2016年の夏至以降に現れる「うしろの正面」 | 天下泰平

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〜 滝沢泰平 公式ブログ 〜

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3月21日は春分明けの初日。太陽が春分点を過ぎてから最初の日の出の日であり、大きな節目を過ぎた第一歩の日でした。

この日は、東京の大田区池上にある日蓮宗の実相寺(じっそうじ)さんにて、第二回目となる「目覚めた魂」のイベントが開催されました。

前回の2015年12月23日の冬至明けの日に八ヶ岳で開催したイベントの続きとなります。

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出演メンバーは、自分(滝沢泰平)の他にうさと服デザイナーのさとううさぶろうさん、熊野古神道の研究家の礒正仁さん、ディジュリドゥ奏者のKnobさん、オリエンタルダンサーのKIKIさん、シンギングボウル奏者の長屋和哉さん、そして途中からゲスト出演が決まった尺八奏者として世界的にも知られる松居和さんに、会場である実相寺の副住職である酒井智康(ちこう)さんです。

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音あり舞あり、朗読から講演、そして会場の皆さんとの祈り合わせの時間もある複合イベントでありましたが、春分の節目のタイミングにてご来場の皆様と一緒に素晴らしいひと時を過ごさせて頂きました。

ご参加頂いた皆様に心よりお礼申し上げます。

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最後の出演者8名と来場者160名による本堂での祈り合わせ。

石笛と礒さんの祝詞から始まり、尺八やディジュリドゥの音霊が会場をより深い異次元の世界へと運び込み、そこに世界三大荒行の一つである日蓮宗大荒行を終えたばかりの副住職の魂から出るお経が入り混じると、その場は本当の意味で神仏習合の調和の磁場が生まれていました。

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統合の時代の幕開け。

神道も仏教もまた、もとは1つであり、今は宗教も民族も、そして人々の意識もまた大元の1つへと戻っていく時期に入っています。

「アナタもワタシ、ワタシもアナタ」

そう最後にご挨拶をされたうさぶろうさんの言葉どおり、これまでの長い分離の時代を経て、これから先は何もかもが本来の姿であるワンネスの世界となっていくことでしょう。

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世界中の先住民族とも交流が深い礒正仁さんは、彼らとの交流の中で知った“宇宙時間”のことにも触れており、講演の中で「今はカゴメの童謡の夜明けの晩の最終ステージである」こともお伝えされていました。

銀河の中心と地球を含む太陽系がすべて直列した2012年の冬至。

銀河を旅する地球の2万6千年の大きな周期が節目を迎え、1万3000年の分離の時代から次の1万3000年の統合の時代へと切り替わり、この移行における最終的な「夜明けの晩」は2012年の冬至を挟んで前後3年半の期間であるそうです。

すると夜明けの晩が「明ける」のは、2016年の夏至。

いよいよ「うしろの正面だあれ」が姿を現して対面する時がやってきます。

それは誰でもない、本当の自分自身。

皆が自身の内側になる神性に気づく時、これまでとは世界の信仰のあり方も変わり、宗教もまた統合の道を歩むことになると思います。

大いなる神があり、その神の子として王がいて民がいる大ピラミッド時代が現代文明の原点にあり、その信仰から社会も経済も宗教もすべてが生まれています。

はるか上の世界、遠い世界や別の世界の存在だと思っていた神なる存在が、実は自分の中にいる、この世界(宇宙)そのものが自分だったことに多くの人々が気づく時、地球と地球人も次のステージへと進むことでしょう。

鶴と亀が統べり、天岩戸開きも目前と迫ってきました。

籠の中の鳥が飛び出す時も間もなくであります。