今日は、自戒を込めて書く記事です。
自宅サロンを始めてからというもの、実に様々なセールス関連のお話をいただきましたが、自分が本当に必要なもの以外は、たとえどれだけ仲良くしていた人からの話でもお断りしてきました。
良いものだからぜひお勧めしたい…それはそうなんでしょうけど、みんなそれぞれ事情ってものがあるんだから、ただ押せばいいってもんじゃないんです。
お勧めするものが相手にとっての娯楽になるか、癒しになるか、または武器(スキル)になるのか…ここらへんが明確にできなければ、まず選んでもらえません。
で、これは、私自身にも言えること。
今までに押すタイミングや力加減、そしてそもそも相手を間違えたこと、何度あったか……(遠い目)
例えば、アロマトリートメントは一般的なイメージで《癒し》になると思いますが、人前で服を脱ぐのに抵抗がある方にとっては、むしろ安らげないひとときに。
同じく、TCカラーセラピーも私の中では《癒し》なのですが、色で癒されることをお客様に実感していただくには、積極的な傾聴を心がける必要があります。
カラーセラピー関連でも、TCカラーセラピスト講座は《娯楽》《癒し》のほか《武器》になりえます。
TCマスターカラーセラピストにまでなれば、セッションを堂々と武器にしていただけると思います。
一方、開運手相人相リーディングはどちらかといえば《娯楽》かなぁ…?
過去には『癒されました』と言ってくださった方もいます。
以上、うちの主なサロンメニューになぞらえて考えてみましたが、モノやサービスを売るお仕事をされている皆さまは、このあたりを十分に検討されていますでしょうか?
そして、それをお客様(見込み含む)のニーズに合わせて、わかりやすく伝えられていますか?
物価高が進む世の中、たとえ本当にいいものだと友達から勧められたからといって、すぐに『じゃあ買うわ!』なんて人、少ないと思います。
大切なのは、いかにお客様に『これは自分に必要なものだ』と思っていただくか。
これを受ければ、疲れが癒される。
これを学べばきっと楽しい、そして武器になる…
そんな風に、お客様の心が動くような発信ができているでしょうか?
ここまでお読みになって、なんか刺さったりちょっと嫌な気持ちになった方…
こんなこともやってますので、よかったらどうぞ。