富士山直下に活断層か、M7級地震で山体崩壊も
富士山東麓の地下に長さ約30キロ・メートルの活断層がある可能性が高いことが、東京大学地震研究所の佐藤比呂志教授(構造地質学)らによる調査でわかった。
この断層が動けばマグニチュード7級の地震を起こす恐れがあり、山の一部が崩れる「山体崩壊」の引き金となる可能性も否定できないという。千葉市で20日から始まる日本地球惑星科学連合大会で発表する。
活断層が見つかったのは、富士山東麓の静岡県御殿場市付近。陸側のプレート(地球を覆う岩板)に、伊豆半島を乗せたフィリピン海プレートが南側からぶつかる境界とみられる場所で、これまでに確認された活断層「神縄・国府津―松田断層帯」の西側に続いている。
地面を震動させて地下構造を調べた結果、長さは北東―南西に約30キロ・メートルで、断層の両側から押し合う力が働く「逆断層」タイプ。富士山頂の方向に深くなっており、山頂直下では深さ十数キロ・メートルに達しているとみられる。最近100万年の間に動いた形跡がみられるが、動いた時期や周期はわかっていない。(2012年5月11日07時07分 読売新聞)
このタイミングで嫌なニュースといえば嫌なニュースですが、富士山の真下で新たな断層が発見されたことが騒ぎとなっています。
ニュースでは、この断層が動くことでマグニチュード7程度の地震が発生する恐れがあると言ってますが、それはあくまでも一般的な「断層地震」のことであり、昨日の「ザ・フナイ4月号」の転載記事でも伝えているように、こういった断層や地下の亀裂に「マグマ溜まり」ができ、そのマグマが地下水脈に流れ込むことで「水蒸気爆発」が発生して起こる「火山性地震」が本来最も恐ろしい地震です。
場合によってはマグニチュードは8を超える可能性が高いと思われます。
その「火山性地震」が、まさに今回発見された御殿場周辺の断層で発生した場合は、その影響によって神奈川や埼玉、東京から千葉方面にまで伸びる断層に亀裂が走り、いわゆる「首都直下型地震」、または「関東大震災」とも呼ばれる大地震の引き金になりかねません。
御殿場といっても、ここ河口湖からは有料道路を使えば30分程度で着く距離であり、もし御殿場周辺で「火山性地震」が発生した際には、河口湖でも大きな揺れを感じると思われます。だから、首都圏の皆さんに注意を呼びかけている前に、自分自身が最初の一発で被害を受ける可能性もあるので、まずは身の回りの体制をしっかり整えておきたいと思います。
今朝は、富士山の中腹から大量の水蒸気が吹き出しているとネット上で話題になっていました。結局のところ「普通の雲」だったと片付けられていますが、毎日「生」で観察している自分からすると、これは見た目は「普通の雲」であっても、明らかに富士山そのものから吹き出している雲、つまりは水蒸気だったかと思います。
こういった事象が連日続くと「火山性地震」や「プレート型地震」の前兆の可能性もあるため、ここ連日は注意して観察しておきたいと思います。
ちなみに、この「火山性地震」を人工的に起こそうと富士山周辺に仕掛けをしている悪い子ちゃん達がいるのも事実なので、それもついでに観察、というか監視しておきます。
※九州から四国、東海、南関東にかけて金環日食は観測できる
一方で、本日5月11日は、何かと話題の「金環日食」のちょうど10日前です。もう、目前まで迫ってきました。今回の「金環日食」は、まさに日本のための天体ショーと言ってもよいほど、九州南部・四国の大部分・紀伊半島から南関東までの太平洋を中心とした広い範囲で観測ができます。
これは日本人の「覚醒」のための合図(サイン)であるのは間違いないかと思いますが、ただ一つ気になる点といえば、その見える地域のエリアです。
※西南日本列島を縦断する中央構造線
※東海連動型地震のトリガーとなる南海トラフ
見事に西南日本を縦断する日本最大級の断層「中央構造線」と東海連動型地震で連日話題の渦中である水深4,000m級の深い溝「南海トラフ」の2つのラインが、今回の「金環日食」の観測エリアとかぶっています。
「中央構造線」は、ユーラシア大陸にくっついていた日本列島が、太古の昔に引き剥がされた時の衝撃で出来た「傷跡」のようです。ユーラシア大陸と日本列島の接点ではなく、グイグイ引っ張られるうちに日本列島側の大陸中央部分に負荷がかかったことでパキっと巨大な断層(傷跡)が出来てしまったようです。
現在、フォッサマグナが分断される可能性が懸念されていますが、これも先日の「ザ・フナイ4月号」の転載記事で伝えたように、フォッサマグナが分断された次の段階には、この「中央構造線」も分断される可能性がある要注意ラインです。
その「中央構造線」とすでに地震が直近で懸念されている「南海トラフ」が、今回の「金環日食」の観測エリアと重なることの意味は…?
と、これまた毎日お名前を借りて恐縮ですが、光明さん曰く「狙い撃ちする」という警告でもあるようです。
そう言われると、素敵な天体ショーが一気に恐怖の天体ショーへと変貌してしまって楽しみも何もなくなってしまうかもしれませんが、何度も繰り返し伝えているように、天変地異などは必ずしも悪い結果を生み出すわけではなく、すべては「再生のための破壊」であり、最終的には人間、特に日本人にとっては良い方向に進むために必要で必然で起こるものだと思います。
特に「覚醒」が急がされているのはご周知のとおりであり、DNAが微量の放射能で「刺激」を与えられるとスイッチが入るように、日本人全体も何か「刺激」を与えることで「覚醒」のスイッチがONになる場合もありえます。
その「刺激」が地震となる場合もあり、荒療治といえば荒療治ですが、そこまでしないと目が覚めないほど完全に眠っている(洗脳されている)のが、現在の日本人でもあるため、その眠り(洗脳)が深ければ深いほど「刺激」も強くなるでしょう…。
まぁ、難しい話はさておき、生憎曇りの予報ではありますが、天体ショーは天体ショーで余計なことは考えずに楽しんで下さいね。
※つくばを襲った竜巻
最近は突風から豪雨にひょうやあられ、しまいには竜巻まで発生する異常気象のオンパレードとなっている首都圏近郊ですが、こういった異常気象は地震などの大きな天変地異の前兆現象でもあります。
予言や噂どころか、自然界もはっきりと予兆を出してきているので、8月を待たずとも、どこかでわりと大きめの地震が一発や二発来てもおかしくないのが現状です。
特に太陽活動が再び活発になってきており、地球への磁気量がこの先「金環日食」の翌日まで一気に増加する可能性があります。これは、マントルを刺激するので地震や火山エネルギーが一気に蓄積されることになるでしょう。
太陽活動については、次の記事で少し状況をご説明しますが、とにかく今月も災害には十分にお気をつけ下さい。