ゴルフ全体のリズムも安定する。
こう仰るのは永野竜太郎。
マイゴルフ(日経180222)のパッティング「リズムとタッチを大切に」から略して引用させて頂きます。
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僕は右利きだから、距離勘(原文は感)は朝のパッティンググリーンで右手一本でロングパットを何度も練習し、スピード、タッチをつかむ。
いろんなカップに対して、上り、下りのロングパットを行ったり来たり。
最後は短いパットで仕上げ。
スタート前の練習時間は10~15分で、ストロークのことはあまり考えず、リズムとタッチを大事にしている。
リズムはショットとほぼ一緒で、パットのリズムが一定に動き始めれば、ゴルフ全体のリズムも安定する。
「入れたい」と思い過ぎると、打ち急いでリズムが悪くなるし、変に緩んだりもする。
(中略)
常にカップをオーバーするように打つプロも少なくないが、僕は強気じゃないのでジャストタッチ派。
強くヒットできないから、グリーンは速い方が好きだ。
昨年2位に入ったABCゴルフ倶楽部や太平洋C御殿場などの高速グリーンはイメージが合う。
ただパットではたとえ完璧に打ったとしても外れることもある。
結果はさておき、思ったラインに対し、自分のリズムとタッチで打てるかどうかが肝心だ。
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スタート前のパット練習時間が10~15分というのは驚きました。
ツアーの練習グリーンで見ていると、多くのプロがもっと多くの時間をパット練習に割いているように思います。
「完璧に打っても外れることはある」って、我々にも重い言葉ではないでしょうか。これでも入らないか、ということで自信をなくしたり、フラストレーションがたまりますが、こういう気持ちの切り替えで次打に備えるのが賢明ですね。