パットでしびれる場面はしばしば訪れます。ショットのそれに比べると数倍以上の頻度でパットで出くわします。
入れごろ外しごろのバーディーパットだが、かなり曲がるラインなどはその典型ではないでしょうか。
入ればそれ以降のゴルフのリズムがとても良くなり、自信を持ってRND出来ますので、単にスコアが-1と記録される以上の効果があります。
また、これを外すような結果になれば、何で入らなかったのかを考えてしまい、それ以降のゴルフに大きく影響してしまいますので、パー(±0)と記録されるにも関らず精神的にはダメージとなってしまいます。
このような場面でプロはどのような心理的取組みをされているか、参考になる例に巡り合いましたので、ご紹介させて頂きます。
藤田寛之のやり方が紹介されていた「週刊ゴルフダイジェスト2013 NO.42から省略して引用させて頂きます。
---
こんな時に大事なのは「イメージを一つに絞ること」。
保険をかけて膨らませて狙うのか。或いは強めにラインを消して狙うのか。
タッチとラインを絞り込むこと。あとは如何に思ったところへ思った強さで打ち出せるかが勝負。
更に言えば、出だしの5cmをイメージ通りに打てるかどうか、それでパットは決まる。
結果的に入るか入らないかは問題ではない。
狙った通りに打てても風が吹けば入らないこともあるのだから、自分の出来ることに集中する。
だから、しびれたときほどラインを決めたらいつものように、ボールの後ろと横で素振りを2回。
ライン上に見つけたスパットに対して、真っ直ぐに構えたら思い描いたタッチでそこにボールを通すだけ。
入るか入らないかは時の運、と腹を括る。それしかない。
---
パット名手の藤田をして「腹を括るしかない」と言わしめるしびれるパット。我々も開き直った気持ちで取り組めば、と言われているような気がします。大切なのは、入っても入らなくても後に引きずらない気持ちが保てることだと思います。
いつものご支援有難うございます。
「いいね!」よりこちらを優先してご協力をお願いいたします。