千穐楽 午前の部 | むばたまの夜の衣を返してぞ着る

むばたまの夜の衣を返してぞ着る

~いとせめて恋しきときはむばたまの夜の衣を返してぞ着る~
平安時代の歌人小野小町の歌から。
愛しい人にどうしようもなく会いたくてしかたのないときは、
寝間着を裏返して寝るわ
(寝間着を裏返して寝ると恋しい人の夢を見ることができるという説があったそうで)

ご挨拶は梅枝くん。
あんなにきれいなお姫様になるのにけっこう男っぽい爆笑
びっくするくらい折り目正しく真面目なご挨拶。

松也くんの知盛、とても大きく感じられた。壱くんの典侍の局、肩にかかる髪や重ねた衣装の裾のひだまで美しかった大泣きうさぎ
種&右の魚尽くし、刀曲げ伸ばし?楽しさが五割増しカナヘイハート

ほんと「お人形さんみたい」という形容がぴったりな三人形カナヘイきらきら
しゅっとした若衆。可憐な傾城(傾城が可憐なというのは変だけど)おもちゃ箱に欲しい奴。舞踊の良し悪しなぞさっぱりわからない私でも、退屈や眠気とは無縁の演目。
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午後の部の前にまたもや行ってしまった矢場とん豚