1打差の首位で出た鈴木愛が危なげない試合運びで逃げ切り、今季初Vを手にしました(-8)。この試合、初日が悪天候により中止で2日間競技。
開幕初戦は3位T、第2戦は2位と開幕から好調でしたので、近いうちにと期待していましたが、早々と初V。
先行2試合は韓国人選手が勝っていますので「強い選手が勝つ」と割り切っている私も嬉しいですね。
1打差の2位は全美貞。更に1打差の3位に酒井美紀。
更に3打差で4位には藤本麻子、ジョンジェウン、森田遥でした。
鈴木のVは昨年の「モンダミンカップ2017」以来なので「久しぶりのV」(ご本人)とと言えます。
鈴木のパットは、そこであげたように、しっかりした姿勢からのストローク、ルーティーンがいつも一定、ツアー随一の練習量ですが、今回感じたのは、タッチが良く合ってきているということ。
従来は、強め強めのパットが特徴でしたが、今回はタッチを合わせてくるパットが多かったと思います。
そして、前日はセンターシャフトのパターを使っていましたが、この日はエースパターのPING型でした。
前日が「つかまり過ぎた」のでこの日はエース型に戻した、と。
で「フィーリングが良かった」と言うんですから、日頃の練習のたまものですね。
この日「ショットが良くなかったけど、パットが良かった(ので勝てた)」とは、鈴木のパット功者らしさを自他ともに発現していたと言えます。
今年も鈴木の活躍に期待しています。