山小屋の朝は早い。
大体3時すぎくらいから、ゴソゴソという周囲の音で目が覚める。
が、4時頃まで頑張って布団の中でやり過ごした。
朝食は5時からだが、皆さん早々と食堂の前で行列を作っていた。
私達も並んで10分くらい前に朝ごはんにありついた↓
朝ごはんを終えたら、荷物をデポして白馬岳へ。
山荘から15分、空身だと楽ちん。
山荘の前からは剣岳が見えたよ↓
すんなり山頂へ。
360℃アルプスの山々と富士山までも見渡せた。
山荘に戻ってきたのが6時過ぎ。
ザックを背負ってさあ出発だ!
目指す二座目は杓子岳。
右手には剣岳がずっと見守ってくれる↓
美しい北アルプスの山々↓
じゃりじゃりの歩きにくい急登のザレ場を、
息も絶え絶えに何とか登り切り、
杓子岳のてっぺん↓
背後にさっき登った白馬岳。
奥地に進むと現れる真っ白な雪渓↓
(汚い大雪渓とはだいぶ違う)
杓子岳から白馬鑓ヶ岳への道もこれまた大変だった。
登っては降りて、つづら折りの登山道が果てしなく続く↓
ようやく辿り着いた白馬鑓ケ岳はガスガスで真っ白だった
昨年の槍ヶ岳のときもそうだったけど。。。↓
白馬鑓ケ岳の山頂でお昼ごはん。
白馬山荘でいただいたお弁当(1,500円)は、
おかずがたくさんで美味しかったです↓
さあ、ここから鑓温泉まではずっと降り
心臓バクバクすることもない!
と思ったけど、この降りが辛かった~
ガレガレの長い降り、
これでもかと急で滑る鎖場、
唯一の癒しはお花がたくさん咲いていたこと↓
コマクサとか、チングルマ(それしか名前を知らない私)
こんな案内見るとビビる↓
ひぇ~
でっかい岩がゴロゴロしているし、
斜面は急だし、
疲れて足が言うことを聞かない
膝はがくがく、もう限界かも~!
と思ったその時
ようやく目指す白馬鑓温泉小屋が見えてきた↓
見えてからもけっこうあったけど。。。
歩き出して8時間、
14時にようやくこの日のゴール到着↓
少し早めに出発したhideさんたちは、
なんと11時に到着して温泉に入って、
この日のうちに猿倉に下山したそう(←普通はそうらしい)
ちなみに、鑓温泉小屋は雪崩の場所にあるため、
毎年シーズン初めに建て直し、
シーズン終わりに解体するそうです。
そしてこの小屋の名物は温泉
それも混浴露天風呂↓
お見苦しい写真ですみません
背中ごりごり・・・
女性専用の内風呂もあり、
夜20~21時は男女入れ替えもありますが、
山々の素晴らしい景色を眺めるなら、
断然混浴露天風呂です。
女性は全員水着を着用して入ってましたが、
男性は丸出しでしたよ
目のやり場に困る
ビールは白馬山荘と同じくロング缶1本千円でしたが、
風呂上がりのは最高でした。
夕食後にも温泉に浸かり、
持参したワインや日本酒で夜を楽しみました。
翌朝も4時には目覚め、
朝風呂へ
最高すぎる
足湯にも入っちゃいました。
小屋で朝ごはんをいただき、
この日も6時に下山開始。
その頃、おっさん達がお風呂からいなくなったので、
写真をパチリ↓
私がカメラを構えていたら、
他の女性たちも続々と集まってきて、
「温泉の写真取りたかったのに、男性が真っ裸でいるから撮れなかった」
と言ってた
うん、大事なところは隠してほしいよね
さよなら、鑓温泉小屋
さあ、ここからコースタイム4時間半、
猿倉までの激降りです。
ところどころに雪渓が残り
猿倉までの道のりも簡単ではなかった
降りばかりでなく、登り返したり、
岩がゴロゴロしてたり、
じゃりじゃりしていたり、
それまでの疲労で膝が笑っちゃって
苦労して下山。
それでも10時すぎ、4時間ちょっとで辿り着いた。
猿倉からタクシーで白馬に出て、
八方の湯で汗を流してから、
タクシー運転手さんおススメのお蕎麦↓
@まえだ
JR白馬駅から特急あずさ46号で帰りました。
辛く楽しい夢のようなお山の時間を過ごせました。
ありがとう白馬
三日間晴天に恵まれてラッキーでした。
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