「世界のアオキ」の代名詞! 最近見かけない「タップ式」パッティング 挑戦してみる価値ある?から一部を引用させていただきます。
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タップ式のメリットは、『このくらいの振り幅にしよう』と考えることがないので、迷いや雑念を減らせる点。フィーリング重視で打つことができます。対してデメリットは、ボールとフェースが触れている時間が一瞬なので、インパクトがブレると影響を大きく受けてしまうこと、手首だけで力加減を調節しなければならないので距離感がうまく出ないといった点が挙げられます。ビギナーの方でもタップ式に挑戦する人はいますが、『ミスが大きくなってしまう』と断念する傾向があります。
トーナメント中継を見れば、出場しているプロの多くがストローク式を採用していますが、かつてはタップ式が主流だった時代もありました。特に1970年代頃までは、グリーンに使われていたのは、高麗やバミューダで芝目が強くグリーン面も凹凸が激しかったといわれています。
そうした細かな起伏に負けないボールを生み出すには、インパクトで強くヒットする必要があると考えられていました。つまり、タップ式でダウンブロー気味に打つことで理想の転がりをつくっていたわけです。
タップ式の場合は、ヘッドが大きくて平たい「マレット型」よりも、ヘッドが細長くてシンプルな見た目の「ピン型」や「L字型」を使ったほうが打ちやすいとされています。
今ではグリーン面の凹凸も少なくなったことで、ストローク式でラインに乗せていくようなパッティングのほうが距離感は合いやすく、プロも含め多くのゴルファーが「ストローク式」を選んでいます。しかし、どうしてもパットを打ちきれない、よく行くコースがコーライグリーン、あまり速いグリーンでプレーすることがないといった人はチャレンジする価値があるかもしれません。
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タップ式は「名手のフォロー」で、L・ドナルドのフィニッシュを止めるという点では究極です。フォローは殆んど出ない打ち方ですから。カップを常にオーバーして転がせるハートの強い人には向いてます。但し、転がすより”打つ”パットですから速いグリーンには向いてない打法です。
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