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建設中の診療所と学校のトイレで写真を撮りました。

7月26日、私の離任前に、建設中の

パリアック診療所とパナペット小学校トイレ建設現場で

職人さんたちの写真をとりました。


下の写真が、パリアック診療所、大分の工事が完成しております。

(木の後ろの建物が診療所になります。90%完成と言ったところでしょうか?)


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下の写真は、パナペット小学校のトイレです。まだ、トイレのピット工事中です。

(30%完成といったところでしょうか?)


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まだ、工事は終わっておりませんので、

離任に際して、心苦しい面がありますが、

今後は、頼りになるお兄さんの

現地人エンジニアのMr.サムが、

現場をきりまわしてくれます。

きっと、いいものを作ってくれます。

私の方は、メール等でサポートを行います。


ハタナカ

羽あり

今日はジョン・ギャラン(南スーダンの指導者)の命日で、

南スーダンは祝日でした。


それはさておき、先週の土曜日のことです。


先週は、金曜日、土曜日と昼間にまとまった雨が降っていました。

夜の10時ごろにパソコンをいじっていると、

机の真上にある電球の周りを一匹の羽ありが飛んでいることに気がつきました。

電球の周りを小さな虫が飛んでいるのはいつものことなのですが、

羽ありは少しサイズが大きい上に、羽音もあるので気になります。

ちょっとすると、五匹くらいに増えました。


あれ?おこなしいな?

と思い、網戸の方を見てみると、

大量の羽ありが網戸をくぐって中に入ってこようとしています。

わたしは作業を続けることをあきらめ、

さっさと寝ることにしました。


そして宿舎棟に移動しようと、

事務所を出てキッチンに目をやると、

そこで壮絶な光景が展開されていました。

一辺が2mくらいのキッチンの中を、まさに千匹以上の羽ありが、

嵐のように飛んでいるのです。


そのとき羽ありをかいくぐって取った写真がこちらです。

(あの時の迫力がうまく伝わらず残念です。)

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雨の後には羽ありが増えるのですが、こんな事態になったのは初めてです。

そして、周りを見渡すと羽蟻ハンターも大集合しています。

トカゲ、カエル、カマキリ、猫?

なぜか猫もいます。

しばらくの間、「これぞアフリカ」と興奮しながらその光景を眺めていました。


ところが時間が経つにつれ、少しずつ羽ありの勢いが衰えてきます。

一時間もすると、大量の羽を地面に残して、

電球の周りを飛ぶ羽ありは20匹くらいに減ってしまいました。


不思議なことがあるものだな~と思いながら、

ふと、虫が多い日は月が出ていないことを思い出して、

空を見上げました。


そこには空を埋めつくす満点の星空がありました。


明日は久しぶりの晴れだな、と思いました。

そして、キッチンの掃除が大変だな、と思いました。


サクマ

真夜中の怪音

真夜中過ぎ。

私はもう寝てました。

外で、「ボーン!」という音がして、

その後、猫が騒ぎはじめました。


近所で猫がケンカでもして、何か壊したのかなー、と寝ぼけながら思っていました。

すると、うちのガード2人が、外で何か話し始めました。

近所で何か起こったのかなー、と寝ぼけながら思っていると、

ガードがドアをノックして呼びにきました。


何?何か起こったの?

まさか強盗???


「ちょっと見てよ。」

と、車のほうに連れて行かれました。


見てみると、 後部座席の右側の窓ガラスが粉々に割れています。

さっきの「ボーン!」という音の正体は、これだったんです。



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何これ?????

なんであんな音がするの?????

なんでこんな割れ方するの?


石が当たった割れ方じゃありません。ガラスは粉々になって、

車の中に破片が散らばっています。



やはり、私が怪しげな電磁波を持っているんでは?と、

寝ぼけながら考えはじめました。


しかしどうやら、日中暑くて、夜冷えたため、車の中の気圧が変わったことにより、

弱くなったガラスが文字通り、「ボーン!」と破裂したようです。


たまにこういうことがあるみたいです。

ガードや、ドライバーが街中で見たことがあるようです。


こんなことがあるなんて、びっくりです。


友人にメールで報告したら、

「それ霊の仕業じゃない?その車気をつけたら?」

と言われました。


念のため、除霊もしたほうがいいんでしょうかね。



ピノコ

ジュバの冠婚葬祭


私たちの事務所の隣の家で、今日お葬式がありました。


こちらのお葬式というのは、特に皆黒い色の服を着る、とか地味な格好をするとかいう
のはありません。

きちんとした格好で皆来るものの、結構色彩豊かな服装の人が多く、
私は最初お葬式を見たとき、「結婚式?」と思ってしまいました。



が、今回は間違いの余地はありません。朝から人が集まり、女の人たちが数人泣き叫んでいます。
どう考えてもお葬式です。


中国や朝鮮半島では、葬儀の際に悲しみを表す「泣き女」という職業の人がいます。泣き叫んでいる女の人は泣き女?と思えてきました。泣き女の習慣がアフリカにもあるんでしょうか?


泣き女=「主に、葬儀の時に、遺族(家族や親族)の代わりに、
「悲しい」「辛い」「寂しい」等を表現する為に大々的(大げさ)に泣きじゃくる事を以って生業とする」
(ウィキペディアより)


私がジュバで見た中では、一番大きなお葬式です。
車が何台も乗りつけ、その中には隣の州のナンバー・プレート、また政府関係者の車もあります。
スタッフたちも、「多分結構エライ人のお葬式なのでは?」と言い合っています。
人も朝から入れ替わり立ち代り、常に50人ぐらいいるように見えます。


葬儀が進行し、感極まってきたころ、
女性たちが泣き叫び始めました。

そして、ぴたりと泣き止みます。
泣く場面というのがあるようです。


その後、太鼓の音と共に、歌が始まります。
それが延々と夜まで続きます。


太鼓も歌も、私たちアジア人の耳にはあまり悲しげな音色には聞こえないので、、
ますますお葬式とお祭りの区別は付きにくくなります。


日本のお葬式とは、全然違う雰囲気のお葬式なのです。
今は夜10:30。まだ太鼓の音は鳴り止みません。



ピノコ

妻への贈り物

今週ボーからジュバに帰ってきました。


私は今回国連のセスナ機で移動したのですが、

ドライバーは時々車でジュバ⇔ボー間を移動し、

修理の必要な車を移動させたり、ものを運んだりします。


治安が安定しているとは決して言えないこの国で、

車でスタッフを移動させるときは、神経を使います。


道路のコンディションは大丈夫か、治安状況はどうか、

安全のために一緒に移動できる車は確保できるか、

通信手段は大丈夫か、車の状態はどうかなどなど、

私の頭の中は移動のことで一杯になります。


そんなときは、いつも現地のスタッフになごませてもらっています。


「えーっと、車の給油のお金を、アドミ・アシスタントのJに早く用意してもらわなきゃ。」

とか考えてるときJに、


「マダム、MG(ジュバのハウスキーパー)が、

トマトとじゃがいもを買いたいと言っています。」


と言われたりすると、


「今はトマトどころじゃないんだよおおおおお!」


と心の中で叫びつつ、ぐっとこらえて、

「じゃ、その辺で買ってきてもらってね。」 とお金を渡します。



今回は、小鳥のさえずりのような声色の持ち主(要は甲高い声なのですが)、

ボー事務所のドライバーS がジュバに出張に来ています。


「実は奥さんのお土産にお皿を買ったんだ。」

とかわいい花柄のお皿のセットを見せてくれました。


ピノコ「素敵だね。きっと奥さん喜ぶよ。」

S「やっぱり奥さんにいろいろしてあげなきゃね。 

君もだんなさんにいろいろしてあげたほうがいいよ。」

ピノコ「私結婚してないよ。」

S「えー?なんで?」

ピノコ「さあ?まあまあ、そのうちできるよ、多分。」

S「そうだよ。あと1、2年ぐらいでするんじゃない?」


Sは占い師か?????


まあ、それはともかく、ちょっとした機会に奥様への心配りを忘れない、っていいですね。



ピノコ



トイレ建設の at パナペット小学校

一昨日、14日、Bor近郊のパナペット小学校で “トイレの建設に伴う覚書”、

Memorandum of Understanding (MOU) のサインを行いました。


(これは、トイレ建設の開始前に、このトイレについて、学校側およびPWJ

今後行わなくてはならないことついて、明確に記したものに、

学校代表者とPWJがサインするものです。)

下の写真は、その会議の様子です。

先生とPTAの方々に出席してもらいました。


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実は、

このパナペット小学校の先生が、半年前から、3度に渡り、

PWJ事務所を訪れ、“私たちの学校にトイレをぜひ作ってくれ”と頼まれており、

そのたびに、“検討します” と答えておりました。

PWJ事務所があるジョングレイ州の中心のボーでも、

トイレがある学校は、少なく、ほとんどの小学校に、残念ながらトイレはありません。

PWJが、トイレ建設する学校を決める方法は、

(1)、まず、教育省から、トイレが至急、必要な学校のリストをもらい、

(2)、そのリストの学校を回り、トイレの必要性を調査して、

(3)、それぞれの学校に必要度のレベルをつけます。

(4)、そのレベルの高い順に建設を行います。

最終決定については、

人情的な面が、(PWJ事務所まで、何度も、足を運んでもらっている)

多少?入りましたが、

パナペット小学校に建設が決まり、まあ、正直、ホットしております。

昨日は、

職人さん6人と、鉄筋などの資材を学校へ運び、

このトイレ建設事業の着工日となりました。

下の写真の遠くに見えるのが鉄筋などの資材を

トラックから降ろしている様子です。

子供たちは、近くに行くと危ないので、

遠くからその様子を見学中です。


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6室(男子3、女子3)のコンクリートピット式のトイレを作る予定です。

トラブルが無ければ、完成は、来月末の予定です。

安全第一で、作業を行っていきます。

今日はこの辺で。


ハタナカ

3匹の子ヤギ

昨日は、ちょっと早いですが、

今月末に離任するエンジニア・ハタナカのお別れ会を開きました。

こちらでパーティーと言えば、ヤマチョマ(主にヤギの肉を使った焼肉料理)です。


前日に歌って踊れるガードJDと、アドミのWが、

市場で選りすぐりの生きた子ヤギ3匹を買ってきました。

かわいい女のコたちです。


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しかし、これをかわいい、と思って情を移しちゃいけません。

これから、屠殺して、解体して、料理して食べるのですから。



さて、その肉を焼いて、


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切って、


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さあ!食べます!



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味のほうは・・・・


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ちょっと固かったかな??



3匹の子ヤギは、約20人のニンゲンたちによって、

あっという間に平らげられてしまいました。



ピノコ

農業の季節2

南スーダンはこの時期、雨季に当たりますが、

今年は降雨量が例年より著しく少なく、雨の降る日がほとんどありません。


PWJが活動しているジョングレイ州では、人々はこの時期に種を撒き、

9月から10月にかけて作物の収穫をして生活をしています。

しかし、降雨量の減少により、今年は食糧不足が懸念され始めています。


診療所の建設を行っている私たちにとって、

正直大量の雨は、あまりありがたいものではありません。

雨によって、舗装のされていない道路は通行不可能な沼地と化し、

資材運搬は不可能になります。


この時期、車が途中でスタックする、というのは、よくあることでした。

今年はまだそういうことはありません。


事業にとってはありがたい天気ですが、

人々にとって降雨量の減少は、深刻さを増してきています。


しかし、昨日、今日と久しぶりにまとまった雨が降りました。
下は雨上がりに、ボー事務所の前に見えた虹です。


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ボー事務所の歌って踊れるガードのJDが丹精込めて(?)

世話をしているオクラ畑もイキイキし始めました。

下の写真で、花の左横にオクラが出来ているのがわかるでしょうか?


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気が付くと、現地代表ビンナカがオクラの収穫して、

キッチンに立っているではありませんか。


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私はビンナカさんが料理している姿を、

今まで一度も見たことがありません。
おいしそうなオクラが、

彼の中の眠れる料理人魂に火を点けたのかどうかは、わかりません。


ちなみにメニューはカレーでした。
辛かったけど、おいしかったです。



ピノコ


天使は舞い降りた

昨日からボー事務所に来ました。

ボーに来るのはまさしく1年と3ヶ月ぶりです。


私が帰るまで、ジュバ事務所には日本人スタッフが不在になり、

現地スタッフだけでお留守番です。

アドミ・アシスタントのJに、留守の間の引継ぎをしました。

「そんな難しい用事ないね。簡単だね?何かわからないところある?」

と聞くと、

「ノー・プロブレム。簡単よ。」

と、しれっと答えていました。その調子で頼みますよ。


ジュバからボーへの移動手段は車、国連のセスナ機がありますが、

今回は国連機で空からボーに来ることになりました。

下の写真は空から見たボーの町並みです。



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1年前より更に街が広がったような印象です。


街中にも、ジュバに負けじと、携帯電話のアンテナ、

鉄筋の建物、2階建ての建物などが、ちらほらと見られるようになりました。


ボー事務所常駐のエンジニア・ハタナカさんとは、

1年ぶりにお会いしましたが、相変わらず天使のような方です。


おいしい夕食をささっと作って下さったり、

朝食用のパンを買って下さったり、

朝いつの間にか全員の紅茶を入れて下さったり。


新婚のダンナさんになった気分です。

「こんな家庭的な温かさ、最近味わってなかったなー。

いい嫁さんもらったなー。」と。



ピノコ




農業の季節

私たちが活動するジョングレイ州では、雨季は農業の季節です。

ジョングレイ州では、
ソルガム(もろこし)、メイズ(とうもろこし)、ピーナッツが主に栽培されていて、
スィムスィム(ごま)、オクラ、ジャガイモ、かぼちゃ、にんじん、キャベツ、
スクマ・ウィキを栽培しているところもあります。

例年、雨季が始まる5月、6月に、
人びとは乾季の間生活していた湿地帯から家畜と一緒に村に戻り、
土地を耕して種を植え付けます。
そして9月から10月にかけて収穫をします。
メイズとピーナッツとオクラは、二期作もできるそうです。

そして雨季に栽培された作物は、
翌年また収穫が行なわれるまでの間、人びとの重要な食料になります。

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(ソルガム畑)

今年、ボータウン周辺では、5月はほとんど雨が降らず、
6月も雨が少なかったため、作付けも全体的に遅れていると聞きます。

一方で南スーダン政府がまとめた食料安全保障のレポートによると、
ジョングレイ州南東部では5月にかなりの降雨量があったそうで、
南東部から南部にかけては農業も順調に進んでいるそうです。
ただし、例年より降雨量が少ない北部では、
農業の進捗にも遅れが出ているそうです。

今週末、ボーでは2日とも雨が降りました。
いまもボーの空にはどんよりと曇が垂れ込んでいて、
本格的な雨季の到来を予感します。

ボーの人たちが待ちに待った雨季です。
PWJが進めている診療所とトイレの建設にとってはあれですが・・・

スクマ

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