昨年10/22の(2003) レッド・ツェッペリン - 伝説のライヴの記事で『レッド・ツェッペリンの正規版CDはすべてレビューとなります』と書きましたが、『祭典の日(奇跡のライヴ)』を忘れていましたm(_ _)m
 

 前回までのレッド・ツェッペリンのアルバムはこちら
(1969) レッド・ツェッペリン - レッド・ツェッペリン I

【アルバム名】 祭典の日(奇跡のライヴ)(Celebration Day)
【発売年】 2012年(平成24年)
【ジャンル】 ハードロック/ヘビーメタル
【国】 イギリス

 

【3行レビュー】

 まずあっちこっちからコピペしていじった文章

レッド・ツェッペリンは、2007年12月にロンドンのO2アリーナで、たった一夜限りの再結成コンサートをおこなった。ドラムは亡くなったジョン・ボーナムの実の息子ジェイソン・ボーナム。
このライブは5年後の2012年にオーディオ(CD、配信)、映像(DVD、Blu-ray)で発売された。

レッド・ツェッペリンとしては27年ぶりとなる、一夜限りの奇跡的な再結成コンサートを観るために世界中から2千万人以上ものファンがチケットを申し込んだが、実際にこの「祭典の日」に立ち会うことが出来たのは、抽選に当たった僅か18,000人のみだそうである。

 チケットを申し込んだ人が2千万人いたということは、祭典の日(奇跡のライヴ)は2千万人の人が聴きたかった音楽が詰まったライブ盤ということなので、この点だけでも価値があるものだろう。

 

 一聴して、キーをスゴい下げているなあ。と感じた。ロバート・プラントが高い声が出せないからだろう。キーを下げると和音が濁りやすくなるけど、ジミー・ペイジのギターはギラギラした派手なディストーションでなっているので、余計混沌として聴こえる。

 しかし、ベースとドラムはシャープなリズムを刻んでいるので、硬質だけどぐちゃぐちゃの音の塊がドッカ~ンておかれているような感触である(なんだかよくわかんない表現だねぇorz)。オイラはドラムに横ノリ感が無く、キッチリしているように感じたんだけど、音色の影響かも。オイラが最近の音楽をまるで聴いていない、ってーのも大きく影響しているじゃないのかなあ。

 いずれにしても、オイラにとっては疲れる音質で、これ聴いた後で昔のZEPのアルバムを聴くと柔らかく感じてほっとするのだ。

 

 相当キーを下げているんだろうなあと思ったので、調べてみた。

No. 曲名 演奏キー 原曲キー
1 Good Times Bad Times 1音
2 Ramble On 1音
3 Black Dog 1音
4 In My Time of Dying 1音
5 For Your Life 同じ
6 Trampled Under Foot 1音
7 Nobody's Fault But Mine 1音
8 No Quarter C# 半音
9 Since I've Been Loving You 同じ
10 Dazed And Confused 1音
11 Stairway To Heaven 1音
12 Song Remains The Same 1音
13 Misty Mountain Hop 同じ
14 Kashmir 同じ
15 Whole Lotta Love 同じ
16 Rock And Roll 1音

ということで、最高でも1音しか下げていないし、原曲のままのもあるってーのは意外だった。もともとツェッペリンの曲は無茶苦茶なキーなので1音下げても十分高いし、14曲目のKashmirではC5を出している、ってーのは69歳のジジイにしてはすげぇなあと思う。

 しかし、全体のサウンドがこれだけ質が変わってしまうので『1音下げるだけでも相当影響があるのねぇ』ということを改めて思った。

(だからカラオケは原曲キーで歌おう!)

 正直言って、これ見るくらいなら昔のライブを見たほうが良いわけで『たまーに見るくらいで十分なのだ』と言っちゃあ元も子もないねぇ。

 

【評価】 4
※.この評価は単にオイラの好みによる評価であり、客観性を全く考慮しないものです。

 

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