こんにちは。

 

桜蔭は、大問1も難しい印象がありますが、2025年は非常に簡易な問題が並んでいる印象でした。

 

大問1の計算量も、桜蔭受験生さんレベルであれば、時間もそんなに取られないのではないかと思う問題群でした。

 

大問1は全て完答の受験生さんも多かったでしょう。

 

ここは点数を稼ぎたかったところです。

 

(2)や(3)は、大手塾の練習問題で同じような問題を見かけています。

 

 

 

大問1の(2)①は、側面の展開図がイメージできれば、すぐ解答にたどり着いたでしょう。

 

大問1の(3)は、おそらく多くの受験生さんが解けた問題なので、時間をどこまで短縮して解けたかが分かれ道になったと思われます。

 

もしかすると受験生さんが少しびっくりしたのは、一番最初の計算問題かもしれません。

 

 

分子も分母も3桁になるので、解答を書きながら「この答えであっているのかな?」と思った受験生さんも多いでしょう。

 

桜蔭は強靭な計算力を求められるので、普段からどんな値が出てきても、その答えには絶対の自信があると思えるくらいの練習量は必要です。

 

逆に大問2(A)は、苦戦した受験生さんが多かったかもしれません。

 

 

大問2の(1)は、場合分けを検討できたかどうかが分かれ目でした。

 

文意を汲むのが難しかったと思います。

 

逆に(2)は、式を立てるのは楽だったと思います。

 

(1)でよくわからないとなって、大問2(A)の残りの問題を読み飛ばしてしまうと得点できなかったでしょう。

 

大問2(B)は、(2)②が勝負でしょう。

 

 

(2)①は、自力で図の中に正三角形を見つける必要がありました。

 

その上で、(2)②は、アとイ、イとウ、アとウのケースを考える必要がありました。

 

(2)①でアとイのケースは調べているので、残りの2つを調べる必要があります。

 

アとウのケースを図に書くことができるかが勝負だったと思われます。

 

桜蔭は、こういった場合分けを要する問題を非常に出す傾向にあります。

 

場合分けができるためには、問題の本質、構造を見抜いている必要があります。

 

ただ計算をするだけといった問題は、手順を暗記していればそこそこできてしまうので、あまり桜蔭では見かけません。

 

まず、大きく問題の構成を捉えた上で、考えるべき事象が何個あるのかを自力で見つける必要があります。

 

桜蔭を受験する場合は、この構造を見抜く力も養っていってください。

 

長くなってきましたので、大問3以降はまた次回以降検討したいと思います。

 

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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