次男の卒業式と手紙 | おかん 不登校道 修行中

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起立性調節障害・ASD特性持ち高2長男/不安心身症のHSC中1次男。
息子たちの不登校・きょうだい問題に直面中のHSPおかんが、勉強と修行の日々で得たことや葛藤を綴るブログ。
故ハムスター・パグが癒し(*´-`)

訪問いただき ありがとうございますクローバー
先日友人と息子さん(ちょっと長男と似てる)
遊びに来てくれて、なかなか貴重な雰囲気を
体験できました、おかんです指差し




先週末の次男の卒業式。



五月雨登校を続けていた次男も、無事に当日、式に参加することができた🌸



実は数日前に、次男本人から、

「卒業式受付で、親に生徒からの手紙が渡される」と暴露されていたのだけど

こういうの、昔から隠しておけないタイプ…笑



予告どおり、次男からの手紙を受付で受け取ったので、さっそく式が始まる前に読んでみた。



便箋に書かれた大まかな内容は、



忘れ物を持ってきてくれたり、行事のときに必ず見に来てくれて、ありがとう。

ストレスで休み出してから、わざわざ車で文句言わずに送迎してくれて、ありがとう。

嫌なことがあった時、家で話を聞いて、ぼくの心に寄り添ってくれて、ありがとう。

兄弟げんかの時、どちらかの味方をせずに引き離したり、刃物を出した時も体を使って止めてくれて、ありがとう。


あなたは、子どものためなら体を使ってでもやる、ちゃんとした僕の母親です。

僕の中で一番尊敬している自慢の母親です。

この6年間、僕のことを支えてくれてありがとう。

これからも僕のことを支え続けてください。



そんなことが、次男の字で、便箋の上から下まで書き埋められていた。



母の日や誕生日に、手紙が欲しいなとリクエストしても、面倒がって1行しか書かない次男。

文章を書くことは、下手じゃないのに、いつも避けたがる次男。


だから今回の手紙も、頑張って1.2行かなーと、勝手に予想していた。



それが、蓋を開けてみたら、1枚の便箋に上から下までびっしりと書いてくれていたから、本当に驚いた。



更にその内容が、 


「今まで私が次男にしてきたつもりのこと」

「だけど十分出来たと思えずに自信がなかったこと」


への「ありがとう」だったことも、嬉しい予想外だった。



もっと上手に聞いてあげられたら良かった。

きょうだいの間も、もっと早くから、もっと上手く取りなしてあげられたら良かった。


ずっとそう思っていたし、今も思っている。


だけどそれを、次男本人が認めて、感謝してくれていた。



ずっとこれでいいのか分からないまま、がむしゃらにやってきたけど、思っていたより、子どもに届いてくれていたのかな…



今までの頑張りが、初めて報われた気がした。



何回もその手紙を読み返して反芻して、読むたびに嬉しさを噛み締めた。



この手紙を拠り所に、この先も生きていける。

死後は、棺にこの手紙を入れてもらおう。


それくらい、次男からの手紙と気持ちは嬉しかったし有り難かった。



式後、次男は


「あんなの気持ち込めて書いたと思う?

 全然気持ち込めてないし。

 手紙、返して」真顔ムカムカ


と、ぶっきらぼうに言ってたんだけど。


それでも、手紙を書いてた時は少しでもそう思ってくれてたんだと思うし、全部が全部、嘘じゃないと思うから。


ここは素直に、自分に良いように受け取っておこうと思いますにっこり



次男の手紙、本気で棺に一緒に入れてもらお昇天



最後まで読んでいただき、ありがとうございましたクローバー