障がい児のママ&パパ専門カウンセラー
山本峰司(たかし)です。
長男と次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という病状です。
次男はダウン症,、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)もあります。
そして、妻も口唇口蓋裂です。
我が子に障がいがあったり、病気を持っている親にとって、楽な気持ちになるためには何が必要なのでしょうか?
三つあげるとすると・・・
・「ねばならない」思考をやめる
・他人の目を気にしない
・あるがままを受け容れる
今日は、「他人の目を気にしない」、ということについて書きます。
ダウン症の次男を連れて歩いていると、いろんなことを言われたり、思われているんだろうな、と思うことがあります。
「体柔らかいですね」がよく言われる言葉。
...「2歳なのにまだ歩けないのですね」と言われたことはありません。
ボクは必要に応じて、ダウン症であることや歩けるようになるまでに時間がかかることを伝えるようにしています。
でも、不思議だな、と思われたり、「どうかしましたか?」と言われるくらいがちょうどいいと思います。
親としては、障がいを持っていることを知られたくなかったり、知られた結果、どんな反応されるのか、どんなことを思われるか、ということが当然気になります。
しかし、それは閉ざされた世界だと思うのです。
長男が口唇口唇裂で生まれ、口がパックリ割れた状態でも、他人に会わせようと思いました。
それは、この疾患を知ってもらうためです。
最初は知り合いのいるイベントに行き、抱っこしまくってもらいましたが、口のことを触れる人は全くいませんでした。
その後、スーパーで買い物をしている時に、すれ違いざまに「かわいいね」と言うおばちゃんがいました。
そして、その後すぐに振り向き、大声で言いました。
「どうしたの?その口!?」
説明すると、「そうだったんだね。でも、笑顔かわいいし、手術成功するといいね」と明るく言いながら、過ぎ去りました。
多くの人は、知らないからびっくりするのだと気づきました。
そして、素直な反応こそが事実であり、そこから人とどう接すればいいのかを学べばいいと思ったのです。
また、障がいや病気であることがわかっていても、どう声をかけたらいいのかわからない、とも思いました。
気づかって声をかけた言葉が、かえって相手を傷つけることもあることを知っているからです。
言われる立場としては、自分のことを理解してもらいたい気持ちが一番なのは言うまでもありませんが、ボクはこのように思うのです。
・人は障がいや病気について無知である。
・やさしき人の気持ちを汲み取る。そうすれば、また道は拓ける
・他人の目を気にしても、そこまで相手は何も考えていない
…
他人の目が気になるのは、少数派であり、それがあたりまえでない社会だから。
それ以前に思うのです。
自分自身のことを他人からどう思われているかが気になってはいやしないか、と。
悔しいけれど、すべて自意識過剰なことなのかもしれません。。
他人の目を気にしないといっても気になることはあります。
そんな時は、無理やり気にしないようにすると、かえって気になります。「気になっている」ことを自覚することから始めるといいと思います。
同時に、他人のことを比較の目でみたり、うらやんだりするのをやめていく必要があります。
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