僕はここのところ必ず毎年決まってすることがある。

 

 

それは映画に関することなんだけれども

 

年に1度は「スターウォーズ」の1作目~9作目までを見る。

 

そして、スターウォーズのサイドストーリーを見る・・・というスターウォーズ祭をすること。

 

 

更には

 

年に最低一度は「ツインピークス」の全話を見て、「ツインピークス リミテッド」を全話見て、

 

「ローラ・パーマー最後の一日」、そして「ブルーベルベット」を見る・・・というカイル・マクラクラン祭をすること。

 

 

季節に1度ごとに「ロードオブザリング」3部作、「ホビット3部作」を見る・・・つまりは年に36本はみる・・・・というトールキン祭をすること。

 

 

 

年に最低1度は「ゲーム・オブ・スローンズ」全8章を見る・・・というゲーム・オブ・スローンズ祭をすること。

 

これが最低限のもので、

 

その他にもほぼ毎日2本は映画や海外ドラマを見ている。

 

で、劇場にも映画を見に行くので

 

 

そこそこ映画を見ていることになると思う。

 

1月に「ロードオブザリング」「ホビット」は見て、3月にも見たので少し間を空けているわけだけども

 

そろそろ夏になると第3回トールキン祭をすることになるとは思うので、今年は5回は開催するかもしれない…自宅のプロジェクターで。

 

 

今上記したものはすべてBlu-rayか4KHRDで所有している。

 

これ以外にも映画は200本以上は所有しているので、それを繰り返し見つつ、新しいものも見る。

 

 

「よく、何度も同じものを見るな~」と言われることも多々。

 

でもね、例を挙げると「ゲーム・オブ・スローンズ」など5回目で初めて気づいたこともある。

 

それはセリフではなく、ストーリー上の重要な話の流れでもなく・・・つまりは見逃してもさほど問題のないところで

 

ちょっとしたしぐさの中にキャラクターの中の表面には出さない思いと関係性。

 

例えば、複数のキャラクターが順番で映るときにその順番で気持ちを寄せる相手が誰だかがわかる。

 

ただし、ストーリーには全く触れるところではなく、その関係性がクローズアップされることもない。

 

なんだけども、数回見たからこそ、それに気づくことができた。

 

ということは次に見た時は、その関係性ありき…で最初から見ることができる。

 

気づき・・・・というものが面白いのです。

 

 

おそらく、監督の遊び心だと思う。

 

そこが伝わらなくっても全く何の問題もない。

 

でも、ここを知ると、また楽しむことができる。

 

 

ツインピークスなど、ストーリーが難解なので、理解をしようとすると頭の中で「こうに違いない」を常に考えるしかない。

 

で、描かれていないことまで想像してもう一度見直すしかない。

 

ツインピークスは25年後の世界を描いた「リミテッドシリーズ」で色んな回収を行っていくと思いつつ・・・

 

大きな疑問が浮かんで終わることとなる。

 

こうなるともう、何度も見直しながらそこを想像するしかないのです。

 

それに比べると

 

「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」そして、その作品に影響を受けた「スターウォーズ」は最後まで走ってゴールを切れば

 

物語の全てを把握することができる。まるでマラソンを走り切ったような感覚になる。

 

 

そうしますとね、マラソンランナーがまた次のマラソンにエントリーするように

 

 

再度見てしまうわけです。

 

「ランナーズハイ」みたいなものです。

 

 

2024年6月6日現在は上記のものはすべて1巡はしているので、他の作品をまた見て戻ることになると思う。

 

たまに「ミッション・インポッシブル」全作

「インディージョーンズ」全作

「パイレーツオブカリビアン」全作

なども祭が行われたりするけども

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジミースターダストが香川で唯一出演させていただいているのがここ、高松のスタジオナッシュビル。

 

ソロでは他所にも出ていますが、バンドはここだけ。

 

 

今年初めにもご厄介になりましたが、おそらく今年は6月9日のこの日のライブが最後になるのではないかな…と思います。

 

 

そして、ジミースターダストにとっては6年半(…もう7年と言っていいとは思いますが)ぶりの新譜のレコ発!!

 

 

しかも2作品同時のリリース。

 

この日ライブを楽しんでいただいた方に僕らの演奏が届いたならば、お買い上げいただけることでしょう。

 

 

今年初めに来たとはいえ、あの時はまっちゃさんがやんごとなき理由で欠席だったため

 

 

メンバー全員そろって出演するのは今年初ということになります。

 

 

そして、あれから新曲もできたので初披露の曲もあるわけです。

 

で先述したようにこの日がレコ発の一発目!!

 

 

今回は今年初がたくさん詰まった香川県スタジオナッシュビル出演ということになります。

 

 

まだまだ現状として、お客様のライブハウスへの返りは少ない状況です。

 

 

ジミースターダストはこの日は19:50からの30分枠での出演となります。

 

 

なので、近隣の県や関西からお越しの方々も交通機関を利用しての日帰りが可能なわけです。

 

 

昼間は香川県を観光し、おいしいうどんを食し、おみやげはうすに行って冷やかし

 

夜はライブを楽しみ、レコ発作品を買って帰宅する・・・・というコースが可能です。

 

 

そして、まだまだ石川県能登半島地震の被災者の方々の為にジミースターダストのアパレル物販の売り上げの一部を寄付させていただきますので

 

 

それもぜひご協力ください。

 

 

この日は4組の出演。

 

どの出演者もじっくりと見る時間のある方は最初から最後まで

 

時間なく駆けつけてくださる方は、ご自身の都合に合わせて。

 

 

また

 

 

ライブは見れないかもだけど新しいCDは購入したいという方もぜひお越しを!!

 

 

何せ、香川県は今年はこの日が最後の予感なので

 

 

CDをお買い上げいただけるのもこの日だけとなります。(物販のみの販売なので)

 

 

また今度・・・・ということがないままお別れという人生も多々あります。

 

一人でも多くの方にこの日はお集まりいただきたい。

 

 

今回はジミースターダストは3人そろっていけます。

 

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

ジミースターダストのCDは歴代全て手作りです。

 

僕がジャケットのデザイン、盤面のデザイン、そしてそれを印刷しています。

 

まっちゃさんが僕がデザインしたジャケットを印刷してくれていました。(今回からはすべて僕)

 

それはまっちゃさんのプリンターが不調なため。

 

歌詞カードは僕が印刷して、僕が織り込み、ジャケットを組み立て、そのジャケットの中にCDと共に封入します。

 

 

それこそ、徹夜作業です。

 

 

そうやって自家製・・・・というところを売りにしていたわけです。

 

 

通常はCD自体は工場に発注し、スタンパーを作ってもらって大量生産します。

 

 

僕は一枚ずつ自分で焼いています。

 

 

なぜならば

「自分で焼く方が実は音がいいから」です。

 

 

工場でスタンパーで大量生産する場合、原版の4倍~7倍薄まった音で生産するのと同等の音質になります。

 

 

自分で焼く場合、原版と同じクローンを作ることも可能です。つまり、原版と全く同じクオリティの音質です。

 

 

今やCDデッキを持たない人が増え、デジタルデータでの音質しか聞いていない人には

 

この音質の違いもなかなか分からないとは思いますが・・・・・。

 

CDを自分で焼く場合、一枚ずつ再生が可能かどうかをチェックします。

 

手間がとてもかかります。

 

 

それでもなお、あえて「手作り」を選んだのは自分たちの作品に愛情を持つためです。

 

 

 

確かに工場に発注した方が便利だし、キャラメル包装などで豪華に見えるかもしれません。

 

 

ですが、実はそれは「見せかけ」です。

 

 

キャラメル包装などは一度開封したらただのごみで捨ててしまうものです。

 

僕はそこに執着は持ちません。

 

中身が大事です。

 

 

これだけ手間をかけて作ったのです。何が何でもお客様に買っていただきたいという思いと

 

オークションで売り飛ばされないように・・・・です。

 

 

工場にプレスを頼んで、インディーズのレーベルから出した自分のCDがヤフオクに出ているのを見た時に

 

 

世間一般的にはなかなか売り出しても買い手が付きづらいものを作ることに決めました。

 

一般の中古CD屋さんなどで並ぶことのできないもの・・・・を目指したのです。

 

 

でもね、

 

 

この手作りのCDは小ロットで作れるとは言え、本当に手間暇がかかります。

 

 

更には

 

ジミースターダストのCDは「そこそこ売れます。」

 

 

このそこそこを数字で表すのは実に野暮なのでそれは表しませんが

 

 

ボブ・ディランのCDでさえ、日本では今や1作品約3,000枚しか売れません。

 

それに比べると大健闘・・・・とだけ。

 

 

あ、それは全作品の累計なのでボブ・ディランの1作品と比べるには卑怯ですが・・・・。

 

 

こうやって自分で作ったジャケットが人手に渡る事、その方が大切に持っていてくれることが嬉しいのです。

 

今回をもって、今までのジャケットが使えなくなります。

 

ラストオールハンドメイド・・・・です。

 

 

レコーディングについてもいまだにスタジオでエアとラインを混ぜたレコーディングをしています。

 

アナログの味を少しでも残したいからです。

 

いくらデジタル信号であっても

 

空間の響きをエアに閉じ込めるために。

 

 

パソコン上でソフトを使うとしても

 

 

ぎりぎりアナログな部分は残したいのです。

 

2024年6月9日の香川県高松スタジオナッシュビルのライブより2作品同時レコ発。

 

「さよならガンダルフ」のみ大阪で先行発売しましたが、この手作り100パーセントのものは

 

残りわずかです。

 

 

もしも、僕が偉くなったなら価値は上がる事でしょう。