石破政府が素直に認めたコメの生産不足 | パパケベックの総合ブログ

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石破政府が素直に認めたコメの生産不足


兵隊あがりの石破だが、コメの価格高騰の前に素直に政府によるコメの生産調整が不足していたことを認めた。


●コメの実態把握、甘さ露呈 「令和の騒動」で生産調整限界

 

 

 




◇コメの価格高騰の原因は政府が主導していたことを認めた

「農林水産省は5日、「令和の米騒動」と呼ばれる昨年来のコメ高騰に関する検証結果を公表し、
生産量が十分にあると思い込んだことが原因で「流通実態の把握に消極的だった」と認めた。」


それはいわゆる「作況指数100」だから生産が十分な目標を達成し、価格もそれなりの価格を維持していたからだ。

ところが南海トラフ地震騒ぎでコメ不足が消費者の買いだめであるかのような原因を増税メガネ岸田政府の時に主張していた。


◇政府によるコメの生産調整の社会主義政策の限界


「2018年の「減反」廃止後も続けてきた事実上の生産調整には限界が見えてきた。」

「需要に応じたコメの生産のため、翌年産の
需要と生産の見通しを秋に示すが、需要は23年産、24年産と2年連続で実績と大幅な乖離(かいり)が生じた。」


減反でコメの生産量を決め、作況指数100で、1等米比率がここ最近の夏の高温で極度に減少

それで店頭からコメが消え始めた。


そしたら、作況指数100だからJA系の入札業者は、高値でコメを買い取り始めた。

「万歳!」「コメの価格が上がった!」「農家の収入も上がるぞ!」


ところがコメの価格高騰は社会問題だ。



「需要は23年産、24年産と2年連続で実績と大幅な乖離(かいり)が生じた。それでも、コメの不足はないとの認識に固執


コメの不足はない!これが作況指数と1等米比率のコメの流通量の乖離になった。


◇コメの必要量の計算根拠


「需要を過少に評価してきたのは、
1人当たりの消費量が減少傾向にあるとの推計を基に、総人口を掛け合わせるだけの算出方法を採ってきたためだ。」

それが原因?

というのは、


「実際には訪日客の増加に伴って需要は想定を上回る一方、供給面では玄米を精米して残る白米の割合「歩留まり」が低下した。」


外国人の増加によって需要がアップしただと?

そもそも、次の点だ。


「供給面では玄米を精米して残る白米の割合「歩留まり」が低下した。」

それが1等米の比率が低いために、「玄米を精米して残る白米の割合」が減少したわけだ。


1等米比率の減少は、夏の高温によるもの。


★植物の高温による障害は、光合成が高温で低下するためにおこる。コメの開花から米粒を作るための光合成が高温で減少すれば、米粒の出来不出来になるわけである。


◇政府のコメの需要の把握


●コメ需要、想定から38万トン上振れ 「需給バランス崩れた」指摘も―農水省調査
 

 

 




その記事からまとめれば、

「2024年7月から1年間の主食用米の需要量が現段階で711万トンに上り、昨年示した当初見通しの673万トンから38万トン上振れする」



政府の2025年度のコメの需要予想は、673万トンだったが、実際には、711万トンだったということだ。

社会主義的なコメの生産計画にあたって、コメの必要量の「予想値」が低く見積もられていたことを示す。


その必要量の予想値の根拠は、何かあるのだろうが、実態からかけ離れていたのは事実だ。そのかけ離れの原因が外国人の流入だと考えているようだ。


もう一つは、政府がバカ騒ぎした南海トラフ大地震らしい「告知」が国民によるコメの買いだめに走ったことだ。本当にそうなのかはわからない。


ただ、2024年度に出回ったコメは、2023年が高温障害を起こしていたとすれば、JAサイドで1等米比率の低下を把握していたのは確実だから、農協のコメ市場の入札でコメを高く買い取ることが発端となって、それが消費者に知られて「高くなる前に、今のうちにコメをたくさん買っておこう」という行動を起こしたと考えられるが?



コメの価格が上がり始めたころに消費者のコメの買いだめ行動を起こしたと考えたほうが自然だと思えるが?ーーーコメがもっと値上がりする前にコメを買いだめするために。


◇政府のコメの社会主義的政策の乖離原因

次のようにーーー


「需要見通しと実績に大幅な乖離(かいり)が生じていることについて、出席委員からは「エビデンス(科学的根拠)を説明し切れていない」として解明を求める声が相次いだ。」

食料・農業・農村政策審議会の委員のこと



政府が隠している事実がJA系の入札業者による価格高騰の始まりに消費者による買いだめが促進されたことだとすれば、事は結構陰湿な政府説明になるだろう。


食い物の恨みは、そりゃあしつこいものだ。


外国からのコメの輸入自由化をやれよ。

高額な政府投資で農地の大々的な整備事業やったんだろう、コメの輸入自由化に対抗できるのではないのか?


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2019年10月10日。
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