日々のクスクス

日々のクスクス

東北・秋田にうまれたプロ人形劇団の「クスクス」な日々

やまぎん県民ホールで渡辺えり演出・出演の舞台「ガラスの動物園/消えなさいローラ」を観ました。やまぎん県民ホール (yamagata-bunka.jp)

 

テネシー・ウィリアムズ作「ガラスの動物園」は山形出身の渡辺えりさんが高校生の時に県民ホールで観て、演技気を志すきっかけになった芝居。その時の「あこがれ」をまんま胸にいだいて演じるえりさんが可愛らしい。あの時の自分のように、引きこもってガラスの動物だけが友だちの夢見がちな少女を解放してあげたかったのでしょうか。

休憩をはさんで後半は別役実作「消えなさいローラ」えりさんと尾上松也さんの二人芝居、「ガラスの動物園」の後日譚という形ですが、まったく別の芝居。一本芝居を観た後なので、疲れちゃったかな、よくわかんなかった、別役だし。えりさんを観てるだけで楽しかったです。

二つ合わせて4時間近い芝居、その後の長いカーテンコール。午後3時に開演して、劇場から出たのは夜7時半頃でした。さて、それから私たちは翌日の上演のために北三陸へ移動。えりさんからもらった元気をパワーにかえて突っ走りましたが、着いた時には日を跨いでおりましたよ。はははは、こんな無茶はもういたしません、、、

 
 
 

わたしたち人形劇団クスクスが暮らす秋田県では7月14日から降り続いた大雨により、死者、けが人が出たほか、多くの家屋に浸水被害が発生しました。

わたしたちの地域では幸いにも被害は多くありませんでしたが、被災された方々の生活が元に戻るにはまだまだ時間がかかります。

 

人形劇団クスクスでは各地で一般の方々に観劇いただいた際に、義援金へのご寄付を募ってまいりました。皆様から寄せいただいた額は以下の通りです。

 

08月30日 山形県鶴岡市 櫛引スポーツセンター   01,600円

10月01日 宮城県仙台市 北山・人形祭       16,981円

10月05日 山形県酒田市 庄内能楽館「能と人形劇」 22,189円

10月14日 宮城県塩釜市 ふれあいエスプ塩竈    13,809円

10月28日 山形県村山市 ポポーのひろば      05,802円

 

このご寄付に、人形劇団クスクスからのも加えさせていただき、合わせて70,000円を秋田共同募金会へ送らせていただきました。

 

北国ではまもなく寒い冬を迎えます。

わずかではありますが、被災された方々の助けになってくれればと願っています。

お気持ちを寄せていただいた皆様、ありがとうございました。

秋田県の横手おやこ劇場の子ども未来ステージで、人形劇団むすび座の「ひもルンぱ♪/まほうねずみのシュッポ」を観ました。

丁寧な造形と的確な演技、小さな子たちにも寄り添う演出で人形劇の楽しさを満喫しました。

大好きな八幡美佳さんとご挨拶しました。

岩手県北上市「さくらホール」で「立川志の輔独演会」

東日本大震災の後、被災した三陸の方々を笑いで励まそうと始まった独演会、今年で13回目

ロビーにはこれまでのポスターが

演目は創作の「ハナコ」と古典をアレンジした「新八五郎出世」

どちらも前に聞いたことはあったけど、初めてのように楽しかった

師匠と同じ時代に生きられている幸せを、これからも味わいたい

今日は山形県酒田市の保育園。

園舎の入り口から振り返ると、かなたに鳥海山。

山形県側から見えるのは山の南側。

秋田県側から見えるのは北側なので、雪化粧がもっと濃いです。
同じ山でも見る方向で表情が変わります。

子どもたちが収穫したサツマイモがいっぱい。
じつは少しお裾分けをいただきました。家で焼き芋にしたら、ほくほくと甘かったです。

刈り取りの終わった田んぼには白鳥の群れが落ち穂をついばんでいました。

じきに冬の足音が聞こえてきます。

10/15は由利本荘市の西滝沢水辺プラザで人形劇。の様子が10/19の秋田さきがけ新聞で紹介されました。当日はちょっと雨っぽかったけど、運動会で元気に走り回る子どもたちが生き生きとして楽しそうでした。

新進気鋭の演出家(らしい)加藤拓也さんが脚本と監督をした映画「ほつれる」を盛岡ルミエールで。

観終わって僕ら二人ともモヤモヤして、もし自分ならどうする?と散々に盛り上がったので、きっと良い映画だったのだ。美術の色彩の調和がとれていて気持ちがよかった、車選びのセンスはいまいち。

盛岡ルミエールは単館系の映画をかけてくれる地方では有難い映画館。設備がもちょっと更新されるともっと嬉しい。