気持ちをもつれさせないことも技術、だそうです。
言われてみれば、御尤もと肯けますね。
古い記事ですが「週間ゴルフダイジェスト」(2013年NO.48)『感性レッスン10選』のパットのレッスンから引用させて頂きます。
入らないと思い、サッと打ってみたら!?
T(高松志門):パッティングはまずほとんど入りません。
でも、このことを知っている人は少ない。
O(奥田靖巳):自分のパット数を数えてみたら、いかに入ってないかすぐに分かるんですけどね。
T:入っているといえる人は、少なくとも外した数より、入った数の方が多くないとおかしい。
ということは9ホール中、5ホールが1パット。あとの4ホールが2パットで。
O:つまりハーフ13パット。
トータル26パットの人だけが「おれは入っている」と思っていいということ。
T:そんな驚異的な数はあり得んよね。
みんなが入っていると思っているのは、ただ入ったことがあるという経験の話。
O:はい。ほとんどの人は入ってないんです。入らないということが分かっているんだから、時間かけずにさっさと打ったらええんです。
そしたら気持ちがもつれず入ることもあります。
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個性豊かなお二人の会話。面白いですね。
この気持ちの持ちようは、厳しい心理状態に置かれた時の気持ちの切り替えに有用のように思います。
それに、これに従えば(26パット/ラウンド)、パットの上手いゴルファーってなかなかいないってことですね。
パットの巧拙にシャカリキになることがアホらしく思えてきます(笑)。