2年前の記事ですが、再アップ!
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の続き。
私が感じた小さな違和感。
とっても小さな違和感なので
ま、いっか と済ますことはできます。
いや、私にとっては
ま、いっか と済ませた方が簡単です。
だって、私の後ろに並んでいるお客さんが
ざっと5~6人はいるから
みんな早く会計したいだろうし
手間取ったらみんなに迷惑かける。
「何してんのかしら?!」っていう視線も痛い。
それにこんな小さなことで文句言ったら
私、クレーマーみたいじゃない?!
そんなにこだわることでもないから
気付かなかったことにして
早く会計を済ませよう!
と目先のことを優先する方がラク。
ええ、気付かなかったことにしましょう…。
でも!最近の私は違う!
立ち止まって何が違和感なのかを感じるんでしょ?
とブレーキをかけた私は
勇気を出してレジの方に
自分が感じている違和感の内容を伝えました。
よ~し!! やるぞ!!
「あの…これとこれ、まとめ買い対象のはずなんですけれど、
単品っていう表示が出ていたんです。
もしかして安くなっていないのかな?と思って…。」
するとレジの人は
「え?…あ、本当ですね。単品になっています。」
言ってよかった~♪
ちゃんと嫌な顔されずに伝わった!!
と喜んだのもつかの間
「じゃ、どうします?」
と聞かれた。
はい?
ど、どうします???
単品扱いで買うか買わないかってこと?
どうしますって…どうしますって…
確認しろよ!!! あら、いやだ。言葉が乱暴ね
という怒りが出てきました。
その怒りが出てきて
「あ、そうか!
私は確認して欲しいんだ」
とわかりました。
残念ながら、ここまでにならないと自分の気持ちに気が付かないんですよね~。
そう思った私は
「確認して頂くことはできますか?」
と聞きました。
「ここでは対応できないので、
サービスカウンターでお話して頂くといいと思います。」
と案内してもらったのですが、
正直
え~!ここで何とかならないの~?!
また説明するのか…
あ~面倒なことになった!
言わなければよかった…。
もう帰ろうかな…
とよぎったのです…。
でもね、
いやいや!
今私がして欲しいのは、確認してもらうこと!
ここは頑張ろう!
と気を取り直し、
一旦レジで代金を払い、
サービスカウンターへ行き事情を説明。
かくかくしかじか、
レシートを見せながら説明したところ
「あら、本当ですね。上に確認してみます。」
とどうやら責任者の方に電話をかけてくれました。
は~い!確認します!
しばらく話をしていたあと
「お待たせしました。
実は単品の値段の方がまとめ買いよりも
安い商品をお選びになっているので
単品扱いになっているとのことでした」
と説明してくれました。
な~んだ!!
それだけのことだったのか!!
そう。
それだけのことだったけれど、
いつもは流してしまうような私の小さな違和感を
自分で大事にできた満足感が出て
「言ってよかったなあ」と思ったのです。
仮に、今まで通り「ま、いっか」と流していたら
心はどこか納得いかないまま
「あそこのスーパー、お客が気づかないと思って
実は他にもぼったくりしているんじゃない?!」
とか
「あのレジの人、
自分で責任追いたくないから、あの対応なんだわ!」
とか
勝手に妄想を広げて
すごく大きなネガティブ解釈に変身させていただろうな~。
「ま、いっか」って受け入れる為に使うと
許した結果、安心感になるけれど
流したり、見ない為に使うと
我慢した結果、不信感になるな~
と学んだのでした。
昔はよく我慢していたのね。これも我慢を止める練習していた時の記事
母の電話もよく我慢して聞いていたっけ。