「パット上達法1」に続きます。
パットの回数が多くなれば、試行錯誤してだんだん上手くなりますが、我々社会人は思うような時間が取れません。だとしたら、理屈を理解して理屈を実現することで上手くなるのが近道です。大げさかも知れませんが、科学的な取り組みで進めるのが結局は一番の近道です。
あ、こんなこと考えなくても、初心者でも3回もパットすれば、誰でもカップインできますね!でもグリーン上の標準打数は2打。状況次第では1パットで入れたいです。それを実現するには努力が必要ですが、理屈が分かっていると結果の評価が出来て、やるべき(練磨すべき)ことが見えてきて練習も飽きずに取り組めます。
カップインの条件は
1.距離の読み
2.方向の読み
3.狙いの方向に転がり出させるストローク
4.(1.2.を実現する)距離勘
です。
どれか1つに違い(ミス)が出てもカップインはしないという難しさがあります。ミスが2個以上あって相殺すれば入ることもありますが(笑)。
真っ直ぐなラインでは強めで真ん中を狙えば入りますが、それでも2m以上オーバーの強さでは入りません(笑)。
同じシューティングゲームでも、アーチェリーに比べて、パッティングの方が何故難しいかがご理解いただけると思います。
1.の距離を読み取る能力をこのブログでは距離感と言います。
目測法以外に歩測をするなど代替法があります。
距離計で測っても良いですが、同伴者のブーイング必至(爆)。ルール上は許されますが、。
物理量ですから正確に把握できます。
4.の距離を実現する能力をこのブログでは距離勘と言います。
これは勘ですから、代替方法はありません。
感覚量なのでアインシュタインでも証明できません。
なので、これが一番難しいテーマですが、練磨の方法はあります。
1.と2.は相関します。
大きめに狙えばラインは浅く(曲がりは小さく)なり、弱め(ジャストタッチ)に狙えばラインは深く(曲がりは大きく)なります。
こう考えると、何が難しくて、どれから習熟してゆくべきかが見えてきました。
最初は3.ですね!
狙いの方向に打ち出す技術です。
次回はこのテーマということになります。
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