アウディQ5に取り付けている無線機をヤエスのFTM-100DからアイコムのIC-2730に付け替えました。
前のヤエスは145・00と433・00の数字が上下に出て、その片方が小さく表示されて、
大きく表示された方しか受信出来ず、145と433の両方を受信するために助手席に人が乗っていない時は
もう一台無線機を置いておいて、それでアンテナを2本立てて2波同時受信を行っていました。
しかしこのアイコムのIC-2730は周波数ダイヤルとボリュームが別々に付いていて、
しかも雑音を拾わない様にするSQLのダイヤルもヤエスはその都度設定を呼び出して調整しないと
いけなかったのが、左右独立でダイヤル調整出来ます。
それに加えて受信音が良いというのが特徴で、人から「アマチュア無線機はどこがいいですか?」と聞かれて、
「音が良いからアイコムです。」と答えていた自分とすれば、本領発揮的な買い物です。
ただ他のメーカーは10年過ぎても修理してくれるけど、アイコムは強気で一定以上古くなると
修理してもらえないという事もある様ですが。
無線機は今も前もセパレートなので、ラゲッジの左サイドに入っていたヤエスのユニットを取り外して、
アイコムの物に交換して、延長ケーブルも交換しました。
そして延長したダッシュのスピーカーから出た音は、めちゃくちゃいいじゃないですか!
あっ!ただダッシュのスピーカーもこれまでダイヤモンドのコピー商品だったのを、
本家本元のダイヤモンド製に同時に替えたので、無線機とスピーカーでどっちがどのぐらいの比率で
良くなったか分かりません。
たまたま外部スピーカーを買った時に、そのお店に値段の安いコピー商品しかなかったので、
それでしかたなくそれを使っていて、今回の入れ替えを機にダイヤモンド製に付け替えました。
無線機を付ける時にスピーカー端子が2個あったのでその片方に繋いだのですが、それは145メガと
433メガの別々に音が出る様になっていて、知らずに片方だけ繋いだら、ダッシュのスピーカーから
433メガの音しか聞こえず、主に使う145メガのはラゲッジの中からこもって聞こえていました。
そこでダッシュのスピーカーに145メガの音が鳴る様にして、433メガはコピー品を
アームレスト下からなる様にしました。
良い事だらけのアイコムの無線機の様ですが、IC-2730はアナログ通信だけでデジタルには対応しておらず、
デジタルは人の声が不自然に聞こえるので自分は音の自然なアナログ通信しか行わないのでこれで十分です。
ただ自分がこれまで相手がアイコムで交信した時に、送信に乗っている声が少しカサカサして
聞こえた気がして、そこは気になっている部分ではありました。
その理由はどうも周波数ディスプレイの横にマイクをつなぐ端子があって、セパレート使用では
ここを使わずに本体から別のケーブルで前までマイクの配線を引っ張る方式も取れて、
「あー、だから別に本体にマイク端子が付いていたのか!」と取り付けた後で気が付きました。
ちなみにヤエスのFTMー100Dはセパレート時に最初からマスクとディスプレイの配線が別々だったので、
それで送信した音声に艶が有ると感じたのだと思います。
アウディではスタートボタンやシフトにケーブルが邪魔になるので、延長ケーブルを使っていて、
それが2・5メーターの物しかなく、ディスプレイまでのケーブルにプラスして2回ジョイントが入って、
それでマイクで喋れば音は劣化しそうで、それは自分ではなくて相手しか解らず、受信音がアップしても、
明らかに送信音声は劣化していると思います。
きちんと別売りのマイク用のケーブルを買って、ディスプレイや中継ケーブルを使わずに、
クリアーな音に変えないと思います。
そして本来の目的の2本のアンテナを1本に減らすは、アマチュア無線のアンテナは1本になったものの、
余った部分に免許が無くても使える351メガのデジタル簡易無線の1番長いタイプのアンテナを付けたので
見た目は変わっていません。
今年はイベント参加が連続する予定で、無資格の社員でも使える無線機を用意していたのですが、
イベント自体がコロナウイルスの影響で、ほとんど無くなりそうです。