1年ぶりのチェンマイ。

短い時間ながらもバイクで市内を走ってみた。

本屋以外では、話題になっているニマーンヘミン通りに行こうと思った。
ここ数年、おしゃれなレストランや雑貨を扱う店が増え
日本のガイドブックにも掲載されるようになったと聞いている。
このおしゃれというところがポイントで
どうも男1人で入るのはためらうような店が多く
結局、ほとんどバイクでちょこちょこと走り回るだけで終わってしまった。
(まあ、時間が迫っていたのも事実なんですけど)

また、ピン川沿いの道も走ってみた。
以前、日本から来た友人のショッピングに付き合った記憶があったので
雑貨を扱う店が多いと思ったのだが・・・・・・
川沿いのパブレストランは日中なので客がいないのはいいとして
通りそのものが閑散としている。
雑貨を扱う店がもっとあったように記憶しているのだが
数店しか見当たらず、
以前、日本から来た友人を連れて行った店も見当たらない。
記憶違いか、時代の流れか・・・・・・

バイクで移動して思ったのは
日本食スパの看板が増えていること。
7年前と比べてアパートの数も増えているようだ。
それに街並みもどことなく落ち着いてきたというか・・・・・・

以前はバイクで走り回ることのできたこの街だが
今回は何度も道を間違えた。
人の記憶なんて、いいかげんなものだ。。。。。。
通訳しているというと
何でも訳せると思う人が多い。

これまでの経験でいうと
仕事上、通訳をするときは
タイ語そのものよりも
その仕事をどれだけ理解しているかの方が
はるかに重要だ。

タイ人で日本語に自信があり通訳をしている人間にありがちなのは
わからない部分を訳さずに伝えているケース。
3分話した内容を10秒程度しか伝えていないことが続くと
話しているほうは不思議に思うだろうし
そんなケースが続けば、不信感が生まれるだけ。
わからないときは聞くというのが当然なのだが
この点で仕事内容を理解していれば
聞かずとも想像力が働かせられるというわけだ。

そのため、真面目な通訳は
事前に下調べをしているのだが・・・・・・
ただ、これは依頼するほうにも問題があり
全然情報を与えずに、
通訳なんだから訳せるだろう!
と思っている人が多すぎる。
(アタマイテー)
専門用語しかり。
話すほうは無意識に使っているが
業界用語など、業界知識のない人間には
なんだかさっぱりわからない言葉も覚える必要がある。

通訳は語学力だけではなく、その知識が必要だ!
ということを理解できず
私、日本語できます!というタイ人がなんて多いことやら・・・・・・

なお、Somさんのブログ で通訳の金額の話が出ているが
国費留学で日本の大学を卒業したタイ人で
日給6,000Bと聞いたことがある(拘束8時間)。
今はもう少し高い?
先日会ったタイ人学生(有名国立大学)は
ほとんどNative並みの日本語だったが
半日で2,000Bのバイト料とのこと。
(通訳だけじゃなかったと思うけど)

SURIWONG BOOKCENTERに行き
タイ語もさることながら
英語の本で読みたいものが並んでいるのを見ると
自分の語学力が非常に疎ましく感じる昨今である。
チェンマイでやりたかったことの一つが本屋巡り。

友人でもあるガネッシュさんが運営されている
サワディーチャーオチェンマイ では
いくつかの本屋が詳しく紹介されている。

今回行ったのはSURIWONG BOOK CENTER
バンコクで最も大きい本屋はチュラ大ブックセンター   だと思うが
ここチェンマイでは
このSURIWONG BOOK CENTERが圧倒的に品揃えがいい。
もう一つ大きなチェーン店があるが
店員の態度に不愉快な思いをしたので2度と行く気はない。
以前、ภาษาล้านนาを学びたいという友人がいたので
教本のあるコーナーへ。
以前より教本らしきものが増えている。
ล้านนาのコーナーでは
ภาษาล้านนาภาษาไทใหญ่ืの2つがあり
文字を見た限り同じようだった。
あとでไทใหญ่ืの友人に聞くとใกล้เคียงという回答だったが
私ごときには理解できない世界らしい・・・・・・

チェンマイのお寺では
タイ語とそれ以外の文字が併記されているところが多いが
これがภาษาล้านนาあるいはภาษาไทใหญ่ืだと知ったのは
比較的最近のこと。すっとビルマ語だと思っていた。。。。。。

チェンマイ大の日本人関係者に
ภาษาล้านนาを読める人がいると聞いている。
すでに使われていない文字なので
昔の文献を読むくらいしか役に立たないと思うが
以前と比べるとはるかに教本らしきものは多いので
興味のある人は学んでみるのもいいかもしれない。
ただし、当然ながら説明は全てタイ語であるので覚悟のこと。

SURIWONG BOOK CENTERの特徴としては
北タイ関係の本が多いということ。
英語の本はバンコクでも目にできるが
北タイ関係のタイ語の本となると
圧倒的にチェンマイのほうが多い。
ところが今回はชาวเขาืに関する本に限っては
タイ語の本はほとんど見当たらず、英語の本ばかり目に付いた。

ところがひょんなところでชาวเขาืに関する本を見つけることができた。
チェンマイ空港にあるSilkworm Books である。
本を入れてもらった袋によると
Head Ofiiceはチェンマイ市内にあり
月曜から金曜まで9時から17時までの営業に加え
By Appointment onlyとなっている。どういう本屋なのだろう。。。興味深い。
チェンマイ空港にあるのはOutletとなっており、
バンコク市内にもOutletがあるようだ。
なおここで目にしたชาวเขาืに関する本は
โครงการพิพิธภัณฑ์วัฒนธรรมและชาติพันธ์ล้านนา มหาวิทยาลัยเชียงใหม่編集。
ไทลื้อ ไทใหญ่ ไทยองと3つの非常に近い民族が
それぞれ1冊の本として発行されていた。
読みこなせれば、この違いが理解できるかも・・・・・・

また、チェンマイ大学の山岳民族博物館には
博物館発行のものがメインであると思うが
山岳民族に関する書籍を手にすることができるはずだ。

SURIWONG BOOK CENTERにはメンバー制度があるらしい。
今回300Bほどの書籍を買ったのだが、会計時に
「メンバーカードはお持ちですか?」と店員が聞いてきた。
「ไม่มี」と答えると、並んでいた別のお客さんが店員に
「おーい、俺のカードを使ってくれ!」と言ってくれた。
ありがたいことにその言葉は有効となり
10%ディスカウントしてくれた。

見知らぬタイ人、そして店員さんに感謝である。

チェンマイ在住の方で会員になっている方は
詳細を教えてください(笑)
山篭り中は読書三昧をすることができた。

持って行った本は

「脱ニッポン人生」(大倉直)
「負けるな!在日ビルマ人」(田辺寿夫)
「栄光なき凱旋 上・中・下」(真保裕一)

「栄光なき凱旋」は読み終えることができず。

「脱ニッポン人生」を書いた大倉直氏は
メキシコの有名安宿ペンションアミーゴの管理人をやっていた時期があり
そのときの話を
「メキシコホテル ペンションアミーゴの旅人たち」
という作品で発表しているが
「脱ニッポン人生」ではそのときの(一部)旅人のその後が記されている。

最も印象に残ったのは中国で生活しているI氏。
実際に中国に暮らすと
旅人だったときと明らかに受け止め方が違う、
そんなニュアンスに共感を覚えた。
タイ人のいいかげんさというものは
旅行で来ているときは許容できても
いざ仕事が関わると、いらいらするばかり。
在留邦人は多かれ少なかれ
このジレンマに悩まされていると思う。

ビルマというと
軍事政権VS民主化勢力という対立構造が思い浮かぶが
当然のことながら民主化勢力というものも一枚岩ではなく、
少数民族同士でもその数の優劣などによって
その境遇は大きく異なっている。
「負けるな!在日ビルマ人」では
ロヒンギャ族の話が印象に残った。
それにしても、ロヒンギャコミニティというものが
日本にあるとは・・・・・・

真保裕一の代表作というと
織田何某主演の「ホワイトアウト」
偽札作りを精密に描写した「奪取」辺りになるとも思うが
この「栄光なき凱旋」こそ真保裕一の代表作にふさわしいと思う、
それほどの力作だった。
この作品、これまでそれほど話題になっていないのが不思議なくらい。

以上、備忘録ついでに。

修行してこい!

、天からの声があったので
1週間ほどチェンマイで山篭りしてきました。


山篭りの後、市内に1泊。
チェンマイの変わりように驚き、
何度も道に迷いました。

途中、携帯が壊れたり、
財布をなくしたり、
ホテルに忘れ物をしたりと
トラブルが続きましたが
6日夕刻、無事に帰宅いたしました。

チェンマイの話は忘れないうちに残しておく予定です。