石川遼最近のパター | パット上達ブログ

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昨年は太平洋マスターズでV。今季も開幕戦の東建で3位Tと最近復活と思われる戦績の石川遼ですが、定番のL字マレットの「プロタイプiX #9HT プロトタイプ」ではなく、トウバランスのブレード型パターが活躍に貢献しているような、、、。

 

【石川遼の新パター】3年ぶりの優勝を支えた大MOIのブレード型トライホット。トウ側がフリーに動くのがいいんです(←2022.12.5.のみんゴルの記事です)から一部を引用させていただきます。

 

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 VISA太平洋での優勝も、ショットでねじ伏せたというよりは、ショートゲームの質の高さあってこそだったように思えます。日本シリーズ最終日の17番のイーグルパットも圧巻でしたよね。13メートルのフックラインを見事にカップのど真ん中から沈めました。

●トウバランスのブレード型パター

 石川遼は10月の終わりごろから長年使ってきたパターを替えています。オデッセイの「TRI-HOT 5K THREE」というブレードタイプのヘッド。石川遼といえば「L字」のイメージが強いので、ピン型のブレードタイプはとても新鮮です。実際にその新しいパターでVISA太平洋で優勝しましたから、悪くないんでしょうね。なぜ、長年親しんできたパターを替えたのか? HEIWA PGMでパターを替えた直後は「気分転換」と言っていましたが、気づけば最終戦までずっとバッグに入っていました。新しいピン型の良さを、本人に聞いてみました。

 「指でシャフトを支えてバランスをとったときに、マレットだとちょっとトウが下がりますよね。通常のピンタイプだと45度ぐらいトウが下がる。僕が前に使っていたL字はもっと下がります。でも、このパター(TRI-HOT 5K)はそれよりさらに下がる。もう90度に近いですよね、ほら」(石川遼)

 「僕からするとこのヘッドはトウ側の動きがフリーに動いてくれるからいいんです。元々僕はトウの下がるパターのほうがイメージが出るんですよね。それでいてヘッド自体の安定感があって、そこが凄い不思議なパターでして、なんでなのかよくわからないんですけどね(笑)。重心が前にあるのかな? でも、ヘッドの動かしやすさが、いちばん自分に合っているんじゃないかなと思っています」(石川遼)

 

モデル名は「TRI-HOT 5K THREE」。5Kとは5000の意味で、慣性モーメント(MOI)の大きさを表しているとか。トウバランスで操作性に長けている一方で、ミスヒットに強い寛容性があるヘッド。なんか相いれないものが両立しているようなパターですね。テーラーメイドのトラスパターにも近いのかな。ちなみに、このTRI-HOT 5Kのワイドモデルを上田桃子が使用しています。

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石川は改造スイングが身に付きつつあるとはいえ、まだFWキープ率が低く苦戦が続きそうですが、小技でカバーしているので、こういうところは大いに参考になります。目指すスイングが板につく頃はV争いの常連に復活できるんじゃないかなと期待しています。

 

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