日本人目線で見る日本とイタリア、文化の違い~その1 | イタリア専門の旅行会社発、世界遺産に触れる海外旅行

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● 日本人目線で見る日本とイタリア、文化の違い~その1

こんにちは。内山奈美です。

先週、94歳の一人暮らしの男性から「他に何もいらない、ただクリスマスおめでとう、と一緒に祝って欲しい」という電話が警察にかかってきた、というイタリアのニュースをお便りしました。

クリスマス翌日に報じられたその記事はこちら

2人の警官がかけつけ、この男性の願いを叶えたそうです。


(写真はイタリア紙よりお借りしました)

・日本の警察では無さそうな機転の効いた出来事にほっこり

・ステキなお話、優しい気持ちになりました

・このような対応は嬉しいですね


といったコメントをいただきました。ありがとうございました^^



南イタリアに住み、日々、様々なイタリアのニュースに触れる中で「こういう時、日本だったらどうだろう?」と考えることが多いです。

例えば今回のケース。恐らく日本の警察官が同じ状況にあったら、不要不急なのでできません、となるのでは。

もしくは、上司の許可をとってみます、となるかも。でも日本は大組織の決済承認システムが恐ろしく煩雑ですから、難しいでしょう。



日本はルーティンワークは素早く正確で優秀な人が多い。

対してイタリアは、ルーティンワークは呆れるほど効率が悪くてとろい人が多いけれど(口が悪くてスミマセン、でもホント)・・・

突発事項に臨機応変に人間味ある対応をしてくれる人が多い

・・・と私は感じています。



合う合わないがあると思いますし、どちらがいい悪いではなく。この警官のような対応はイタリアらしいな、と思うと同時に、それが私がイタリアが好きで今も住み続けている最大の理由です。



こういう異文化体験は日々、身の回りで起きています。ちょっと長くなったので明日に続きます・・・

※写真はプーリア州ロコロトンドのイルミネーションイベント


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