障がい児のママ&パパ専門カウンセラー
山本峰司(たかし)です。
長男と次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という病状です。
次男はダウン症,、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)もあります。
そして、妻も口唇口蓋裂です。
我が子に障がいがあったり、病気を持っている親にとって、楽な気持ちになるためには何が必要なのでしょうか?
三つあげるとすると・・・
・「ねばならない」思考をやめる
・他人の目を気にしない
・あるがままを受け容れる
今日は、「ねばならない」思考をやめる、ということについて書きます。
障がいや病気があるだけで、ショックを受けたり、不安や心配だったり、人に知られたくなかったりする気持ちになります。
また、障がいが間違いであってほしい、「不治の病」と言われた病気が誤診であってほしい・・・
そう思う気持ちにもなります。
しかし、「良い」親であるために、無理やりその気持ちを抑えて、
・ショックなんて受ける「べき」でない
・不安や心配をする「べき」ではない
・Aさんのように、他人に知らせたり、オープンに「しなければならない」
と自分の気持ちに嘘をついてしまうと、とてもしんどいと思います。
「子育ては〇〇すべき」
「障がい児は○○でなければならない」
と誰が決めたのでしょうか?
もし、他人にあこがれそうなりたい、と思ったとしても、自分の奥底にある正直な気持ちがそうでなければ、それは無理をしていることになり、ストレスとなるだけです。
自分の正直な気持ちは、誰にも批判や否定されたり、侵すことはできないものです。
しかし、それを正しいとかまちがっているとか評価・判断されると思うと言えなくなりますし、自分が間違っていると思ってしまいます。
だからこそ、自分の本音を言える相手には、ただ聞いてその奥にある背景を知ってもらうことが必要です。
「ねばならない」という考えも、「正しい」正解が自分の中にあって、それに合わせようとするからなのかもしれません。
でも、その「正しさ」は、決して「正しい」とは限らないのです。
もっと、感じるままに、自分の気持ちに素直になれると楽になれるはずです。
そのためには、話を聴いてもらう人が必要です。
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