先週末の次男の卒業式。
五月雨登校を続けていた次男も、無事に当日、式に参加することができた🌸
実は数日前に、次男本人から、
「卒業式受付で、親に生徒からの手紙が渡される」と暴露されていたのだけど。
こういうの、昔から隠しておけないタイプ…笑
予告どおり、次男からの手紙を受付で受け取ったので、さっそく式が始まる前に読んでみた。
便箋に書かれた大まかな内容は、
忘れ物を持ってきてくれたり、行事のときに必ず見に来てくれて、ありがとう。
ストレスで休み出してから、わざわざ車で文句言わずに送迎してくれて、ありがとう。
嫌なことがあった時、家で話を聞いて、ぼくの心に寄り添ってくれて、ありがとう。
兄弟げんかの時、どちらかの味方をせずに引き離したり、刃物を出した時も体を使って止めてくれて、ありがとう。
あなたは、子どものためなら体を使ってでもやる、ちゃんとした僕の母親です。
僕の中で一番尊敬している自慢の母親です。
この6年間、僕のことを支えてくれてありがとう。
これからも僕のことを支え続けてください。
そんなことが、次男の字で、便箋の上から下まで書き埋められていた。
母の日や誕生日に、手紙が欲しいなとリクエストしても、面倒がって1行しか書かない次男。
文章を書くことは、下手じゃないのに、いつも避けたがる次男。
だから今回の手紙も、頑張って1.2行かなーと、勝手に予想していた。
それが、蓋を開けてみたら、1枚の便箋に上から下までびっしりと書いてくれていたから、本当に驚いた。
更にその内容が、
「今まで私が次男にしてきたつもりのこと」
「だけど十分出来たと思えずに自信がなかったこと」
への「ありがとう」だったことも、嬉しい予想外だった。
もっと上手に聞いてあげられたら良かった。
きょうだいの間も、もっと早くから、もっと上手く取りなしてあげられたら良かった。
ずっとそう思っていたし、今も思っている。
だけどそれを、次男本人が認めて、感謝してくれていた。
ずっとこれでいいのか分からないまま、がむしゃらにやってきたけど、思っていたより、子どもに届いてくれていたのかな…
今までの頑張りが、初めて報われた気がした。
何回もその手紙を読み返して反芻して、読むたびに嬉しさを噛み締めた。
この手紙を拠り所に、この先も生きていける。
死後は、棺にこの手紙を入れてもらおう。
それくらい、次男からの手紙と気持ちは嬉しかったし有り難かった。
式後、次男は
「あんなの気持ち込めて書いたと思う?
全然気持ち込めてないし。
手紙、返して」
と、ぶっきらぼうに言ってたんだけど。
それでも、手紙を書いてた時は少しでもそう思ってくれてたんだと思うし、全部が全部、嘘じゃないと思うから。
ここは素直に、自分に良いように受け取っておこうと思います
次男の手紙、本気で棺に一緒に入れてもらお
最後まで読んでいただき、ありがとうございました