バディ、がいい。~『日本沈没ー希望のひと』 | 好きで、好きで、好き!

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「TOKYO MER」に引き続き、

「日本沈没ー希望のひと」

観てます。

 

Twitterでいろいろ突っ込まれてますが、

余りリアルな震災描写は・・・・

 

と思うので、5話のあの程度でよかった、って思ってます。

(と思ってたけど、これからの展開でどうなるんでしょうか…)汗

 

いろいろ、過去放送や映画もあったり、

同じような内容のものもあるので

違いを出すのは大変だろうなと思ってます。

 

でも、そんなこと、気にならないくらい、

引き込まれています。

 

 

なにより、

 

 

このメンバーの豪華なこと。

(国村さん、好きなんですがもう、出てこないのかなー…)

 

特に小栗さんと松山さんのバディ感。

 

とても期待してました。

 

4話での

俺には本当のこと、言えよ 俺ができることだったら何でもする

って言う常盤(松山さん)に

リークしたことはもちろん言わない天海(小栗さん)

巻き込みたくない、ってのもあるし、

それぞれの立場があるってことわかっているから。

 

それに対して

         信じていいんだな

                    ああ

 

の答えに

一瞬、考え込むけどすべてを飲み込んで

わかった

 

この、少し柔らかくなった表情が、

常盤の、天海への信頼や安堵を表していて、

同じ推進会議にいるものの、立場?主義?は少し違うけど

でも、信頼してる、っていうことをよく伝えてくる。

 

そして歩き出す常盤を見送る天海の、この表情。

 

信頼を背く苦渋。

でも、多くのいのちを救うために、と決めたから。

自分たちの信頼関係よりも、より大きなものに自分を捧げる、

と決めたけれど‥‥

っていう苦悩が切ない。

 

結果、やっぱりばれて

 

やっぱり、お前だったんだな 勝手に突っ走った結果がこれだろ

 

それでも俺は間違ったことをしたとは思っていない 

 

って答える天海に

 

この、冷たい表情。

 

そうよね、って。

 

天海は人命優先主義だから、観てる自分はついつい

そっちに加担しちゃうけど

やっぱり、裏切られると、こういう表情を向けられちゃうよね。

 

こういう表情の変化が、心情をよりリアルに伝えちゃって、

ぐっとくる。

 

天海もそれは納得済み、だったんだろうけど

やっぱり、こんな苦しい顔になっちゃうんだよね…。

 

 

  お前の居場所はもうない

って言い放たれて

こうやって、うなだれる天海が切ない。

 

こんな苦悩。

状況は全然違うけど、

苦難に一緒に立ち向かうっていう意味で

こういうぎりぎりの苦渋の選択をさせられるバディもの。

にしてほしかったなあ。(え?何の話??)( ´艸`)

 

で、4話での決別のあと、どうなるか、って

ちょっとハラハラ。

 

でも、常盤はかなりしたたかだし、

また、松山さんもそのしたたかさをさらに増幅してくれる

演技派だし、

正義のヒーロー(言い方、間違ってるかも‥)( ´艸`)

なのに、みんなから見捨てられていく(酷い言い方)💦

苦悩の主人公を見事に背負える小栗さんだから、

どんどん対立してほしい、って思っちゃった。(こら)

 

 

そんな5話。

震災被害はもとより、地方行きのバスがトンネル崩落で

この時の、Twitterでやたら「TOKYO MER」への

出動要請が出てるのが(*`艸´)

 

その現場に駆け付ける天海さんと椎名さん(杏さん)

 

そして、ようやく娘ちゃんを見つけるんだけど

もう・・・ここが・・・・・・

 

この、父:天海の表情と娘ちゃんの笑顔の対比で号泣。

娘ちゃんの頭をぎゅううっとする天海の手の平にも

号泣。

 

さらに

覆いかぶせてくる、この安堵感で、また号泣。

この娘ちゃんの笑顔、天下一品ラブラブ

 

そしてこの後、

本当に安堵した、とばかりの天海に対し

娘ちゃんがさらに、ぎゅううううっとしてくるの。

腕が…腕が・・・・。

 

この小技に安堵感をさらに感じて、またも、号泣。

 

 

ハグ、って本当にそのちょっとしたしぐさで

いろんな想いを伝えてくる。

 

もちろん、ここであの「声を聴くために」ってつぶやいた

あのハグが脳裏をよぎるんだけど・・・。てへぺろ

 

 

一緒にいた椎名さんもお母さんが無事、と聞いて

この表情。

 

この方、いろいろあったにもかかわらず、

ぐっと飲みこんできたことを想い出して、

もしかしてこういう表情、・…なんて思っちゃって、また号泣。

 

いろいろ、泣かせにかかってくる(違っ)

 

 

でも、これだけで終わらない。

 

この後、この避難所にやってくる非難物資の数々

と・・・・・・・・。

 

もちろん、それは天海が

「見落とされている避難所がある」

って一報を入れたからなんだけど。

 

 

その立役者となったウエンツ君。

もう、出番が終わった、ってインタビューで答えてるけど

え?推進会議の一員じゃなかったの???

 

物資とともにやって来たのは

 

常盤。

 

それを見つける天海。

 

何も言わずに見つめ合ってるけど、

徐々に天海の表情が緩むのが、切なくて胸熱。

 

いやあ~・・・・

かっこいいなあ~・・・・・・。

 

お前はすべての責任を背負った。なのに、俺は…

自分が恥ずかしい・・・・・すまなかった 

 

なんて潔い。

自分を裏切ったことより、そうせざるを得なかったという状況を

俯瞰的にみてる常盤の、この潔さが本当にかっこいい。

 

なのに、ここでまた

やめてくれよ 思いあがってたんだ 俺自身が・・・ 

何にもできなかった 

国民に寄り添うってことは簡単じゃなかった

いかに自分が無力か、思い知らされたよ

 

ってこれまた、謙虚さ全開で、胸熱。

 

                    何言ってんだ、啓示 

           お前の使命感が何百万もの命を救ったんだ

 

って、これまた、素晴らしい賛辞で、胸熱。

 

でも、素直に受け止めない天海。

そこで、一喝。

また一緒に、国民のために、闘ってほしい!!

 

この全力の、訴え。

もう、胸熱以外の何物でもない。

って思ってたら、それに追い打ち←

をかけるかのように、

「君のことは信用できない」って言い放った総理までやってきて、

同じように、また一緒に、国民のために、闘ってほしいって

語りかける。

受け入れてもらえなくて、拒絶までした人の、真摯な言葉に、

いろんな思いがよぎったんだろうなって・・・。

 

ありがとうございます!!

って、返事をするんだけど、

この時の、決意溢れる天海のこの表情。

身が引き締まる、とはこのこと。

彼の決意のほどがうかがえるし、

こうしてさらに固まった信頼関係に、胸熱。

 

 

 

 

そして、行っちゃうの?って言う娘ちゃんに

今度こそ、堂々と正攻法で頑張ってくる、とばかりの

笑顔。

で、そこにかぶってくるんですよ。

 

菅田将暉さんの「ラストシーン」が。

 

闘うのさ 僕らは 強く生きるため 君の涙が教えてくれた

迷わないで 信じた 一筋の光 

残したいものは たったひとつだけ
似た者同士だねって笑う、そんな景色だ

 

これもまた、号泣・・・・・えーん

 

 

 

 

この動画、どこもかしこも感動&号泣必須なんですが、

特に、4:26あたりからかかる、「ラストシーン」がまた、

ぴったり過ぎて。

 

やっぱり、BGMってきちんと背景や描写と合ってないと

感動を盛り上げてくれない…(って、なんの話?)(こら)

 

 

 

やっぱり、こういうバディもの。

整合性があって、必然性があって、

道理にかなっていて・・・・

そこに出てくる一体感。

 

いいなあ~・・・。

 

ほんとに、いいなあ~・・・。

 

困難を乗り越えてこその仲間。

 

 

これからの流れがとても楽しみ。