政局が騒がしい。

政治的な話はできるだけ避けているので

焦点は情報に限定したい。


タイのメディアはある力に牛耳られている可能性が高いのだが

それでもここ数日は双方の動きを報じるようになったようだ。

とはいえ、その多くはバンコクから見たものであって

地方から見た動きではないように思う。

その一部の報道から、憶測や希望的観測がネット上で飛び交うようになった。

口コミの恐ろしいところだ。

なかなか客観的に判断するっていうのは難しいですね。


旅行中、特にバックパッカー的な旅をしていると

この情報に左右されることがしばしばある。

ビザや国境の情報などはそのいい例だろう。

なぜか旅行者は自分の都合のいいように解釈するケースが多い。

そして、根拠のない思い込み……


自分の生活を振り返ると

この根拠のない思い込みに振り回されることがしばしばだ。

根拠なく、自分だけは違うと思っていても

やっぱり自分も情報に振り回される一人であるのだ……


本来の方向とは全く異なってしまうけど

一つある話がある。

これを受けたからといって、何かが見えてくるわけでもないし

今の状況が解決するわけでもないけれど

暗中模索状態があまりにも長引くのであれば

そんな一時を過ごすのも、一つの手かもしれないと思うようになった。

願わくばそうならないことを祈りたい。


精神的なものもあるだろうが、体調不良のため

最低限の用件を済ますだけで1日を終える。

気が滅入ったまま1日を過ごす。


夕方、友人と一緒にヤワラートへ行って食事をする。

相変わらず、ヤワラートは活気がある。食事時など特にだろう。

友人と雑談をすることによって、多少の気は紛れるが

独りになるとやはり落ち込んでしまう。

ヤワラートの活気に滅入った気持ちが打ち消されてしまえばよかったのだが……


食事中、某有名人らしき人物を見かける。

依然として同じ状況が続いている。

ちょっと気が滅入ってきたなあ……


気分転換に久々にタイ語のテキストを読む。

CD-ROMを聞く。

え、速い……これ、テキストのスピード?

Nativeの速さだよ……

新聞や雑誌記事を読んでいるとよく出てくる表現だが

説明がテキストには書き加えられているので理解しやすい。

きれいな日本語にはすぐに訳せないけれど

内容はそれほど難しくない。大意理解は問題ない。

それでも、1年前と比べると著しくタイ語力は低下している。

それにすぐに疲れる。

やはり外国語、使わないとダメだなあ……


夜、きれいな写真を眺める。多少は気分が和んできた。

代わりに、旅への欲望も増してきたけれど(笑)

あるゲストハウスで一人の少女が働いている。少女の名はO,12歳だ。

Oはチャイントンの北にある村で生まれ育った。3年前に母親が亡くなり、父親が事実上育児放棄をしたため、遠戚であるこのゲストハウスのオーナー夫妻の元に預けられた。このオーナー夫妻はゲストハウスの他にガソリンスタンド(日本のそれを想像してはならない)を経営しており、Oはその仕事を手伝っている。12歳の少女に出来る仕事は限られているが、面倒を見てもらっている立場上、Oは手伝えるだけの仕事はしなければならない。365日休みはない。

オーナー夫妻にはOと同じ年の男の子がいる。雇う側と雇われる側の違いなのか、男と女の違いなのか、その理由を断言することは出来ないが、実の子である少年よりも少女の方がはるかに家事を手伝っている。いつも少女はつらそうな顔をしている。それでもこのゲストハウスに世話になっている限り、食べはぐれることはない。幸いにもオーナー夫妻は少女に教育をということで、少年と同じ学校に通わせている。あと数年は通わせるつもりだと言う。見る限り、少年が少女をいじめている気配はない。

かつてチャイントン近郊は、タチレクやメーサイ、果てはチェンライやチェンマイで働く娼婦の供給地だった。Oも一歩間違えば、そういう人生を歩むことになったかもしれない。それに比べると、今の生活は楽とは言えないまでも、悲惨というものでもないのだろう。ずっと彼女を観察していると、時折笑顔を見せることがある。これまでの彼女の人生をオーナーから聞かされるとかわいそうな気もしたが(まあ、よくある話といえばある話だけど)、彼女の笑顔を見ると少し救われた気がする。

別に落ち込んでいるわけではありませんが


現在の心境がこんな感じなので


しばらくチェンライネタは難しいかも……


昨夜連絡があり、今日の予定がキャンセルとなり

1日ルーチンで過ごす。


さて、チェンライのルアムミット村では本日「象祭り」が行われているはず。

御大や情報局局長が取材に行ってるはずなので

彼らの報告を期待しよう!