「受験国語の問題文でよく出題されている作者さん」シリーズ第4弾です。

 

過去のシリーズはこちらをご参照ください。

 

 

 

 

 

 

 

受験の問題文で出題される作者は、他の学校さんでも出される可能性がありますし、同じ問題文が別の学校さんで出ていることもあります。

 

受験勉強が忙しくなる前に、なるべく多くの作品に触れておけるといいですね。

 

自分の知っている作者さんが題材に使われていると、不思議と嬉しかったりします。

 

どんどん馴染みの作者さんを作っていきましょう。

 

【受験国語の問題文でよく出題されている筆者①】

 

万城目学さん 

 

鴨川ホルモー、鹿男あをによし、プリンセストヨトミ等、映像化作品も多いかたですね。独特の世界観が光ります。

幅広い知識を基にしたウィットに富んだ節回しも特徴。

どの作品も非常に読みやすいと思います。

どんどんページをめくって読みすすめていくことができるので、おすすめです。

京大出身の作者さんですので、関西の難関校での出題も目立ちます。

 

出題校 

・甲陽学院中 2012年 かのこちゃんとマドレーヌ夫人 

・清風中 2021年 ねねの話 ザ・万歩計

 

 

【受験国語の問題文でよく出題されている筆者②】

 

外山滋比古さん 

 

国語の教科書や入試問題で頻出の作者です。

『思考の整理学』が有名。

「ことば」を非常に意識した文章が印象的。 

 

出題校 

・灘中 2005年度 わが子に伝える『絶対語感』

・甲陽学院中 2009年 忘却の力 

・清風中 2017年 日本語の絶対語感

 

 

 

【受験国語の問題文でよく出題されている筆者③】

 

辻村深月さん 

 

心情描写が印象に残る作者さんです。

入試でも、複雑な人間模様・登場人物の揺れ動く感情を描いた部分が出題されています。

近年、入試の物語文でよく出題されているような印象です。

 

 出題校 

・灘中 2016年 仁志野町の泥棒 

・甲陽学院中 2015年 1992年の秋空 

・六甲学院中 2019年 孫と誕生会

 

 

【受験国語の問題文でよく出題されている筆者④】

 

有川浩さん 

 

阪急電車や植物図鑑の著者ですね。

両親や学校の友達といった身近な人との関わりの中での、主人公の心の機微を読み取ることが求められるシーンが出題されています。 

 

出題校 

・甲陽学院中 2017年 アンマーとぼくら 

・奈良学園中 旅猫レポート