諦めました。


次に消滅の種。
これは地形効果がBuffとしてキャラクタに付与されるのですが、果たして敵のMRが下がっているのか、単に魔法ダメージに補正があるだけなのか謎だったので
攻撃直前にALT+クリックで地形Buffを消そうとしたところ、残念ながら消せないようなので、突入後に地形効果が出るまで(1分周期)に魔法で攻撃。
ダメージに変化がなかったため、敵のMRが低下ということのようです。単に報せるだけでBuff枠消費かYO

3箇所でヘックスやフリストを試したところ、聡明の気エリアではほぼ失敗なし。

その他のエリアでたまに失敗程度でした。


上位ザケンは実は低MR(ボスとしては)。魔力2500のヘックス、パワブレは16%くらいで成功。

Lv79、SE+7でのフォゴ時は100回撃って5回決まる程度だったので飛躍的に成功率UPしてます。


沈黙の修道院はSMが効かないので、調べられませんでした。

ここに来て比例現象発生?


魔力:1258

対象MR:999


祝なしエンタングル成功率31/100


祝ありエンタングル成功率32/50


魔力630のとき、祝なし成功回数が25/100だったので、

魔力2倍として、ダメージ魔法と同じ係数の上がり方とすると、√2倍(1.414倍)の35回

100回程度じゃばらつき考えるとなんとも。


祝SPSは昔から魔力4倍になり結果としてダメージ魔法の威力も2倍(√4=2)という見解だったのですが、確かに祝を使うと成功率が約2倍になるケースが多発してます。

魔力630で祝SPSを使った時の成功率が27/50であり、

従来の理論で考えればこの時の魔力は630*4の2520です。

よって、今回の実験からしてみれば、魔力2520は魔力1258の1.414倍成功率が高くなければいけません。

んで実際は31*1.414=44となって・・・実際は54/100(分母分子共に2倍)でずいぶんと誤差がでかいです。まぁ実験回数は50回でしたが、下記のこともあり、腑に落ちません。


MR1507に対しての実験では

魔力630と祝つかった魔力2520換算でも成功率に変化なし、

魔力1258と祝つかった魔力5032換算では成功率が2倍違う


という結果が出たので、

「魔力630での祝SPS時」 は 「魔力1258の1.414倍成功率が高くなくてはいけない」

となるハズなんですが、成功率に変化が見られないという結果に。


ここまでの結論としては、

「素の魔法力」が重要であり、Debuffの場合、祝SPSによる魔法力補正は4倍ではない。」くらいでしょうか。

無論、魔力1258でMR1507に対して祝SPSを使うことによって成功率が2倍になっているので、4倍とは行かないまでも、何かしらの補正はあると思われます。