東証大引け、小幅続伸 一時9800円台も伸び悩む、月間で10%高
東証大引け、小幅続伸 一時9800円台も伸び悩む、月間で10%高
公開日時2012/2/29 15:35
9,723.24 ▲ +0.72
始値 9,771.62
高値 9,866.41
安値 9,706.22
29日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸した。終値は前日比72銭(0.01%)高の9723円24銭だった。値幅の小ささは1月23日(46銭安)以来。前日28日の米ダウ工業株30種平均が約3年9カ月ぶりに節目の1万3000ドル台を回復するなど、世界的な株高傾向を好感した買いが先行。一時は143円高の9866円まで上げた。ただ、後場中ごろ過ぎから短期的な過熱を警戒した売りで伸び悩むと、一段高を見越して買いを入れていた投資家の見切り売りを誘い、大引け間際に小幅安に転じる場面があった。前場に一時3%超上昇したソフトバンクも安く終えた。
2月の日経平均は日銀など世界的な金融緩和による「カネ余り」、円安進行などを追い風に920円上昇。上昇率は10.5%と2009年12月(12.8%)以来の高さとなった。
日経平均が25日移動平均から6%かい離するなど極端な過熱感や、欧州中央銀行(ECB)による3年物資金供給オペの結果と市場の反応を見極めたいとの雰囲気が上値を抑えた。あすから決算期末の3月に入るなか、昨年3月の月中平均(9852円)に到達したことから、国内機関投資家などによる売りも警戒されたという。もっとも市場では「1万円を目指す動きには変わりなく、売りを出しにくいムードは引き続き強い」(マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジスト)との声は多い。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。
東証1部の売買代金は概算で1兆5850億円。エルピーダの大商いによって売買高は30億5795万株と2011年8月9日(33億1923万株)以来の高水準となり、売買単価は518円と2月13日(506円)以来の低さとなった。東証1部の値上がり銘柄数は479、一方で値下がり銘柄数は1069に達した。横ばいは126。昨年来高値を付けた銘柄数は113と高水準だった。
NTT、ファナック、東芝、キヤノン、三菱商が上昇し、経営陣の刷新を発表したパナソニックが買われた。一方でトヨタ、三菱UFJ、三井住友FG、ホンダ、野村、グリーが下落し、日本橋が大幅安。経営破綻したエルピーダは5円(前日終値は254円)で寄り付き、大引けは7円だった。みずほFGと、きょう東証1部に指定替えとなったスタートトゥは横ばい。
東証2部株価指数は小幅に反発。エルナーが上昇し、花月園が下落した。〔日経QUICKニュース〕
外為17時 円、続伸し80円台半ば 対ユーロ、108円台で小幅続伸
公開日時2012/2/29 17:33
2012/2/29 19:46現在(単位:円)
80.51 - 80.54
▼ - 0.13 ( - 0.161% )
29日の東京外国為替市場で円相場は続伸。17時時点は前日の同時点に比べ17銭の円高・ドル安の1ドル=80円47~49銭近辺で推移している。午後は利益確定目的の円買いが優勢だった。80円台後半より円安の水準では輸出企業の円買いが控えているとの観測も円相場を下支えした。
午前中は下げに転じる場面があった。月末で国内輸入企業が資金決済を目的に円を売って、ドルの手当てに動いたためで、10時ごろ一時80円70銭近辺に下落した。その後は徐々に円買いが優勢になった。
9~17時の円の高値は80円26銭近辺で、値幅は44銭程度だった。
円は対ユーロで小幅に続伸。17時時点は10銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=108円32~35銭近辺で推移している。対ドルでの円買いが円買い・ユーロ売りに波及した。もっとも欧州中央銀行(ECB)が29日に実施する3年物の資金供給オペの結果を見極めたいとのムードが強く、値動きは限られた。
ユーロは対ドルで小反発。17時時点は同0.0014ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.3459~62ドル近辺で推移している。
オーストラリア(豪)ドルは米ドルや円に対して上昇した。アジア各国・地域の株高を背景に低金利の円やドルを売って高金利の豪ドルを買う動きが広がった。対米ドルでは正午前に1豪ドル=1.0823米ドル近辺と9日以来、ほぼ3週間ぶりの高値を付けた。〔日経QUICKニュース〕
(・∀・) 世界的な金融緩和による「カネ余り」、このお金が儲けを求めて動き回るもんだから本当に急に何が上がるやら
当面日本株は強そうですね
東証大引け、反発 エルピーダ重荷も先高観強く 2部は31日ぶり反落
東証大引け、反発 エルピーダ重荷も先高観強く 2部は31日ぶり反落
公開日時2012/2/28 15:35
9,722.52 ▲ +88.59
始値 9,567.12
高値 9,722.52
安値 9,528.77
28日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比88円59銭(0.92%)高の9722円52銭だった。2011年8月2日以来、約7カ月ぶりの高水準。エルピーダの会社更生法の適用申請と円安一服が重荷となり、半導体関連株を中心に幅広い銘柄に売りが先行した。ただ、先高観を背景に投資家の押し目買い意欲は強く、売り一巡後は下げ渋った。午後に日経平均先物の上げが主導する形で主力株に買い戻しや見直し買いが入り、きょうの高値で終えた。
エルピーダの更生法申請をきっかけにルネサス、アドテスト、SUMCOなどに連想売りが先行した。自動車、電機など輸出関連株も安く始まったが、後場入り後に上げに転じる銘柄が目立ち始め、トヨタは小幅高で終えた。24時間取引の米GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で、株価指数先物が上げ幅を広げたことも投資家心理の改善に寄与したという。
市場では「エルピーダの更生法申請は相場の基調を崩すほどではなく、同社向け債権を保有する銀行株が堅調だったこともあり、午後は買い戻しが優勢となった」(国内証券の情報担当者)との見方があった。
取引時間中の値幅(高値と安値の差)は約194円と、15日(206円)以来約2週間ぶりの大きさだった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の6割弱にあたる935だった。値下がりは589、変わらずは149。業種別TOPIX(33業種)の値上がり率上位には「情報・通信業」「サービス業」「ゴム製品」が並んだ。
東証1部の売買代金は概算で1兆4741億円と5日連続で1兆4000億円を超えた。売買高は同25億0724万株だった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸。
ソフトバンク、KDDI、ファストリ、H2Oリテイ、キリンHDが上昇。野村、大和など証券株やMS&AD、第一生命など保険株が買われた。グリー、ディーエヌエが大幅高。ファナック、ニコン、ソニーなど輸出関連株の一角も堅調だった。半面、JFE、郵船、旭硝子、川重、シャープが軟調。エルピーダは制限値幅の下限(ストップ安水準)で大引けで取引が成立した。
東証2部株価指数は31日ぶりに反落した。大和デ、ソディック、マーベラスが下げ、理経、魚喜が上げた。〔日経QUICKニュース〕
外為17時 円、18日ぶり反発 欧州勢の売りで伸び悩み80円台後半
公開日時2012/2/28 17:27
2012/2/28 19:40現在(単位:円)
80.46 - 80.48
▼ - 0.64 ( - 0.789% )
28日の東京外国為替市場で、円相場は18営業日ぶりに反発。17時時点では1ドル=80円64~66銭近辺と、前日の同時点に比べ46銭の円高・ドル安水準で推移している。午前の取引で80円02銭近辺まで円高・ドル安が進んだが、その後は伸び悩む展開となった。80円ちょうどの節目を超えて円高が進まなかったため「上値余地がないとみた欧州勢が再び円売り・ドル買いに動いている」(国内銀行)という。
円は前日の海外市場で買い戻しが優勢になり、80円台半ばに水準を切り上げた。東京市場も80円台半ばで取引が始まったが、国内の輸出企業の円買い・ドル売りが入り、80円ちょうどの円高・ドル安水準に迫る場面があった。
9~17時の円の安値は80円70銭近辺で、値幅は68銭程度だった。
円は対ユーロで8営業日ぶりに大幅反発。17時時点では1ユーロ=108円43~46銭近辺と同72銭の円高・ユーロ安で推移している。夕方にかけて円売り・ユーロ買いの動きが広がり、それまで上昇していた円の頭を抑えた。
朝方は欧州債務問題の先行き不透明感から円買い・ユーロ売りが広がった前日の海外市場の流れを引き継いだ。午前の取引では輸出企業の円買い・ドル売りに押され、対ユーロでも円高が進行。一時は107円30銭近辺まで上昇した。
ユーロは対ドルで8営業日ぶりに反落。17時時点は1ユーロ=1.3444~47ドル近辺と、同0.0014ドルのユーロ安・ドル高で推移している。〔日経QUICKニュース〕
(・ω・)/ ぷよぷよよ 一服中ね、でも先高観を背景に投資家の押し目買い意欲は強いからこのまま10,000円台に行きそうね
頑張れ日本株
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東証大引け、続落 「オリンパス損失先送り」重荷、主力株に安値相次ぐ
東証大引け、続落 「オリンパス損失先送り」重荷、主力株に安値相次ぐ
8,655.51 ▼ -111.58
始値 8,744.36
高値 8,772.04
安値 8,644.00
8日の東京株式市場で日経平均株価は続落。終値は前日比111円58銭(1.27%)安の8655円51銭で、2日(8640円)以来の安い水準を付けた。オリンパスが過去の損失計上を先送りしていたと発表し、昼から同社の高山修一社長が記者会見を開いた。朝方から国内企業の業績懸念などを背景にした売りで小安く推移していたが、オリンパスの会見内容が伝わると、企業統治(コーポレートガバナンスに対する懸念が売りを誘い、次第に下げ幅を拡大した。オリンパスは制限値幅の下限(ストップ安)で終えて年初来安値を更新。下落率は29%に達した。
オリンパスの経営問題は日本株全体の悪材料として意識されたといい、電機や金融など主力株を中心に安値更新が相次いだ。オリンパスの主幹事である野村も思惑的な売りで一時16%安と急落した。円高や販売不振、タイの洪水の影響による企業収益の減速傾向で日本株の値ごろ感が薄れたとの見方も重荷になり、取引終了後に2011年4~9月期決算発表を予定しているトヨタは警戒感からの先回り的な売りに押された。
日経平均は25日移動平均(8734円、8日時点)を再び下回った。市場では「今後は同移動平均が上値抵抗となりかねない。週末に日経平均オプション11月物の特別清算指数(SQ)算出を控え、売買の節目として意識される権利行使価格が8750円から8500円に下振れる可能性も出てきた」(国内証券役員)との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)も続落した。
東証1部の売買代金は概算で1兆0124億円と1兆円台にかろうじて乗せた。売買高は18億4598万株。東証1部の値下がり銘柄数は1429と全体の86%に達した。値上がり銘柄数は182、変わらずは46だった。
ディーエヌエが朝高後下げに転じた。東電、グリー、三菱UFJ、コマツ、三井住友FG、ソフトバンクが下落し、新日鉄、住生活G、エルピーダ、パナソニック、ソニー、みずほFG、大和、郵船、九州電が年初来安値を更新した。ファストリ、JTが上昇し、ニチイ学館、シスメックスが大幅高。
東証2部株価指数は5日続落。ソディック、マーベラス、ツクイ、山洋電、マニー、帝ホテルが下落し、ヤーマンが小高い。〔日経QUICKニュース〕2011/11/8 15:27
外為17時 円、反発 小幅な値動きに終始 対ユーロでは続伸
2011/11/8 19:08現在(単位:円)
78.02 - 78.04
▼ - 0.15 ( - 0.192% )
8日の東京外国為替市場で円相場は反発。17時時点は前日の同時点に比べ14銭の円高・ドル安の1ドル=78円03~06銭近辺で推移している。午後は持ち高調整とみられる円買い・ドル売りが入る場面があったが、円の上値では政府・日銀の円売り介入への警戒感が強く、小幅な値動きに終始した。
朝方は欧州債務問題の先行き不透明感から円買い・ドル売りが先行したが、輸入企業や個人投資家の円売り・ドル買い意欲が強く、上値は重かった。積極的に売買する材料に欠けるなか、次第に相場のこう着感が強まった。
9~17時の円の高値は78円ちょうど近辺、円の安値は78円08銭近辺で、値幅は8銭程度だった。
円は対ユーロで続伸。17時時点は同16銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=107円13~16銭で推移している。欧州債務問題への懸念が根強いことを背景に、円買い・ユーロ売りがやや優勢だった。
ユーロは対ドルで小動き。17時時点は同0.0001ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.3726~29ドル近辺で推移している。前日の米株高で投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、ユーロ買い・ドル売りが先行。午後は伸び悩んだ。〔日経QUICKニュース〕
2011/11/8 17:28