春の雨に菜の花が揺れていた。

遅咲きの枝垂桜もそれに濡れていた。

新年度 人手不足はかなりきつい。

4月から入ってきた人は 震える手で 電話対応をしている。


スムーズに仕事を運ぶため 今朝も資料整理に時間費やした。


午後 配偶者と買い物へ お世話になった人が決算月の今月末で離職するためだ。

その折り 息子の同級生A夫婦に会った。

某有名大学で 就職には困らないと その表情と語調には ゆとりと自信が伺えた。


我が息子の学校の頃を想起すると 実際 頭はザルだった。

芥川龍之介を「ちゃがわりゅうのすけ」といっていた。

そうそう ある時 わたしはが「紅茶」を飲んでいた。「のむか?」と言うと首を振った。

しばらくすると キッチンから戻ってきた。

「べにちゃというのがあったんで作ってみた。」

「それが紅茶だ。」と説明するのもあほらしくなって 頷いたことを思い出す。

それゆえ 息子は頭ではなく 体力勝負の方向である。

もう少し残業の無い会社と思うのだが 頭がアミ故に仕方がない。

その息子 朝から遊びに行ったきりまだ戻ってこない。


そうそう 買い物はかなりの予算オーバー。

帰りに 何か買って帰ろうかとも話し合っていたのだが  それも自然消滅。

帰宅すると 私は資料作り再開。配偶者は 息子の作業着の補修にため息ついていた。

稼いでいた頃 この季節


花見をやっていた。


3分咲きで1回。 8分咲きでもう1回。 満開でさらに1回。 落下盛んで1回。


雨が降ると 雨の桜もいいとまた1回。


葉桜で1回。 


忙しかった。

外は雨が降っている。


満開の白い木蓮の花弁が それに濡れ落下していく。


その木の枝に 雨に濡れながら 小首をかしげ鶯がさえずっている。


「ホー・ホケキョ・・・・・・」


繰り返すさえずりも 先月聞き始めたさえずりよりも 相当りうまくなっている。


そうでなくとも年度末 人手不足になっている中 昨日は 新旧事務の引き継ぎ・申し送りあり。


事務所の中は大変な状態であった。


日々の忙しさで気付かいないでいたが 疲労の信号が出ていたのに気がついた。


眩暈である。前傾姿勢や 急に体を横たわした時 眩暈が来ていた。


起床時その体操を 再開しようかと感じた。