魔法デバフ実験その1-4 | BackAttacker~正面恐怖症~(保存版)
前回の実験で一次時代のバーサーカーのデスマークが、魔法力を上げることで

70前後のMobにもりもり入ったことから、魔法力を上げれば際限なくDebuff成功率は上がるのか?

と疑問に思い、サブネクロで実験。


実験キャラ:Lv69ネクロマンサー

使用スキル:Lv35習得のスロー(レベル差30くらい)

対象Mob:悲鳴の沼浅瀬のスタッカート(MR590前後)


魔力1731:

祝SPSなし→スロー成功回数 26/100

祝SPSあり→スロー成功回数 50/100


魔力3298:

祝SPSなし→スロー成功回数 36/100

祝SPSあり→スロー成功回数 72/100


魔力は1.9倍(√1.9=1.38)で成功回数が約1.38倍、2パターンとも祝SPSでの成功率がほぼ2倍と

過去の実験通りの結果になりました。キレイすぎるくらいに。同時に、レベル差による成功率低下があろうが魔力によって際限なく成功率が上がる可能性が非常に高まりました。


魔力が対象のMRを上回れば、魔力とMRによるDebuff成功率は単純に比例反比例の関係のようです。

しかし、魔力の場合はあくまで平方根がつきまとうので、

相手のMRの上昇効果に追いつくためには、魔力を二乗分上げる必要があります。

要するに、MRが3倍になったら、魔力は9倍上げないと対抗できないということです。

昨今のルーンやバーペスアクセなどによるMRの上げやすさに比べて、魔力はせいぜいベスペル武器とMウィルくらいしかないので、加速度的にDebuff成功率や魔法ダメージが減少しているのはこれのせいでもあります。何せ、S76時代から比べると、バーペス+ルーンのMRの上昇に対向するには魔力2倍にしないといけません。魔力側はアルカナメイスをベスペルシンガーに変えたところで魔力1.4倍なので追いつけてないです。


話は戻って、MRの上昇に対抗できる魔力の上昇という条件が可能ならば、今回の実験のように、レベル差によるDebuff成功率の低下をも覆すことができるということです。

現在MRが桁違いに高いと言われているフリンテッサにすら、理論上はメイジ時代のアイスボルトを入れることもできるでしょう。

ただし、魔力を上げる手段が少ないため、事実上不可能です。


例えば、今回の実験を元に、フリンテッサのMRが4000(スタカの6.78倍)だとしたら、

魔力を約46倍(6.78の二乗)まで上げればスローを入れることができるはず。

実際はレベル差がさらに20ほど増えるため、60倍にしても成功するかは謎ですが、

46倍といったら魔力15万になります。到底不可能な領域ということがわかります。


ザケン相手にヘックスをサクサク入れるという目標から(別にそんなことは書いてないけど)始めた魔法デバフ実験。

既に前回の実験から2割程度はいるくらいには持って行けたので満足してますが、残す謎も少なくなってきました。でも、バサカやネクロがひとりいるだけで、そんな苦労をする必要はないのも否めない。