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日々のクスクス

東北・秋田にうまれたプロ人形劇団の「クスクス」な日々

更新しないうちに今年も暮れようとしている(^▽^;)


来年もやります!クミコ・コンサート。





出演:クミコ

ピアノ:大貫祐一郎


開演:2014年2月20日(木)午後6:30(開場6:00)

会場:由利本荘市「ボートプラザ アクアパル 」多目的ホール

チケット:前売4,000円/当日4,500円(全席自由)

プレイガイド:(由利本荘市)ゆりぷらざ/コンノ楽器/つちだ楽器

(秋田市)caoca広場サービスカウンター/ヤマハミュージック秋田店


後援:由利本荘市/由利本荘市教育委員会

主催:クミココンサート実行委員会℡.0184-65-2700(吉井/朝8時から夕方5時)


みなさま、いらしてね~v(^-^)v


 昨夜は秋田市文化会館で「立川志の輔独演会」を聴いてきました。

 

 志の輔師匠との出会いは10年くらい前、まだ愛知県豊橋市に住んでいた時に、たしか隣の小坂井町の落語会で聴いた「百年目」という落語が最初でした。笑って泣いて、人の怖さと優しさを感じて、落語ってこんなに深い世界を描けるんだと感動しました。以来、志の輔ファン。豊橋市の隣りの静岡県浜松市には年2回いらっしゃってましたから、予定が合うときには出かけていました。

 

 昨夜は前座さんの「牛ほめ」、志の輔さんのオリジナル「ディア・ファミリー」(“dear”(親愛なる~)と“deer”(鹿)とをかけてる)、休憩の後、音曲、ふたたび志の輔さんの「帯久」(以前にも聴いたことがあるけど、あれは誰の話だったか。結末が違うような気がするのだが)

 

 明30日は、たしか北上市・さくらホール でも独演会があるはず。追っかけ、したくなっちゃうな~。(と思ったけど、案の定、売れ切れでしたン)

日々のクスクス

内田けんじ監督の「鍵泥棒のメソッド」を視聴。なにげに見始めたら止まらなくなった。

 

練り上げられた構成に、しっかりと造形された登場人物たちががっちりと絡み、張り巡らされた伏線がどう効いてくるのか目が離せず、それでいて笑いの絶えない展開に、唸った。ラストでああ来るとはなあ。

 

テレビドラマのエリート銀行マンや悪徳弁護士役で注目されている堺雅人が、こずるくてだらしがなく、小心者のくせに自尊心は高い、どこにもいそうなダメ青年、という難しい役を過不足なく描き出して、好演。

 

内田監督の前作「アフタースクール」は残念ながら観る前に消去してしまったが、観といた方が良かったかな。

 

こういう映画に出会うと、なかなかWOWOWを止めれない。

人形劇の俳優であり演出家でもあった井村淳さんが亡くなられました。

NHK教育テレビの「できるかな」という番組で、ゴン太くんを中から操っていた、といえば、ある年齢以上の方なら思い当たるでしょうか。

舞台では、飄々として押し付けず、それでいてよく伝わる的確な演技で、温かいものに抱かれるような安心感がありました。奥様の石井マリ子さんの操る人形ゴン太くんとの掛け合いは省略と丁寧さが調和し、人形劇の進むべき方向を私たちに示してくれました。


これまでたくさんのことを教え、導いていただいた尊敬する先輩とお別れするのは、とても辛いことです。

残された私たちは、先輩方と同じように、何かを後に続く方々に残してゆけるでしょうか。いまだ自分の道を探ることにばかり汲々としている私たちに、残せるものがあるのでしょうか。


辛い別れがあるのなら、新しい出会いこそ求めてゆきたい。


井村さん、ありがとうございました。



日々のクスクス 井村さんにいただいたサイン。

早いものでプレイベントが終了して2週間が経とうとしています。

その後のクスクスは毎日の人形劇上演で東奔西走、来年の国文祭本番に向けて新作人形劇の台本も早く上げなければいけないのですが・・・、トホホホホ・・・。

さて、プレイベントの写真を実行委員会の方からいただきましたので、紹介します。当日は、公式発表では、なんと500名(実際はそれ以上?)のお客様に観ていただいたのですよ!来年の本番への期待は、大大大大、大!!!!ですね!!!!


日々のクスクス-国文祭プレイベント


日々のクスクス-人形劇団クスクス

日々のクスクス-マーガレット一家

日々のクスクス-ガスパータンプ

日々のクスクス-ひとみ座乙女文楽


日々のクスクス-乙女文楽・人形解説

国民文化祭の1年前プレイベント、11月4日に大大大盛況のうちに終了しました。

「お客さまが来なかったら、どうしよう」という事前の心配は何だったのか!200人を軽く越えるお客様にお越しいただき、慌てて追加の追加の追加の椅子席を出す始末。見えにくくなかったかなー、申し訳ありません(><;)


遠く名古屋から来てもらった「マーガレット一家」の「たっちゃんの紙芝居」も大盛況。子どもから大人まで、はじけた笑顔が会場全部にあふれました。


午後は三代目木内勇吉一座による「三番叟」と「鑑鉄坊さんの花傘踊り」。続いて人形劇団ひとみ座・乙女文楽による「二人三番叟」と人形解説。どちらも伝統のある一座による同じ演目でありながら、人形の違い、表現の違いに目を開かれました。人形劇の魅力は、表現の多様さだね。


現代人形センターの塚田理事長さんによる講演も、伝統を地域でどう継承してゆくか、その取り組みを紹介いただき、今後の活動の大いに参考になりました。


今回のイベントを通して、市民の皆さんの関心と期待の高さをビシビシ!と感じました。教訓を得たことも多数、これを生かして、来年の本番に臨みます!

皆さま、乞うご期待!!!!


ご来場いただいた皆さま、ありがとうございましたーーーーー!!!


写真はねー、著作権の都合で公開できません、なんてのは言い訳で、バタバタと走り回ってたので、撮る暇がありませんでした。シュミマシェン。

お客さまが入る前に撮った人形展示のコーナー。開場から開演まで時間がなかったから、お客様もほとんど見られなかった思いますので、一挙公開!


日々のクスクス 木内勇吉一座「鬼神のお松」


日々のクスクス マーガレット一家


日々のクスクス 人形劇団クスクス「ももたろう」



いよいよ!人形劇フェスティバルのプレイベント。



日々のクスクス (クリックすると、大きくなります)


とき:11月4日(月) 開演10:00(開場9:45)


会場:由利本荘市文化交流館「カダーレ」 ギャラリー


タイムスケジュール:

10:10人形劇団クスクス「さるかに合戦/ガービーブーとおともだち」

11:10マーガレット一家 (名古屋)「たっちゃんの紙芝居」

12:10昼休憩

13:10木内勇吉一座「猿倉人形芝居」

13:50人形劇団ひとみ座 (川崎)「乙女文楽

14:40講演&トーク「人形劇のいま、これからへの期待」講師:現代人形劇センター 理事長 塚田千恵美さん

15:40終了


入場無料


問合せ:第29回国民文化祭由利本荘市実行委員会事務局(由利本荘市企画調整部内) Tel.0184-24-6299





北国秋田で密かなブームになりつつある高木蜻蛉之介氏が、またまた大阪からやって来る!これを見逃す手はない!


外の冷気なぞドドォ~ンと吹き飛ばすホットで愉快で刺激的な夜を、秋田駅前で過ごそうではないか。乞うご来場!

カチューシャ安田(ダースコちんどん隊)Presents

だじゃくな夜3

~音楽に県境はない!~


日 時  2013年11月23日(土)開演18:00(開場17:30)※終演予定20:30

 場  カフェ&バー「ポップコーン」018-893-4044/秋田駅前・秋田チケット2階)

入場料  1500円(1ドリンク付き)※予約&当日でも入れますが、出来るだけご予約を!(席に限り有り)

日々のクスクス         


 出演 高木蜻蛉之介(ちんどん太鼓&歌/底辺芸能社)、ダースコちんどん隊、きよかん(路上ミュージシャン)、関 和子(民謡歌手&トーク)、たまじろう(妖怪)



お問い合わせ&ご予約先 090-7796-1027(ダースコちんどん隊・カチューシャ安田)






  

 岩手県北上市のさくらホール で、劇団二兎社 公演「兄帰る」を観てきました。二幕2時間20分、場所は主人公夫婦が新築した家の居間。達者な役者たちの微妙なやり取りが作り出す緊張感が大変心地良かったです。


日々のクスクス 開演前のロビー。写真の右下では作者の永井愛さんがサインをしている。

 

 草刈民代さんを生で観るのは初めて。自らの立ち方に揺れる中年女性を清々しく演じていました。ぼくは「ちょっと固すぎるかな」と思いましたが、妻は「それが役に合っていた」と高評価。鶴見辰吾さんの切り替えも見事で、他の役者さんも誰もが微妙な感情を上手に表現されていました。

 

 ストレートプレイを観られる機会は多くないので、また面白いものをやって欲しいです。しかし客席の後ろ側には空席も。さくらホールでさえ満席にするのは難しいのだなと感じました。

北東北は今、稲刈りの真っ盛り。あちらの田んぼで、こちらの田んぼで、コンバインやバインダーが行ったり来たり。


や?都会の人にはわからないかな?バインダーというのは稲を刈る機械で、コンバインというのは刈ったうえに、その場で脱穀までしてくれる機械ですね。ぼくは稲刈りしたことないので、実はよくわかってないんですけど。


台風が過ぎた後は晴れた日が続いているので、一気に進んだようです。


秋を感じるのは、自動車を下りたら静電気が「バシッ!」と走ったとき。

人形劇の舞台幕が縮んで、ひっぱらないとキチンと張れないとき。

組み立てるときの蝶ナットがポロリと指から落ちた時。

CDプレーヤーがデータ読み取りに時間がかかるとき。

保育園で御馳走になった豚汁が旨いとき。


秋だなー。