神様のカルテ 夏川草介(著)


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栗原一止は信州の小さな病院で働く、悲しむことが苦手な内科医である。

ここでは常に医師が不足している。
専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を三日取れないことも日常茶飯事だ。
そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。

大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。
だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。
悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。************************************



もう少し、主人公の人となりや安曇さんを知りたいと思った。



だが、中盤の終わり?終盤の初めあたりか?

友達を送り出すところ。


あそこはいい。

桜の花吹雪は印象に残っている。


それ以外は…




好みによる。



夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦(著)


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私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。
吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。
我ながらあからさまに怪しいのである。
そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。
「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。
「あ!先輩、奇遇ですねえ!」
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これは、ジャケがあまりにも素敵だったので、、、
正直なところ、それが最初のきっかけ。

正直ついでに、もうひとつ本音を。


読みづらかった…



でも、森見センセの描く世界観はこの文体だからこそ。
独特の雰囲気と世界観が面白く感じました。

星々の舟 Voyage Through Stars  村上由佳(著)


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禁断の恋に悩む兄妹、他人の男ばかり好きになる末っ子、居場所を探す団塊世代の長兄、そして父は戦争の傷痕を抱いて-。

愛とは、家族とはなにか。

こころふるえる感動の物語。

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村上由佳さん好きです。



昨年の妊娠から読書ブームが再燃しています。

読もうと思って最初に探したのは、やっぱり由佳さんでした。


由佳さんの作品は好きなものが色々ありますが、この作品は好みでいえばかなり高いかも。

とくに、おにぃちゃんとおねぇちゃんが好き。


あ”~~~~~~っ!!!

と思いながら読みました。今でも思います。


あ”~~~~~~~っ!!!  って(笑


続き。でないかなぁー。