8月15日のトランプVSプーチン会談は何を取り決めるかNo3 | パパケベックの総合ブログ

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◆15日のアラスカ会談の本命は、2回目の三者会談


三者会談とは、トランプとプーチンのほかにゼレンスキーを加えたものだ。

トランプ政権から出た以下のリップサービスは、15日のアラスカ会談は、そのあとの三者会談が本命のように情報発信している模様だ。


●プーチン氏に合意の用意、2回目の3者会談「重要に」=トランプ氏

 

 

 




トランプーーー

「15日の会談では次の会談に向けた下準備を行う。次の会談はすぐに実現する。アラスカで開催されると期待している」


15日のプーチンとの会談は、その後のゼレンスキーを交えた三者会談の下準備だと!


なんか、もう決まったような言い方にも聞こえそうな・・・・・自信過剰?

うまくいかなければ、トランプはインドなどにあるいはロシアに直接制裁関税をかけるみたいなことをリップサービスしている模様だ。



◆領土問題は三者会談での議題らしい


15日のアラスカ会談が領土交換なるものを主題にしていない風な言い方だが、領土問題は、三者会談でのメインテーマらしい。


トランプーーー


「3者会談では領土問題についてさらに深く掘り下げて協議される公算が大きいと指摘」

ってことは、今回のアラスカ会談では、三者協議にプーチンが参加することを約束してもらうための「意見の聴取」ってことになる。



◆15日のアラスカ会談の目的ーーーゼレンスキーを交えた三者会談をやるかどうかをプーチンに問合せするもの


「3者会談では領土問題についてさらに深く掘り下げて協議される公算が大きいと指摘」

だから、15日のアラスカ会談では、三者協議の参加の有無と三者会談での協議内容の確認なり約束なりを取り付けるもの、だと言える。


トランプは、プーチンにゼレンスキーを交えた三者会談への参加を問い、三者会談での協議内容の確認と合わせて、停戦の下準備を行うというものになる。


しかし、停戦そのものは始まらない。

仮にトランブがプーチンに占領地の割譲案を認めさせても、ゼレンスキーは拒否するからだ。



だから、トランブが主導する三者会談が実現しても、ゼレンスキーが領土の割譲案を拒否するから無駄に終わる三者会談となるのが濃厚だ。


そのためトランブはゼレンスキーに次のように求めているらしいーーー


「境界線や領土などについて、譲歩が必要となるだろう」


しかも三者会談での領土割譲(領土交換)の取り決めは、ゼレンスキーとプーチンが直に話し合うようだ。


トランプーーー


「私は彼らと交渉するつもりはない。彼らに交渉させるつもりだ」(おほほ)


◆トランプの停戦または終戦案はゼレンスキーとプーチンの国境線画定の1対1の話し合い


トランプが目指しているゼレンスキーとプーチンの話し合いは、国境線の画定であり、停戦のための条件を作る点だ。


つまり、トランプは、ゼレンスキーとプーチンの直接会談を主宰する感じになる。だから、領土問題について、トランブは、プーチンともゼレンスキーとも交渉しないと言っている。


「私は彼らと交渉(国境線画定・領土割譲)するつもりはない。」



◆ゼレンスキーは、国境線の画定にも領土割譲にも拒否の姿勢を貫くだけ


トランブが期待している譲歩なるものは、肝心な点でゼレンスキーまたはプーチンの拒否でご破算になるしかない。


ただ、トランブが
ゼレンスキーとプーチンの直接会談を実現したなら、それは歴史的になる可能性もある。


とはいえ、ゼレンスキーもプーチンも領土の割譲に対しては、憲法で禁止されていることを言うだろう。

プーチンにとっては、ウクライナ4州は、ロシアの領土に併合したもの。したがって、まだ占領していない併合地については、ウクライナの実効支配地ぐらいにしか考えていない。


だから、トランプの領土問題についての文言は、停戦のための条件づくりとして領土問題≒国境線の画定が必要なことをプーチンとゼレンスキーに納得させるために今回の会談が仕組まれたものである。



◆トランプのプーチンとの会談の目的は、領土問題・国境線画定が停戦・終戦の条件に必要だと納得させるためのものに過ぎない


要は、ゼレンスキーとプーチンのサシの協議を誘導することと停戦のための条件として国境線の画定が譲歩の必要があることを両者に納得させるためのものであることだ。


ところが、ゼレンスキーもプーチンもそんなもの納得していない。別の目的があるからこそ、プーチンはトランプと会談するのである。



プーチンは、このまま戦争を継続可能だ。

 

ゼレンスキーは、このまま戦争を続けるには、西側の軍事支援が必要だ。

 

それゆえ、仮に三者会談になっても、プーチンもゼレンスキーも議題とは別個の事案がトランプとの交渉対象だろうことだ。


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2019年10月10日。
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