2011年になって4日も経ってしまった
もう去年のことだからなあ・・・
第二 仮名手本忠臣蔵 七段目 祇園一力茶屋の場
大星由良之助/吉右衛門
遊女おかる/玉三郎
竹森喜多八/歌昇
大星力弥/種之助
矢間重太郎/種太郎
赤垣源蔵/歌六
寺岡平右衛門/仁左衛門
吉右衛門さんの由良之助に玉三郎さんのおかる、
仁左衛門さんの平右衛門とくれば
超豪華メンバーという安心感でいっぱい。
玉三郎さんのおかるの可愛らしいこと・・・
仁左衛門さんの平右衛門の若々しいこと・・・
次は仁左さまの由良之助を観たい。
第三 玩辞楼十二曲の内 心中天網島 河庄(かわしょう)
紙屋治兵衛/藤十郎
紀の国屋小春/扇雀
丁稚三五郎/翫雀
河内屋お庄/竹三郎
粉屋孫右衛門/段四郎
観ていて治兵衛に対して腹が立って仕方がない。
許せない男だわっ。
わがままでどうしようもない甘えたで・・・
結局、周りの人みんなを不幸にしている。
そう思えてしまうのは
きっと藤十郎さんという役者のすばらしさなのだろう。
でも、このお話好きにはなれなかった。
竹三郎さんのお庄が上方のおかみさん・・・という風情で素敵だったのと
翫雀さんの丁稚が可愛らしくてよかったのが救い。
第四 鳥辺山心中(とりべやましんじゅう)
菊地半九郎/梅玉
若松屋遊女お染/芝雀
坂田源三郎/玉太郎改め松江
半九郎若党八介/薪車
お染父与兵衛/寿猿
仲居お雪/歌江
坂田市之助/歌六
若松屋遊女お花/魁春
うーん。
同じ心中ものとしてもお話自体はこっちのほうが好きだ。
ただ、
配役が私には合わなかった。(あくまでも私個人の好みとして)
この違和感は半九郎が若くて正義感にあふれた武士であり、
お染は遊女ではあるが、一途に一人の男を愛する
まっすぐな心の娘ということからくるのではないだろうか。
今回の配役、私にはお二人が若者に見えなかった。(ごめんなさい)
愛之助さんと孝太郎さんのコンビで上演された松竹座のを観たかった。
京の鶯、江戸の鶯・・・のせりふの場面
好きだけどなあ・・・。
第五 越後獅子(えちごじし)
角兵衛獅子/翫雀
終演が22時40分ごろということもあって
かなり空席が目立ってきていた。
でも、翫雀さんの越後獅子は本当に楽しかった。
一本足の下駄を履いているとは思えない軽々とした身のこなし。
晒しの細布の動きも美しくて
長時間の観劇の疲れも忘れた。
クリスマスには
前掛け(?)にサンタとツリーをあしらっていて
観客は大喜びだったと聞いた。
クリスマスバージョンを観た方が絵を描いてくださった。
雀がサンタ帽をかぶっている(笑)
そして、胸にはツリーが・・・。
終演後3時間の運転は少々つらかったが、価値ある顔見世だった(と思う)。
う・・・昼の部はいつになるのだろう。
にほんブログ村