障がい児のママ&パパ専門カウンセラー
山本峰司(たかし)です。
長男と次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という病状です。
次男はダウン症,、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)もあります。
そして、妻も口唇口蓋裂です。
長男の口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)の4回目の手術入院のため、家族総動員で付き添いをしています。
入院しているのは、小児科病棟の二人部屋。今日で2週間となりますがその間、3組の親子の出入りがありました。
いずれも小学生で男の子ですが、最初の2組とも親子の顔も雰囲気も、何も覚えていません。いずれも同室期間が4日と短いからでなく、交流がないからです。
なぜか、というとカーテンを締め切られているからです。
ボク達が後から入って挨拶をしても反応がなかったり、後に入られた親子も部屋に入るや否や、一言も挨拶もなくカーテンを締め切られていつの間にか退院、という2組だったのです。
3日くらい個室状態だったのですが、昨日昼に「お隣に新しい方が入ります」と看護師さんから言われ、企んでみました。
こちらがオープンにすると、どうなるのか?と
ていねいに挨拶をしたものの、子ども達は照れてカーテンに隠れて話したり関わろうとしません。親御さんとは、「院内学級」やプレイルーム、シャワーなど病院内での利用について話したり、話が弾んでいました。
そして、プレイルームで借りていた、(懐かしの!)人生ゲームを一緒にしよう!とお子さんを誘いました。しばらくは入ってこれなかったですが、楽しそうな雰囲気を感じていつの間にかそばに座っているのです。子どもってすごい!
そこからは、ここは児童館か!という勢いで遊び始め、ふとお互い病人だよな?ということを忘れてしまうかのような雰囲気。
また、お返し?なのか、テレビ(野球中継やアニメ)やDVD(またまた懐かしのトムとジェリー)をいっしょに見させてもらったりしました。(テレビカード代、助かりました。)
先述の2組の親御さんが悪い、と言いたいわけではありません。普段から人との関わりが苦手だったり、病気のことを知られたくなかったり、受け入れられなかったり、感染等に気を配られていたり…いろいろあると思うのです。
ただ、全員がそうであるか、というよりも感じるのは、
・変に気をつかいすぎているのでは?
・殻に閉じこもらなくてもいいのではないか?
・隣の人を信用してもいいのではないか?
ということです。
・お子さんの手術・治療・入院のツラさに寄り添う
・普段の生活ができない(必要なものが不足、生活リズムが変わる、他人への配慮が必要…)
・空間的な圧迫(狭い、外の空気に触れられない)
こういう「ツラい」入院生活で自由を奪われるなかで、一番の喜びや励みは、そこにいる同じ立場の人との共感や分かち合い、ではないか、と思うのです。
病名や障がいの種類や程度は異なるにしても、お子さんと治療や手術、入院生活をともにがんばる、という点ではとても心強い仲間になるのではないでしょうか?
そこで出会ったご縁は、とても貴重。子どもは放っておいてもなかよくなることは多々あります。
しかし、親同士がお互いに関係を作ろうとしなければ、子ども同士がつながることにならないケースもある、ということを感じるのです。
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